クリーブランド RTX 4 ウェッジ を試打しました。
フルショットを打つのがとってもやさしい。自分の距離を信じて振り抜くことができます。
少し開いたり、スクエアに構えたり、その時の状況に応じて簡単に操作もできる。
どんなクラブなのか、評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
RTX 4(ローテックス フォー)ウエッジ
/2018年9月発売モデル
【ロフト/バウンス/ソール形状】
・52°/10°/Mid
・56°/10°/Mid
・58°/9°/Mid
【シャフト】
・Dynamic Gold (S200)
バリエーション
①ロフトバリエーションは7種類
48°、50°、52°、54°、56°、58°、60°
②ソールのバリエーション
56° は3種類 [ Low、Mid、Full ]58° は4種類 [ XLow、Low、Mid、Full ]
その他のロフト角は Mid のみの1種類。
③カラーは2色
・ツアーサテン
・ブラックサテン
RTX4 ウエッジ の評価
【構えやすさ】
ティアドロップのフェース形状が操作の想像力を沸かせてくれるアスリート好みの顔です。丸みを帯びた出っ歯のリーディングエッジがボールと芝の隙間に上手く入ってくれそうに見える。とっても開きやすい顔です。
【スピン量】
スピン量は多い。フェースの溝と表面のミーリングが、ボールに食い付いてくれる感じ。フェースを開いて打ち込むと低い弾道で強烈なスピンがかかってくれる。ギュギュッとスピンで止める距離感が出しやすい。
【打感】
フェースの上に一呼吸余分に乗ってるような接地感がある。オフセンターでも不快な振動が除去されて柔らかい感触のみが手に伝わって、とてもいい打感です。
【操作性】
抜けがいいから、イメージ通りの球が打ちやすい。スクエアに構えて打ち込むと、ボールの先のターフがキレイに取れる感じが気持ちいいい。パーンと弾く感じがなくて、フェースの上に長く乗ってくれるから、距離感が合わせやすい。
フェースを開いて振り抜くと、ゆっくりと飛んで、しっかりとスピンがかかってくれる。
【バンカーショット】
バウンスがよく跳ねながら同時にすーっ抜ける感じで、強烈なスピンがかかってくれます。柔らかい砂でも距離を出しやすいし、重たい砂でもよく抜けてくれます。
【やさしさ】
52°をスクエアに構えてフルショットを打つのがとってもやさしかった。方向性が極めて高いし、自分の距離を信じて振り抜くことができます。56°や58°でアプローチを打つと、少し開いたり、スクエアに構えたり、その時の状況に応じて簡単に操作ができる。これはワンランク上のアプローチにチャレンジできますよ。
また、ソフトな打感のおかげで距離感がつかみやすい。パンチが入るようなミスになりにくい印象です。右手でグイッと押しこんでやると、微妙な距離感が簡単に調節できた。
抜けがいいからフェースを開いても閉じても打ちやすいウェッジです。
シャフトは
シャフトは3種類のスチールがあります。
・Dynamic Gold (X100,S200)
・Modus3 Tour120 (X,S)
・N.S. PRO 950GH (S,R)
おすすめしたいゴルファーは
- 開きやすい顔が好き
- ソフトな打感を好む
- 距離感を安定させたい
- ウェッジを安価なもので選びたい
まとめ
クリーブランド RTX-4 ウエッジは、スクエアに構えても、開いても、イメージ通りの距離感で、寄せられます。
・距離感が出しやすい
・抜けがいい
・軟らかい打感
・開きやすい
・スピン量が多い
・コスパが高い
私は 前モデルのRTX3 を長く愛用したからよく分かる。大きく進化してますよ。しかもコスパが最高!
やさしさ 9
構えやすさ 9
スピン量 9
操作性 9.5
打感 9.5
プライス 10