Callaway ROGUE STAR (ローグ スター) アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(27°)
【シャフト】
・Speeder EVOLUTION for CW 60(R)
・N.S.PRO Zelos 7 (S)
「ローグシリーズ」のアイアンは、日本国内ではこの「ROGUE STAR(ローグスター) アイアン」と「ROGUE(ローグ) アイアン」の2種類。
アメリカではアスリート向けの「ROGUE PRO(ローグプロ) アイアン」を含む3種類が展開されている。
(※追記「ROGUE PRO(ローグプロ) アイアン」が追加で発売になりました。)
番手バリエーションは5番〜PW、AW、GW、SWとなっている。
ロフト角は、かなりストロングの設定だが「EPIC STAR アイアン」ほど極端ではない。
一方シャフト長はエピックスターと同じ長さで、一般的なアイアンより1番手分長い設定。
構えてみると
構えると、グースネックの大きめヘッドが、ガッツリつかまえてくれそうな安心感がある。これだけトップブレードが分厚いと、ボールに当たり負けしないような視覚効果があり、手打ちにならないかも。
7番で27度という超ストロングロフトの割には、立ってるように見えないし、球が上がりそうに見える。
試打の評価は
2〜3回連続で素振りをすると、ヘッドが軽くて振り抜きやすいし、よくヘッドが走ります。「EPIC STAR アイアン」よりもさらに軽くなった印象。
打ってみると、よく拾ってぶっ飛びます。打ち込まなくても払い打つだけで高弾道になる。私には重量とバランスが軽いのでタイミングがずれやすいが、ミスヒットしても1番手以上も飛んでくれる。トップ気味でも球が上がってビッグキャリーになるし、ダフリ気味でも飛距離のロスがない。
フェースの動きに安定感があり、インパクトゾーンでゆるやかにターンしながらガッツリとボールを”わしづかみ”して、フォロースルーで高く放出してくれる。その動きが安定しているので左右に飛び出すミスにはならない。
飛び系アイアンはフェースがターンしないモデルが多いが、これはフェースが開いたままのプッシュの心配はいらない。つかまえたければつかまるし、フェードも打ちやすい。
キャロウェイの360°フェースカップのアイアンは、とにかくよく飛ぶが、この「ローグ スター アイアン」もフェースがよく弾いてくれる。でも打感がかなり改良された印象です。
新開発された「ウレタン・マイクロスフィア・テクノロジー」がバックフェース部に配置され、打感がマイルドになった。極薄のフェースが瞬時に弾いているのに、手に伝わる感触は”食いつき感”が味わえて、とても心地よい。
「エピックスター アイアン」と比べると、さらに低重心でガッツリ拾い上げてフェースがターンしてくれるから、パワーが少なめのゴルファーでも使えるようになった。打感は見違えるほど改良された。飛距離性能はやや劣るが、それでもぶっ飛びます。やさしさと打感がステップアップされている。
こちらのランキングも参考にして下さい→これは飛ぶ!2018年に飛距離を求めるならこのアイアン7選
シャフトは
シャフトはオリジナルカーボンの「FUBUKI for CW 50(R)」「Speeder EVOLUTION for CW 60(R)」と超軽量スチールの「N.S.PRO Zelos 7 (S)」が用意されている。
40g台、50g台のカーボンと70g台のスチールの3択になる。どれも先がよく走ってよく拾ってくれる。
カーボンもスチールも価格は同じです。
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まとめ
キャロウェイ ROGUE STAR (ローグ スター) アイアンは、よく拾い、よくつかまり、高弾道でぶっ飛ぶ。飛び系なのに打感がいい。
・ぶっ飛ぶ
・振り抜きやすい
・よく拾う
・よくつかまる
・曲がらない
・トップしてもダフっても飛ぶ
・高弾道
飛んで曲がらない。ミスしても飛ぶ。方向が安定する。そして、打感がいい。
非力なゴルファーがパワーヒッターよりも短い番手でナイスオンできそう。。
飛距離 10
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 9
構えやすさ 8
操作性 7
打感 8