YAMAHA RMX(リミックス) 118 アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(31°)
【シャフト】
・MODUS3 TOUR 120 (S)
・NS PRO RMX95 (S)
2018年モデルのRMX(リミックス)シリーズのアイアンには、
・マッスルキャビティの「RMX 018 TOURMODEL アイアン」
・キャビティの「RMX 118 アイアン」
・ポケットキャビティの「RMX 218 アイアン」
の3種類ある。
前者2モデルは軟鉄鍛造となる。
ライ角が標準的な設定に
角番手間のライ角が0.5°刻みの設定になった。これは当たり前のように思うかもしれないが、これまでヤマハは少々変わった設定をしてきた。
前モデルの「RMX 116 アイアン」は、0.25°刻みの設定で、過去のモデルも、それとは違う特徴的なライ角設定をしてきたが、今回は標準的な設定で登場した。
ロフト角は前モデルと全番手同じで、アスリートモデルとしては、ストロングなロフト設定になっている。
構えてみると
構えてみると、やや大きめのフェースに、やや厚めのトップブレードに、ほぼストレートネックのクセのないオーソドックスな顔立ちは、前モデルとの違いが分からない程よく似ている。
アスリートっぽさの中に、やさしさがあり、変わらない顔にホッとした。この顔は本当に構えやすい。バックフェースのデザインも、キャビティの外枠の造形がそっくり。ボトムラインのトゥ寄りが分厚い。ヤマハのマークの位置がトゥ寄りにズレたことが一番の見分け方になるかも。
キャビティの内側の底を見ると、ヒール側が彫られているが、前モデルよりも半分ぐらいに短くなった。どんな効果があるのかな。
試打の評価は
打ってみると、よく拾ってくれて打ちやすい。高い弾道でよく飛んでよく止まります。
セミストロングロフトの設定(7番で31°)のアドバンテージを十分に活かした飛距離性能はアスリートモデルの中でトップクラス。オフセンターでも、飛距離のロスが少ない。
フェースローテーションは控えめでもちゃんとボールをつかまえてくれるし、つかまり過ぎもプッシュも出にくい。操作性もまずまずだが、直進性がいい印象。捕まえ過ぎたと思っても大きなミスにならないしラインを出しやすい。
打ちやすさの評価は最高点。ドローヒッターが左のバンカーを恐れずにピンを狙えそうな安心感がある。
やさしいアイアンで直線的に攻めたいアスリート・ゴルファーに適しています。
柔らかくて分厚い打感が前モデルからしっかり受け継がれているし、むしろ改善された印象です。インパクトで押し込んでくれる感触が手に伝わってきて、とっても心地よい。別の素材が挿入されていない軟鉄オンリーのソリッドな打感は、なんとも言えない懐かしさを感じる。
オフセンター時は少し硬い感触になるので、ミスがすぐに確認できるから、ラウンド中にスイングチェックがやりやすい。センターでヒットすると、その打感の分厚さの度合いで、どれくらい飛んだのか即座に解析できるのもアスリートには有難いことです。
ライバルアイアンは(アスリートの2018年はこれに決まり!プロも使うやさしいアイアン7選)に詳しくレビューしました。
「YAMAHA RMX(リミックス) 118 アイアン」のフェースを正面から見ると、リーディングエッジが丸くラウンドしている。つま先上がりやつま先下がりのライで芝に引っかかりにくいし、バウンスが、打ち込んでも刺さりにくい形状になっている。マットの上でもソールの抜けがいい。
シャフトは
標準仕様は下記の2種類のスチールシャフトから選ぶことができる。
・MODUS3 TOUR 120
・NS PRO RMX95
前作同様に「NS PRO RMX95 」のロゴデザインがカッコイイ。950GHよりもちょっとだけ柔らかく感じる。よくつかまってくれるシャフトです。もちろんカスタムでいろんなシャフトを選ぶことができる。
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まとめ
ヤマハ RMX 118 アイアン は、よく飛んで曲がらない軟鉄鍛造アイアンです。距離感もつかみやすい。
・高弾道
・よく飛ぶ
・抜けがいい
・よく拾う
・分厚い打感
・ミスに強い
・直進性がいい
軟鉄鍛造のかっこいいアイアンで飛距離とやさしさが手に入る。
これは、アスリートの満足度が、かなり高くなりそうです。
飛距離 9
やさしさ 8
弾道の高さ 9
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 8
打感 9