Titleist タイトリスト VG3 アイアン タイプD を試打しました。
どんなアイアンなのか、評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(28°)
【シャフト】
・タイトリスト VGI (S) オリジナルカーボン
・N.S.PRO 950GH (S)
・N.S.PRO ZELOS 8 (S)
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現行モデルの VG3 シリーズ(2016) には、スタンダードモデルの「VG3 アイアン」と、飛びを追求した「VG3 アイアン タイプD」の2種類ある。
前モデルには「タイプE」があったが、その後継モデルになる。
構えてみると
構えると、厚めのトップブレードにグースネックの面長フェースで、いかにもぶっ飛び系アイアンの顔。ガッツリつかまってくれそうな安心感がある。アスリート顔のスタンダードモデルとは、かなり印象が違います。
打ってみると
素振りをすると、軽くて振り抜きやすく、目をつぶって振るとスタンダードモデルと違いが分からない。打ってみると一転、よくつかまり、高弾道でぶっ飛びます。ストロングロフト(7番で28°)だが、充分すぎる球の高さで、まっすぐまっすぐ飛びます。
直進性は深めのポケットキャビティが慣性モーメントを高めているのでしょう。ユーティリティのようにミスに寛容な感じで、フェースに当たりさえすれば高弾道で真っ直ぐにぶっ飛んでくれる。
スタンダードモデルの「VG3 アイアン」より2度のロフト角の差があるだけなのに平均で約10ヤード飛んでます。超肉薄のマレージング・フェースの反発がハンパない飛距離を生み出してるのかな。
自然にフェースがボールをつかまえてくれるから、アイアンが苦手で、しっかりとつかまったショットを打ちたいゴルファーには、かなりの効果が期待できる。
打感は、ボールを瞬時に弾き返す高反発系アイアンの独特の感触です。軟鉄ボディの割にはやや硬めの打感だが、スイートエリアが広く、トゥ寄りやヒール寄りでヒットしても飛距離も打感も変わらない。
タングステンウェイトがソールのトゥとヒールに装着されて、トップ気味でも拾ってくれる。クラブの性質上、操作性を求めることはないかもしれないが、コントロールは苦手なアイアンと言える。その分、方向性がよく、ミスにめっぽう強いアイアンです。
ぶっ飛び系のアイアンは、、
ぶっ飛び系のアイアンは、ストロングロフトでシャフトが長いモデルが多い。確かに飛ぶが、プレースタイルが変わったり、スイングを崩したり、だんだん飛ばなくなったり、残念な結末になることがある。
結局、「番手表示が操作されているだけじゃないか」って思うモデルもある。
このアイアンは、シャフトの長さが、標準です。これぞぶっ飛びアイアンと言える。セミアスリートがスイングのバランスを崩さずに、1番手上の飛距離を手に入れるには、このアイアンがいい。
タイトリストのアイアンはハイバウンス
タイトリストのアイアンは、バウンス角が多めに設定されている。ピンのアイアンほど極端な角度ではないが、コースで使うと、ダフっても地中に潜り込みにくく、ソールが跳ねながら拾ってくれる。
柔らかい芝の上からは、安心して打ち込める。実際に芝の上から打つと、ハイバウンスのアイアンは打ちやすい。
ピンi200アイアン のようなハイバウンスが打ちやすい理由とは
シャフトは
オリジナルカーボンの タイトリスト VGI(S) のほか、2種類の軽量スチールシャフト NS PRO 950 GH(S)、N.S.PRO ZELOS 8 (S) から選ぶことができる。
オリジナルカーボンは、軽くてしっかり感があって打ちやすいシャフトです。方向性がいいカーボンです。
「950GH が重く感じる」「でも、カーボンには抵抗がある」そんなゴルファーには、N.S.PRO ZELOS 8 (S) がオススメです。
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まとめ
タイトリスト VG3 アイアン タイプD は、よくつかまり、ミスに強い、ぶっ飛びアイアンです。
・よく拾う
・よくつかまる
・ミスに強い
・軽くて振り抜きやすい
・標準シャフト長
・驚きのぶっ飛び
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やっぱりアイアンも飛距離が大事です。プレースタイルやスイングを変えずに1番手上の飛距離が手に入る。これなら違和感なくぶっ飛びアイアンに変えられそうです。
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 3
打感 3.5