ミズノ プロ (Mizuno Pro) 120 アイアンを試打しました。
レベルブローに振ってもよく拾ってくれますが重たいシャフトでガツンとぶつけてやると、よくつかまって最高の打感になります。
打ち込んだときの抜けがいいから、フェース面がブレにくいし距離が合わせやすい。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
Mizuno Pro
ミズノプロ 120 アイアン/2019年9月発売モデル
【番手 (ロフト)】
・7番 (34°)
【シャフト】
・Dynamic Gold (S200)
・Modus3 Tour120 (S)
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【試打&評価】ミズノプロ 241 アイアン/極上の打感、少しやさしいマッスル
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のおすすめポイント
- かっこいいデザイン
- 操作性がいい
- 素晴らしい打感
気になった点もあります
- 大きな進化は見当たらない
ミズノプロ 120アイアン の評価
【構えやすさ】9.0
伝統を引き継いだシャープな顔。ストレートネックの小顔で操作性が良さそうな美しい顔です。
直線的だった前モデルから少しマイルドなデザインになった。見惚れるほどカッコイイです。
【飛距離】7.0
7番で34度のノーマルロフトの飛距離。狙い通りの距離が打ちやすい。やっぱり飛ばすクラブじゃないですね。
【弾道の高さ】9.0
ロフトが寝てるから弾道は高い。ソール幅が薄いのによく拾ってくれます。意外に上がりやすいアイアンですよ。
【つかまり】9.5
フェースが自然にターンして、よくつかまります。
【操作性】10.0
操作しやすい。いつでもつかまえられるし、いつでも高い球も低い球も打てる。ラインが出しやすくてビトウィーンの距離が打ちやすい。打ち込んだときの抜けの良さが向上している。
【打感】10.0
柔らかくてズシリとくる分厚さもある。インパクト時にボールが長い時間接触してるように感じます。フェースのどこでヒットしてどんな回転が掛かったのか、あらゆる情報が手に伝わってくる。最高に気持ちいい打感です。
【やさしさ】7.5
外観は難しそうなマッスルだけど、レベルブローに振ってもよく拾ってくれます。でもこのアイアンの魅力を引き出すにな打ち込んだ方がベターです。
重たいシャフトでガツンとぶつけてやると、よくつかまって最高の打感になります。いつもよりも5〜10gぐらい重たいシャフトの方がダウンブローに入りやすい感じがする。
打ち込んだときの抜けがいいから、フェース面がブレないし操作しやすくて距離が合わせやすい。そこには球を操る喜びがあります。でも、マッスルバックアイアンなので、ミスに寛容なクラブじゃない。フォームの安定感が必要です。
縦の距離が合わせやすいから、上級者にはやさしくピンが狙えるアイアンです。
【総合評価 8.5】
構えやすさ 9.0
飛距離 7.0
弾道の高さ 9.0
つかまり 9.5
操作性 10.0
打感 10.0
やさしさ 7.5
シャフトは
カスタムオーダー専用モデル。様々なシャフトが用意されています。
オススメしたいゴルファーは
- 打感にこだわる
- 操作性を重視する
- 上級者
- かっこいいアイアンが欲しい
商品情報
番手(ロフト) | 3(21°) 4(24°) 5(27°) 6(30°) 7(34°) 8(38°) 9(42°) P(46°) |
ライ角 | 5(60.5°) 7(61.5°) |
素材 | マイルドスチール(S25CM) |
製法 | 精密鍛造/1025E |
仕上げ | ニッケルクロム銅下メッキ・ミラー&サテン仕上げ |
シャフト | カスタムオーダー |
長さ | 5I/37.75″、7I/36.75″ |
価格 | モーダス3、950GH NEO等 ¥22,000(税込)/本 ダイナミックゴールド ¥20,900(税込)/本 |
まとめ
ミズノプロ 120 アイアンは、打感と操作性が極上の軟鉄鍛造マッスルバックアイアンです。
縦の距離が合わせやすいから上級者がやさしくピンが狙えます。
外観は難しそうなマッスルだけど、レベルブローに振ってもよく拾ってくれます。
打ち込んだときの抜けがいいから、フェース面がブレないし操作しやすくて距離が合わせやすい。
このアイアンには球を操る喜びがあります。