Callaway Steelhead XR アイアン を試打しました。懐かしさだけじゃアイアンを買い替えようとは思わないけど、、、、名器復活なのか??
試打クラブ
【番手】 5I、7I
【シャフト】 N.S.PRO 950 GH(S)
とっても懐かしい名器が帰ってきました。一世を風靡した16年前のスティールヘッド X-14 アイアンの記憶を思い出しながら、試打の評価と感想をレビューします。
一目でそれと分かるバックフェースのデザイン。サイコーです!
7番アイアン
顔つきも変わってない。若い頃が思い出されます。懐かしくて試打せずには、いられなくなりました。
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打ってみると
構えてみると、当時のX-14ほどのグースではありません。まっすぐに構えやすいです。とってもいい顔です。
N.S.PRO 950 GH(S)で打ってみると、めっちゃ拾い上げてくれます。フェースの感触もステンレスと思えないくらいの柔らかさ。ロフト角が5Iで23°、7Iで30°と、ストロングロフトですが、飛距離は、それ以上に飛んでます。これはぶっ飛びです。
まっすぐに、遠くまで飛んでくれる。スピン量もまずまず。大きなミスが出にくい構造なのかな、、ミスが出ません。スルーボアの効果なのかな、ハーフトップでも球が上がるし、距離もそこそこ出る。
ボール1つ分右に(内側に)置いて打ってみると、低くて強い球が打てる。振り遅れぎみに振った時でもプッシュスライスせず、ほぼ真っ直ぐに。通常の位置にボールを置くと、高弾道で真っ直ぐな球筋。さらに左にボールを置くと、ボールだけをクリーンに拾い上げてくれる。かなり高い弾道が打てます。
ヘッドスピードが早い人でも、遅い人でも、人を選ばずベストの飛距離と方向性を引き出してくれるアイアンです。昔の感動がよみがえってきました。
スティールヘッド アイアンって?
そもそも何が懐かしいのかな??キャロウェイのスティールヘッド アイアンは、 X-12、X-14、X-16、X-18、X-20、X-22 と長い長い歴史を刻みました。そのシリーズの中でやはりSteelhead X-14 アイアン が一番印象的です。ツアーでも輝かしい実績を残した名器です。この新しい Steelhead XR アイアン は X-14 アイアン によく似ているので、発売前から大きな話題になりました。
スティールヘッド X-14 アイアン 2000年1月発売
スティールヘッド X-14 プロシリーズ アイアン 2001年8月発売
スティールヘッドXR アイアン 2016年9月発売
バックフェースのデザイン、フェースのグース具合など比べると、スティールヘッド X-14 プロシリーズ アイアンに一番似ています。
特徴はスルーボア
キャロウェイ伝統の S2H2デザイン(スルーボア構造)が復活しました。重心が低いので、トップしてもボールが上がりやすい安心感があります。
「X-14を使っていた」っていうゴルファーはたくさんいると思います。私も、しばしば「スチールヘッドを復活させてほしいなぁ」って思いました。それって、「スルーボア構造を復活させて欲しいなぁ」だったのです。
キャロウェイ ゴルフ は、なんでこのS2H2デザイン(スルーボア構造)をやめちゃったのでしょうか?
次世代360フェースカップ
フェースとボディを繋げる溶接技術も改良されました。高い反発性能のエリアが広がった次世代360フェースカップを搭載。スルーボアと相乗効果で、やさしさと飛距離と高弾道が手に入ります。
さらに、重心をロングアイアンでは低く、ショートアイアンでは高く設計されているため、ロングアイアンはボールが上がりやすくショートアイアンはスピンコントロールがしやすいのが特徴です。
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まとめ
この新しい Steelhead XR アイアン は X-14 アイアン のDNAを引き継いだモデルです。
- S2H2デザイン(スルーボア構造)で、トップしてもボールが上がりやすい。
- X-14 プロシリーズ アイアンに似て、真っ直ぐに構えやすい、とってもいい顔。
- ストロングロフトでも高弾道で、ぶっ飛び。
- 安定した方向性で、誰にでもやさしく打てる。
スチールヘッド XR アイアン は、懐かしい名器が現代の技術を装って復刻したモデルと言えるでしょう。アスリート系のアイアンから、飛び系に変えようかなぁって思うなら、迷わずコレをチョイスします。
変えようかなぁ、、、、、
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5
打感 3.5