PING GLIDE(ピン グライド) 3.0 ウエッジ を試打しました。
振り抜きやすくてミスに強いです。
豊富なバリエーションがあるから距離のギャップやウィークポイントをしっかりとカバーしてくれますよ。
正常進化のニューモデル。
寄せ(アプローチ)に自信が持てるウェッジです。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
最新モデルの評価はこちら
【試打&評価】PING GLIDE4.0 ウェッジ/ブレないヘッドでピタッと寄る
ピン GLIDE 3.0 ウェッジ | ||||
|
試打クラブ
(ピン グライド 3.0 ウェッジ)
/2019年9月発売モデル
【ロフト (バンス)】
・56° (12 SS)
・56° (10 EYE2)
・56° (14 WS)
【シャフト】
・Modus3 Tour 105 (S)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のおすすめポイント
- スピン性能
- ミスに強い
- 豊富なバリエーション
気になった点もあります
- 大きな進化を感じない
【GOLF5】ピンのウェッジが安い! 今すぐ価格をチェック!
ピン GLIDE 3.0 ウェッジの評価
【構えやすさ】9.0
SSを構えると、シャープな小ぶりのカッコいい顔。バックフェースはやさしそうな造形。このアンバランスな組み合わせから生まれるパフォーマンスがプロからアマチュアまでを満足させています。
SSとWSは本当に構えやすい。EYE2は評価が分かれる顔です。
新たに溝が1本追加になった。リーディングエッジのほんのわずか上(フェースの最下部)に短い溝が彫られている。これは前モデルに後から追加されたステルスウェッジ(ブラックモデル)のみに採用されている。
【スピン】9.5
スピン量は安定しています。薄めにヒットしても最下部の溝の効果なのか、キュキュッとブレーキが掛かる。バンカーからもよく止まります。
【操作性】9.0
ソール形状によって操作性の優劣があります。SSとTSは操作しやすい。
【打感】8.5
音も打感もマイルド。不快な振動が少ない。その反面、細かな情報量が少なく感じた。
【バリエーション】9.5
4種のソールグラインドと7種のロフトの組み合わせで、合計17もの豊富なバリエーションが用意されています。
【SS】(スタンダード ソール)
どんなライからでも対応可能なスタンダードソール。
ロフトバリエーションは7種。
【EYE2】(アイ2 ソール)
バンカーから優れた性能を発揮する独自のソール形状。
ロフトバリエーションは4種。
【WS】(ワイド ソール)
ダフリに寛容なワイドソール。
ロフトバリエーションは4種。
【TS】(シン ソール)
ソール幅が狭くフェースを開いた際にロブショットが打ちやすい。
ロフトバリエーションは2種。
【やさしさ】9.0
コンパクトなフェースなのにオフセンターでもミスになりにくい。トップ気味でもよくスピンが掛かる。サラッと払うだけで距離が合わせらます。
4種のソール形状から上手くチョイスすればミスが軽減されるでしょう。ソールを選べばあとはシンプルな打ち方をするだけでで寄ってくれます。ソールのおかげでアプローチに自信が持てます。
SSを選んでおけば無難だが、ダフリが多いならWSかEYE2を選択すればいい。
バンカーは断然WSが打ちやすい。SSと打ち比べると、砂に厚く入った時の差は歴然です。EYE2はさらにダフリに寛容だが、フェアウェイから構えにくいゴルファーが多いのでは。バンカー専用ならアリかも。
グリップが素晴らしい
ピンのアイアンを使うとグリップの軽さや振りやすいバランス感に気づきます。私も約半年間 i210アイアン を使用しましたがその間は前モデルの「GLIDE2.0ステルスウェッジ」を使用しました。アイアンとの振り心地の一貫性があるのでピンアイアンを使用するならウェッジも揃えなきゃ損って感じました。もちろん、ウェッジのみをピンにするのもお勧めです。
また、グリップに目印が付いているので、短く持つときには便利ですよ。これに慣れるとグリップだけでも欲しくなっちゃいます。
【総合評価 9.1】
構えやすさ 9.0
スピン 9.5
操作性 9.0
打感 8.5
バリエーション 9.5
やさしさ 9.0
ピン GLIDE 3.0 ウェッジの口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「WSはよく弾く」
WSは重たい砂でもよく弾きます。これならザックリが怖くない。
GONさん(58) スコア 80〜89、41〜44m/s、フェード系
「注文するならこの2本」
52°はSS、58°はWS、注文するならこの2本です。EYE2は大昔から使い続けてないと構えづらいですね。
KUNIさん(53) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「構えやすい、抜けもいい」
SSとWSは構えやすいですね。SSのソールの感触がちょうどいい感じ。操作性もいいし、抜けもいい。
RYOJIさん(51) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは
下記の4種類が代表的なスチールシャフトです。
・Z-Z115(ウェッジ専用 オリジナル スチールシャフト)
・DG EX TOUR ISSUE (S200)(X100)
・Modus3 Tour 105 (R)(S)(X)
・N.S.PRO 950GH neo (R)(S)
その他カスタムにて多品種に対応しています。
オススメしたいゴルファーは
- シンプルに寄せたい
- 安定感を求める
- 豊富なバリエーションからチョイスしたい
商品情報
ロフト/ソール/バンス | 46/SS/12 50/SS/12 52/SS/12 54/SS/12 54/EYE2/10 54/WS/14 56/SS/12 56/EYE2/10 56/WS/14 58/SS/10 58/EYE2/8 58/WS/14 58/TS/6 60/SS/10 60/EYE2/8 60/WS/14 60/TS/6 |
ライ角(適用ロフト) | 64.1°(46°,50°,52°) 64.4°(54°,56°) 64.6°(58°,60°) |
ヘッド素材 | 431ステンレススチール |
ヘッド製法 | 鋳造 |
仕上げ | ・パールクローム仕上げ |
グリップ | 360 DYLAWEDGE LITE (BLなし) |
シャフト | ・Z-Z115(ウェッジ専用 オリジナル スチールシャフト) ・DG EX TOUR ISSUE (S200)(X100) ・Modus3 Tour 105 (R)(S)(X) ・N.S.PRO 950GH neo (R)(S) その他カスタムにて多品種に対応。 |
長さ(適用ロフト) | 35.5″ (46°,50°,52°) 35.25″(54°,56°) 35.0″ (58°,60°) |
価格 | ・スチールシャフト ¥24,200(税込) ※DG EX TOUR ISSUEは ¥26,400(税込) ・カーボンシャフト¥27,500(税込) |
ピン GLIDE 3.0 ウェッジ | ||||
|
まとめ
PING GLIDE(ピン グライド) 3.0 ウエッジは、振り抜きやすくてミスに強く、豊富なバリエーションがあります。距離のギャップやウィークポイントをしっかりとカバーしてくれますよ。それほど大きな進化はありませんが、後退した部分は一切ない。正常進化のニューモデルです。
寄せ(アプローチ)に自信が持てるウェッジです。