FOURTEEN TC-560 フォージド アイアン を試打しました。
振り抜きやすく、払い打ちでもよくつかまって高弾道になります。
コスったりプッシュしないから、右に出るミスが多いゴルファーに使ってほしい。
どんなクラブなのか、その評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
/2018年10月発売モデル
TC-560 FORGED アイアン
【番手(ロフト)】
・7番(29度)
【シャフト】
・N.S.PRO 950GH HT(S)
↓こちらも参考にして下さい。
2019やさしいアイアン・ランキング/全ゴルファーにおすすめ7選
番手バリエーションは7種類。(5番〜9番、PW、PA)
フォーティーンのシャフト長には特徴がある
フォーティーンのアイアンのラインナップを見ると、上級者向けの FH-900フォージド のような「ノーマルロフト&ノーマルレングス」のモデルもあるが、TC-340フォージド のように「ストロングロフト&長尺シャフト」の飛び系モデルまで、様々な鍛造アイアンがある。
特に特徴的なのがシャフト長です。
全番手が長めに設定されるモデルもあるが、この「TC-560フォージド」は、ロングアイアンのみを長めに設定して、番手間の飛距離の差をしっかりと確保しようという意図が伺えます。
このシャフト長のパターンは、TC-544フォージド と同じ。ということはその後継モデルという位置付けでしょうか。
TC 560 フォージド アイアンの評価
【構えやすさ】
セミグースネックのやや面長フェースは、アスリートが違和感なく構えられるスッキリデザイン。フェースが上下に大きく、スイートエリアが広そう見えて安心感があります。
7番のロフト角が29度で、ノーマルロフトと比べると1番手分ぐらい立ってるけど、つかまりそうに見えるやさしい顔です。デザインがかっこいい!
【飛距離】
ロフトもシャフト長も1番手分のアドバンテージがあるが、やはり1番手分の飛距離アップにはなります。ただし、ぶっ飛びアイアンとはちょっと性質が違う。
↑7番アイアンはそこそこだけど、シャフト長から察すると、5番アイアンと6番アイアン、6番アイアンと7番アイアンの差がそれぞれ長いので、その2番手の飛距離は、かなり飛びそう。アマチュアゴルファーのロングアイアンのキャリー不足が解消される設定です。
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【弾道】
よく拾ってくれるから、払い打ちで薄めにヒットしても高弾道になる。ストロングロフトを感じさせない高弾道です。ドロー回転がかかりやすくオフセンターでも方向性がいい。
【つかまり】
インパクトで自然にフェースがターンして、しっかりとつかまえてくれる。払い打ちでつかまります。コスリ球になりにくく、プッシュした感触でもドローで戻ってくれます。
【打感】
フェースがよく弾き、感触が軽くて柔らかく感じる。スイートエリアが広いからオフセンターでも悪くない。マイルドだが分厚い打感じゃないし、芯の太さは少し物足らない。
【操作性】
打感がいいから操作しやすく感じるが、いろいろ試してみると打ち方を変えても高弾道のドローボールに揃ってしまうので、安定感を優先にしたいゴルファーにおすすめです。
【やさしさ】
振り抜きやすく、払い打ちでもよくつかまって高弾道になる。コスったりプッシュしないから、右に出るミスが多いゴルファーには安心感があります。
アイアンの飛距離アップしたいゴルファーが、1番手上の飛距離を手に入れるために打感を妥協したくないなら、これがオススメ。
ちょっとだけ長くて、ちょっとストロングロフト。打感はアスリートモデルと遜色ないレベル。
シャフトは
シャフトは2種類用意されています
・N.S.PRO 950GH HT
・FT-26i (オリジナルカーボン)
950GH HT は、一般的な950GHよりも振りやすくてよくつかまります。
おすすめしたいゴルファーは
- もう少し飛距離が欲しい。
- アベレージ向けの鋳造では物足らない。
- ある程度フォームが固まってる。
- すっきりしたデザインが好き。
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まとめ
フォーティーン TC560 FORGED アイアン は、よくつかまって、高弾道で1番手上の飛び。やさしい鍛造アイアンです。
・振り抜きやすい
・よくつかまる
・よく拾う
・よく飛ぶ
・ミスに強い
・やさしい
やさしくて飛ぶのに、アスリートっぽさがあって、かっこいい。
飛距離 9.5
やさしさ 9
弾道の高さ 9
つかまり 9
構えやすさ 9.5
操作性 8
打感 9