BRIDGESTONE ツアーB X-CBP アイアン(2017) を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
最新の2018年発売モデルの記事はこちら↓
ツアーB「X-CB,X-CBPアイアン2018」試打&評価/大きい違いがある
試打クラブ
7番(32°)
【シャフト】
MODUS3 TOUR 105 (S)
TOUR B の追加モデル
2016年秋に登場した、ブリヂストン ゴルフ の「ツアーB Xシリーズアイアン」は2種類ありました。
・X-CB (ハーフキャビティ)
・X-BLADE (マッスルバック)
2017年に追加モデルとしてリリースされたのがこの「X-CBP(ポケットキャビティ)」
「X-CB」との大きな違いは、ポケットキャビティとフェースの素材(クロムモリブデン鋼)です。それ以外はほぼ同じ仕様となっている。ロフト角、ライ角、グースの度合い等も全く同じ数値。人気も評価も高い「X-CB」を、さらに高弾道を打ちやすくした、やさしいアスリートアイアン。
構えると
構えると、1mmだけ長くなったフェースは、アスリートが構えやすい顔です。ストレートネックで球筋をイメージしやすく、ターゲットに集中できるクセのない顔立ちです。
バックフェースの肉厚ブレードが分厚い打感を予感させる。
打ってみると
打ってみると、打感の柔らかさに驚きです。マッスルバックアイアンのようなソフトな感触。「X-CB」の特徴である分厚さが薄れたが、柔らかさは1ランク上がった感じです。
インパクトでよくつかまって気持ち良い高弾道の球筋になる。確かにポケットの効果が明確です。薄めにヒットしても高弾道になるがダウンブローで鋭角に打ち込んでもスピン量が増えすぎず、飛距離の安定感が素晴らしい。
最大飛距離は「X-CB」と変わらないけど、球筋が揃うので平均飛距離は随分安定します。トラックマンで計測したら、着地点のデータが、前後左右3〜4ヤード以内に収まります。10発以上打っても一球もブレません。
最近アイアンの調子が悪いのに、自信を取り戻せそう、、欲しくなってしまった。。。
打ち込むとフェースが自然にターンしてイメージ通りのローテーションができる。つかまり過ぎて引っかかることがないし、フェードボールも打ちやすい。ただ、私の技量では、低い弾道が打てないです。
と言っても、アゲンストで弾道を変えるなんてカッコイイ事できませんけど、、、
幅広で丸みのあるソールがよく滑ってくれる。鋭角に打っても抜けがいい。
バウンス角は少なめだが、ソールの広さでダフリに寛容な仕上がりになっている。
総重量が軽い
「あれっ、モーダス105にしては、軽いぞ!」と思ったので、カタログ上の重量データを他社製品と同じシャフトで比較してみると、、、
【MODUS3 TOUR 105(S) 装着モデルの5番アイアンの総重量】
モデル名 | 総重量 |
ブリジストン X-CBP | 401g |
ミズノ MP-66 | 407g |
フォーティーン FH 900 | 406g |
オノフ フォージド KURO | 411g |
ピン i200 | 397g |
このように、同じシャフトでも総重量は大きく違います。ブリジストンのクラブは、軽いセッティングが多いから振り抜きやすい印象です。
ミズノやタイトリストは重くてしっかりしたセッティングが多い。ちなみに、タイトリスト 716CB の N.S.PRO 950GH(S) 装着の5番アイアンの重量は 401g です。シャフトが軽量でも、ずっしりです。
アイアン選びは奥が深い、、、、
シャフトは
MODUS3 TOUR 105 (S)が、標準仕様となる。
(レビューはこちら→人気の MODUS3 TOUR105 を打ち比べて解った事)
とても打ちやすいシャフトなので、本当にオススメ。手元側がインパクト時にしなり、先がねじれないからコントロールショットも打ちやすい。
距離のコントロールもしやすい。
ダイナミックゴールドから軽量化したい上級者も安心して打てる。
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まとめ
BRIDGESTONE TOUR B X-CBP アイアン(2017) は、アスリートが高弾道で楽々ピンを狙えるアイアンです。
・柔らかい打感
・ソールの抜けがいい
・キャリーの安定感がある
・振り抜きやすい
・ミスに強い
ある程度腕を上げると、左右のブレよりも、縦の距離のブレが気になる。飛ばないのも困るが飛びすぎも困る。
このアイアンは、安定した高弾道でピンを攻めたいアスリートにお勧めしたい。欲しい。。。
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 4
打感 4.5