ホンマ ツアーワールド TW-U ユーティリティ Ⅲ(2019)を試打しました。
振り抜きやすく、ワイドスイートエリアでミスに強い。
アイアンの延長線上にあるので、アイアンから持ち替えてもストレスなくボールにコンタクトしやすい。
本当に打ちやすい。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
TOUR WORLD(ツアーワールド)
/2019年2月発売モデル
TW-U ユーティリティ
【番手(ロフト)】
・U4(22°)
【シャフト】
・VIZARD IB85WF (S)
・Dynamic Gold 95 (S200)
最新のツアーワールドにはウッド型の「TW747UT ユーティリティ」がありますが、”アイアン型ユーティリティ”や”ユーティリティアイアン”というジャンルのモデルが追加になったのです。
番手バリエーションは3種類。(U3/19°、U4/22°、U5/25°)
TW-U の評価
【構えやすさ】
コンパクトフェースが特徴だった前モデルの TW-U FORGED ユーティリティ よりも2回りぐらい大きくなったような印象。安心感を与えてくれる厚めのトップブレードとグースネック。やさしそうに見える顔です。
【飛距離】
1発のぶっ飛びは無いけど、コンタクトしやすいから平均的によく飛んで、オフセンターでもロスが少ない。薄めにヒットしてもやさしくキャリーが出てくれる。
評価が高かった前モデルよりも、さらに安定感がレベルアップしてます。
【弾道】
弾道は高めだがアイアン型ならではの力強さがある。風に強そうな球筋です。
【つかまり】
よくつかまる。ユーティリティアイアンは少し振り遅れただけでもフェースが開いたままヒットするようなミスになりやすいが、そんな警戒をする必要はありません。つかまり過ぎることもなく、ちょうどいいつかまり感。
【打感】
やや硬めの弾き感だが、センターでヒットするとしっとりとした芯を感じる。悪くありません。
【操作性】
操作性はまずまず。フェードもドローも曲がりすぎない範囲で曲げられる。扱いやすいです。
【やさしさ】
振り抜きやすく、ワイドスイートエリアでミスに強い。やさしくて安定感があります。
弾道が力強く、ボヤけた球にならない。
アイアンの延長線上にあるので、アイアンから持ち替えてもストレスなくスイングできる。その結果、ボールにコンタクトしやすい印象を与えてくれる。本当に打ちやすい。
やはり、アイアン型のユーティリティなので中級以上のレベルが必要だが、アイアンが得意なゴルファーに使って欲しい。
シャフトは
標準仕様のシャフトは 3種類のホンマオリジナルカーボンと軽量スチール。
・VIZARD For TW747 50
軽量で振り抜きやすい。よく粘ってコンタクトしやすい。
・VIZARD IB-WF85
・VIZARD IB-WF100
アイアン用の約85gと約100gの2種類の重量カーボンシャフト。これがかなり打ちやすい。スチールから重量カーボンに変えたいならイチオシですよ。
・Dynamic Gold 95
その他、カスタムでいろんなシャフトに対応しています。
おすすめしたいゴルファーは
- 風に強い球が打ちたい。
- UTでピンを狙いたい。
- ある程度フォームが固まっている。
- 比較的アイアンが得意。
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まとめ・総合点
本間ゴルフ TW-U ユーティリティ(2019) は、よく拾って、ミスに強く、アイアン感覚でピンが狙えるUTです。
・打ちやすい
・よく拾う
・プッシュしにくい
・ミスに強い
・安定した飛距離
世界ランク1位のジャスティン・ローズとの契約、そしてTW747を使用して早速PGAツアーで優勝。クラブ造りにもホンマの勢いを感じます。素敵なUTアイアンですよ。
飛距離 8.5
やさしさ 9
弾道の高さ 8.5
つかまり 8.5
構えやすさ 9
操作性 8.5
打感 8.5