MIZUNO GX フェアウエーウッド を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
5W(18°)
【シャフト】
MFUSION F カーボンシャフト (S)
「ミズノ GX フェアウェイウッド」の番手バリエーションは、3番(15°)、5番(18°)、7番(21°) の3種類
「GX フェアウェイウッド」の特徴は
「ミズノ GX フェアウェイウッド」は、優しく高弾道を打つための特徴が2つあります。
デュアルウエイト設計
ドライバーと同様、低重心化とワイドスイートエリアを追求したデュアルウエイト設計。ソール部バック側に20g、フェース側には30gのウエイト配分することにより、ボールのつかまりやすさを向上させ安定した弾道を生み出しつつ、余分な吹き上がりを抑え力強い弾道を生み出します。
ウエーブテクノロジーソール
ソールのフェース寄りに波型形状デザインの溝「ウエーブテクノロジーソール」を採用。フェースセンターよりも下目の打点でも初速アップして力強い高弾道で飛距離を伸ばします。
構えてみると
構えてみると、シャローフェース、シャローバックの丸型ヘッドは、真っ黒に塗られたすっきりとした造形で、フェース面はバルジもあり、アスリートモデルのようなシャープな顔立ち。弾道がイメージしやすくターゲットにフォーカスしやすくて構えやすい。
側面から見るとシャローフェースにシャローバックでどっしりとしている。
やさしさとアスリート感が融合した見事なデザインです。
試打の評価は
素振りをするとかなり軽く感じるが、グニャグニャする感じはしない。ヘッドが走り過ぎるぐらい振り抜きやすい。素振り用の練習器具でも振ってるかのような感覚です。
打ってみると、楽に球が上がる、、かなりの高弾道で左右に曲がらず綺麗な放物線を描いて狙い通りの地点に着弾します。。
あまりの振りやすさに、ついつい大振りになってしまうので、意識的にコンパクトスイングを心がけると、ほとんどナイスショットです。
この5Wは、まるで7番アイアンを打つかのようにイージーに振り抜くと7番ウッドのような高さで飛んでいきます。
これは楽だ、、、
特に、フェースの下部でヒットした時の球の上がりやすさはかなり評価が高い。
トップ気味でも、他のモデルのナイスショットと変わらない感じ。
インパクトでは、自然にフェースがボールを捕まえて高い打ち出し角で飛んでくれる。ライ角がややアップライトなので故意につかまえなくてもコスリにくいが、ヘッドのターンは控えめで、タイミングが合わなくても引っ掛けたり、プッシュしたりの不安定な動きにはならない。
軽くてシッカリしたシャフトのおかげで、ダフリとトップのどちらも出るような気持ち悪さもなく、かなりボールにコンタクトしやすい。ヘッドの重量は重くてシャフトとグリップが軽い。
これはこのヘッドとグリップとの全体でうまく重量バランスが形成されています。クラブ全体の総合力でこの打ちやすさを形成しているのです。
オフセンターでも飛距離のロスが少ないし、とにかく球が上がってくれる。曲がらないから左右のブレが少ない。ロングホールの第2打地点で、少々ライが悪くても安心してFWを持つことができれば、3打目が楽になります。これは芝が薄いライでも、ラフからでも打ちやすい。心強い味方になってくれます。
打感は柔らかくて、センターでヒットするとフェースとボールの接地時間が長く感じる。オフセンターではやや硬く感じるが弾道がそれほど変わらない。
ヘッドスピードが44m/s以下の、ある程度フォームが固まっているゴルファーで、楽なクラブに変えたいなら、これオススメです。外観もカッコイイ。
シャフトは
シャフトは、オリジナルの「MFUSION F カーボンシャフト」(S/52g、SR/47g、R/42g)のみ。GXシリーズはヘッドとシャフトの全体の総合力で飛ばすので、やはりこのフェアウェイウッドもカスタム対応はしていない。
「S」でドライバーのヘッドスピードが 41〜44m/s ぐらい。
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まとめ
MIZUNO ミズノ GX フェアウェイウッドは、軽くてしっかりしたシャフトと低重心のやさしいヘッドの絶妙なバランスで安定したたキャリーを実現させてくれる。
・高弾道
・キャリーが出る
・軽くて振りやすい
・トップ気味でもOK
・ミスに強い
・打感がいい
春先の薄い芝でも安心して池越えが狙える。
本当に振りやすいFWです。
構えやすさ 5
デザイン 5
打ちやすさ 5
操作性 4.5
打感 4.5