ピン G400 アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(30°)
【シャフト】
・MODUS3 TOUR 105 (S)
・ALTA J CB(S)(オリジナルカーボン)
毎回ピンのアイアンのモデルチェンジは前モデルのいいところを継承しつつ見事に改良が施されます。
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このG400アイアンが前作Gアイアンのを越えるのは、かなりハードルが高いけど、どんな仕上がりになっているのかな、、、期待が膨らみます。
構えてみると
バックフェースのデザインは前モデルのイメージを残しつつ新鮮なカラーリングになった。構えるとGっぽさが引き継がれた安心感のあるグースネックだが、ややトップブレードが薄くなったし、フェースの面長な感じが減ったので、シャープな印象です。前モデルよりもターゲットに集中しやすい顔つきで、より構えやすくなった。
打ってみると
打ってみると、よく拾いかなりの高弾道でぶっ飛びます。薄めにヒットしても自然に球が上がるが、まるでウッド型ユーティリティのような上がり方。ストロングロフト(7番で30度)なのに、9番アイアンぐらいの超高弾道でグリーンには真上からズドンと着弾する。
決して20度台の超ストロングロフトモデルじゃないのにぶっ飛ぶ性能は、前モデルと同様にスゴイ。
方向性も打感も抜群に良くて、バックフェースに配された「エストラマーCTP」がインパクト時のヘッドのブレと振動を抑え、安定した直進性を生むと同時に心地よい打感だけを手に伝えてくれる。
これは、「i BLADE アイアン」や「i200 アイアン」と一貫した性能で、もはやピンの代名詞のような出来栄えです。
前モデルの打感が少し物足らなかったが、かなり改善された。さらにこのアイアンは、フェース全体が、、いや、ヘッド全体が大きくたわんで弾き返すのがよく分かる。
表現が難しいが、、金属と思えないような、、、まるで竹のようなしなりを感じる。シャフトとヘッドが一体となって弾いて、柔らかさの中に強靭さがある。
とにかくミスに強く、よく拾って安定感抜群です。ダウンブローに打ち込むよりもコンパクトなバックスイングで払い打った方が安定する。その飛距離がスゴイ!
よくつかまるのに引っ掛かりのミスにはならない。オフセンターでヒットしてもイメージよりもキャリーが出るし、フェースの上下左右で色々打ち比べてみたが、グリーンを外すほどのミスにはならない。ダフリ気味でもハイバウンスの効果でソールがよく滑る。
どんな打ち方をしても高く上がってくれるので低い弾道は打ちづらいが、操作性を求めるなら「iシリーズ」をお勧めします。これは、普段コスリ球が多くて今一つキャリーが出ないゴルファーが使うと、2番手ぐらい飛ぶようになるかもしれない。アイアンのつかまりと飛距離と高弾道を手に入れたいゴルファーに即効性があると思う。
ライバルはズバリ「タイトリスト AP3 アイアン」か、「ヤマハ RMX 218 アイアン」「フォーティーン TP-766 アイアン」「キャロウェイ EPIC PRO アイアン」あたりになりそう。
ライバルアイアンは
(2018年に全ゴルファーがやさしく狙えるお勧めアイアン7選)
に詳しくレビューしました。
シャフトは
3種類のスチールシャフトと1種類のオリジナルカーボンから選ぶことができる。
カーボンは軽くてシャキッとして合わせやすく、よく飛ぶ。軽量スチールからカーボンに移行させやすいしなり感です。ピンは、他のライバルメーカーと違って、シャフトのバリエーションが豊富です。このヘッドにダイナミックゴールドをチョイスするのもアリかもしれない。ミスが多いパワーヒッターにありがたいです。
Dynamic Gold (S200)
MODUS TOUR 105
AWT 2.0 LITE
ALTA J CB(カーボン)
まとめ
PING G400 IRON は、超高弾道でぶっ飛びです。前モデルから全てが進化した。
・超高弾道
・ぶっ飛び
・優れた方向性
・よく拾う
・よくたわむ
・よく滑る
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ピンのアイアンを使うと、ピンから離れられなくなる。このアイアンもそんなファンを増やしそうです。。。
飛距離 9
やさしさ 9.5
弾道の高さ 10
つかまり 9
構えやすさ 8
操作性 7
打感 9