本間ゴルフ TW-MB ROSE PROTO(ローズ プロト)アイアン を試打しました。ジャスティン・ローズのリクエストで作られたマッスルバックアイアンは、どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。
試打クラブ
TW-MB ROSE PROTO(ローズ プロト)アイアン
/2019年3月発売モデル
【番手(ロフト)】
・7番(34°)
【シャフト】
・Dynamic Gold (S200)
・MODUS3 For T//WORLD (S)
番手バリエーションは8種類(3番〜10番)
この「TW-MB」は、世代的にはTW747シリーズとなる。一世代前のTW737シリーズに「TW-BM」 という谷原プロ監修のマッスルバックがあるが、”BM”と”MB”、、間違えそうなネーミングですね。
ジャスティン・ローズのこだわり
2019年1月1日からジャスティン・ローズと電撃的に用具使用契約を結んだ本間ゴルフが、ニーズに応えるアイアンを迅速に作り上げたモデル。顔、スピンコントロール、抜け、操作性などのこだわりに対応したアイアンである。
TW-MB ROSE PROTOアイアンの評価
【構えやすさ】
薄いトップライン、ストレートネック、コンパクトフェースのマッスルっぽい顔。直線的なトップラインはトゥ側からヒール側に強い傾斜があり、つかまりやすい印象がある。
繊細なショットがイメージでる。ショットメーカーのアスリートには構えやすい顔です。
【飛距離】
ノーマルロフトの軟鉄鍛造マッスルバックなので、飛距離もノーマル。飛びすぎのミスは出ない。ドロー回転を掛けるとよく飛ぶし、カットに打つと距離を抑えられる。
ミスに寛容なアイアンではない。オフセンターでそれなりに失速します。
【弾道】
普通に打つと中高弾道でスピン量は多め。高い弾道も低い弾道も打ちやすい。
【つかまり】
フェースがよくターンして、捕まえたいだけ捕まえられる感じ。プッシュやコスリは1発も出なかった。
【打感】
柔らかくて、ずしりと重たくて分厚い打感です。打ち込んだときの切れ味が抜群にいい。とろけるような柔らかさではないが、芯が太くていい感触です。
【操作性】
フェースがよくターンするのでドローもフェードもどちらも打ちやすい。打ち込んだときに深く潜りすぎなくて抜けがいいから、安定したスピン量で距離感もつかみやすい。つかまりやすく、どちらかと言うとドローの方が打ちやすかった。
【やさしさ】
極端に難しいクラブではないが、オフセンターでの寛容度は期待しないほうがいい。いわゆる「ミスに強い」といった「やさしさ」ではないが、思い通りに操作が出来てビトウィーンの距離が合わせやすいから、上級者レベルには「ピンが狙いやすい」という「やさしさ」がある。
よく捕まるのでドローヒッターの私が普通に打つと、ほとんどナチュラルなドローボールになる。このターンの気持ちよさを好意的に思うゴルファーが多いのではないだろうか。
やさしく曲げられる。やさしくつかまる。抜けがいい。飛びすぎない。距離が合わせやすい。なるほど、J・ローズのこだわりが詰め込まれたアイアンです。ルックスもかっこいい。
シャフトは
3種類のスチールシャフトが標準で用意されている。
・AMT TOUR WHITE (S200)
・Dynamic Gold (S200)
・MODUS3 For T//WORLD (S),(R)
「MODUS3 For T//WORLD」はモーダス初のメーカーコラボシャフト。105よりもやや軽くて粘りがある。よくつかまって、持ち上げてくれます。なかなか打ちやすい。TW747Vx アイアン に初めて採用された。
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おすすめしたいゴルファーは
- 打感にこだわりたい
- アスリート
- 操作性を重視する
- かっこいいアイアンが欲しい
まとめ・総合点
本間ゴルフ TW-MB ROSE PROTO アイアン は、やさしくつかまって距離が合わせやすい J・ローズ のこだわりが詰め込まれたアイアンです。
・分厚い打感
・操作性がいい
・抜けがいい
・よくつかまる
・かっこいい!
この切れ味の良さは上級者を満足させますよ。
飛距離 7.5
やさしさ 7.5
弾道の高さ 8
つかまり 9.5
構えやすさ 9.5
操作性 10
打感 10