YAMAHA RMX(リミックス) 018 TOURMODEL(ツアーモデル)アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(35°)
【シャフト】
Dynamic Gold 120(S200)
2018年モデルのRMX(リミックス)シリーズのアイアンは3種類ある。
マッスルキャビティの「RMX 018 TOURMODEL アイアン」
キャビティの「RMX 118 アイアン」
ポケットキャビティの「RMX 218 アイアン」
構えてみると
構えてみると、ストレートネックでトップブレードが薄いアスリートっぽい小顔は見惚れてしまうほど美しい。
いかにもトップアスリートが好むコントロールしたくなる顔は、兄弟モデルの「RMX 118 アイアン」よりも2回りぐらい小さく見える。ラフから打っても芝の抵抗が気にならないようなイメージが湧いてくる。
バックフェースの形状は上部にわずかのくびれがあるが、ほとんどマッスルバックに近い設計です。ピカピカの下部のブレードが分厚い打感を予感させてくれる。
アイアンは機能で選ぶべきだが、これはカッコイイので試打する前から欲しくなってしまう。。。
こちらも参考になります→2018年上級者にオススメしたい ハーフキャビティ・アイアン5選
試打の評価は
打ってみると、よく拾って、楽に打てる。見た目とは違って、ハードヒッターじゃなくても球が上がるし、スイートエリアが意外に広い。わずかなキャビティ構造がずいぶんスイートエリアを広げているような感じがする。
それでもってマッスルのような粘りもある。センターよりも下部でヒットしても打感が悪くないし、距離のロスも少ない。少し芯を外しても許容範囲に収まる。ハーフキャビティと、マッスルバックのいいとこ取りかなぁ。
鋭角に打ち込むまなくても、十分につかまってくれるし、インパクトでフェースが自然にターンして、ボールを分厚く押し込んでくれる。
打ち込むと、フェース寄りのバウンスがよく跳ねてその瞬間にボールをつかまえてくれるような感触になり、低い弾道でスピンがよくかかってくれる。このソール形状はかなり打ちやすい。
柔らかくて分厚い打感は、なかなかいい。ボールとフェースの接地時間が長く感じます。そのおかげで、ライン出しをすると距離感が出しやすい。インパクトの瞬間の右手の押し込み方で縦の距離を調節できる。打感と操作性の評価は最高点を付けたい。
ロフト角が、兄弟モデルの「RMX 118 アイアン」より丁度1番手大きい。やはり飛距離性能も1番手分飛ばない感じがするが、私はむしろこの方が好きです。
7番が34〜35度のノーマルロフトのアイアンは、5番〜PWのロフト角が4度刻みになっているので番手間の距離が一定になり、ビトウィーンの距離が合わせやすい。
上級者は左右のブレよりも縦の距離が大事になってくるので、ノーマルロフトの方が楽にラウンドできるのです。上級者が安心出来るアイアンです。
こちらの記事も参考にして下さい (2017年秋発売のアイアンを試打したらレベルが高かった)
シャフトは
標準仕様のシャフトは、「Dynamic Gold 120 (S200)」のみの設定となる。
関連記事
ダイナミックゴールド 120 105 95 をモーダス3と打ち比べ
このニューシャフトは「MODUS3 TOUR 120」よりもちょっと重たい。同じ「120」でも少しハードな感じがする。
従来のダイナミック・ゴールドよりも軽くなったけど味付けがよく似てるし、レベルブローで振り抜きやすい感じがする。従来のダイナミック・ゴールドから買い替えるなら違和感がないかも。
まとめ
ヤマハ RMX 018 ツアーモデル アイアン は、アスリートが距離感ぴったりでピンを狙える軟鉄鍛造アイアンです。
・距離感が合う
・抜けがいい
・よくつかまる
・よく拾う
・柔らかくて分厚い打感
・カッコイイ
ウエッジのような感覚でアイアンの距離が合わせられる。しかも意外にやさしい。
メッチャ格好いい!
飛距離 7
やさしさ 8
弾道の高さ 8
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 10
打感 9