PRGR プロギア RS ウエッジ 2018年モデル を試打しました。
抜けの良さが印象的でした。魅力的なウエッジです。
フルショットも、ハーフショットもよく拾ってくれる。
フェースのセンターから少し低めにヒットしても、弾道が変わらずミスになりにくい。少々打点がブレても、ピンを刺してくれます。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブのスペック
・50°/ 6°
・56°/10°
【シャフト】
・ダイナミックゴールド 105 (S200)
ロフトバリエーションは、48°、50°、52°、56°、58° の5種類ある。
外観色はシルバーの1色のみ。
構えてみると
構えてみると、ストレートネックのミッドサイズ。出っ歯じゃないすっきりしたデザインで、まっすぐに構えやすい。
↑56°を構えると、開きやすい顔なので、アスリートにも好まれそう。
フェース面がなぜか寸法以上に大きく見え、構えた時に安心感があります。素晴らしい顔です。
↑50°を構えると、100ヤード以上先のピンにピタッと付けられそうなイメージが湧いてくるし、ピッチエンドランでチップインを狙いたくなるようなスクエア感がある。
構えやすさは最高の評価を付けたい。
ソールの形状に特徴がある
ソールを見ると、最近主流のワイド・ソールだが、それが「Wデザイン設計」になっている。
ソールの中心部分はワイドで、トゥ側とヒール側は狭くなっている。やさしく拾えて、開きやすくて抜けがいいのが特徴です。
試打の評価は
プロギア RSウェッジ(2018)を打ってみると、
【スピン量】
フルショットも、グリーン周りのアプローチも、抜けが良くてよくスピンがかかる。スピン量は多め。
【打感】
ボールを包み込むような軟鉄鍛造ならではの柔らかい打感が手に伝わってきます。素晴らしい打感。
【操作性】
70ヤード、50ヤード と、イメージ通りに距離がぴったり合ってくれます。ソールの抜けがいいので、ロブショットも打ちやすい。バンカーからも、砂の抵抗が手に伝わってくるので、距離感がつかみやすい。
【やさしさ】
フルショットも、ハーフショットもよく拾って、よくつかまってくれる。
フェースのセンターから少し低めにヒットしても、弾道が変わらずミスになりにくい。少々打点がブレても、ピンを刺してくれます。
インパクトでソールがよく抜けてくれるので、ヘッドが減速せずに走ってくれる。
【バンカーショット】
ソールの中心部分のワイドソールが砂に潜らないように抵抗してくれるし、ヒール側の狭いソールがサクッと抜けてくれる。
見事に設計通りの効果が体感できます。
抜けがいいので、遠いバンカーでも距離が出しやすい。
バンカーが苦手なゴルファーに試してほしいです。
ウエッジはタイトリストやフォーティーンから選ぶだけじゃなく、プロギアも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
シャフトは
シャフトは1種類のオリジナルカーボンと3種類のスチールシャフトが標準で用意されています。
・Diamana for PRGR(FOR WEDGE)
・スペックスチールⅢ Ver,2(FOR WEDGE)
・ダイナミックゴールド 120(S200)
・ダイナミックゴールド 105(S200)
シャフトのバリエーションが豊富で、幅広いゴルファーに対応していますね。3種類のスチールシャフトを用意している体制から、プロギアのウェッジに対する本気度を感じます。
まとめ・総合点
PRGR プロギア RS ウエッジ (2018年モデル) は、打感が良くて、抜けが良くて、ミスに強い。やさしく寄せられる本格的なウェッジです。
・構えやすい
・「Wデザイン設計」のソールが効果的
・抜けがいい
・柔らかい打感
・距離が合いやすい
・バンカーがやさしい
最初の2〜3球で抜けの良さが体感できますよ。
やさしさ 9
構えやすさ 9
スピン量 9
操作性 9
打感 9
プライス 9