YAMAHA RMX UT (リミックス ユーティリティ) 2018年モデルを試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
22(22°)
【シャフト】
・FUBUKI AI Ⅱ FW 55 (S)
・Speeder EVOLUTION Ⅳ FW 70 (S)
2年ぶりにモデルチェンジしたRMX(リミックス)シリーズのユーティリティの番手バリエーションは、19°、22°、25°の3種類。
ロフト角が番手表示になりました。
構えてみると
ウッド型ユーティリティとしては標準的な大きさのヘッドで、クラウンのブラックとフェース面のシルバーのコントラストがはっきりして構えやすい。
ややグースネックがつかまりやすさ感じさせてくれるがディープフェースが弾道の強さを予感させる。
アイアンからの流れで構えられ、「RMX FW」と同様の直線的なフェース面がターゲットにフォーカスやすい。
試打の評価は
打ってみると、気持ちよく拾って、真っ直ぐな高弾道でよく飛びます。
打ち込まずに払い打つと、インパクトでフェースによく乗ってからポーンと高反発で弾き返して、強い弾道で飛び出した球は、左右に曲がらず直線的に飛んで行きます。
ボールをスタンスの真ん中寄りにセットしてライン出しをすると、ソールがよく滑ってイメージ通りの方向に飛んでくれる。とってもボールにコンタクトしやすく、センターでヒットする確率が高い。
スイートエリアの範囲が広いのかなぁ、、
タイミングが合わせやすいのかなぁ、、
いいショット連発です。
RMXシリーズのウッド系のクラブの共通点だが、このユーティリティもなんとも心地よい打感です。
少々トップ気味でもよくフェースがたわんでくれるし、よく拾ってくれる。その打感もそれほど悪くない。
7Wを打つかのような上がりやすさに、ユーティリティの扱いやすさがある。ヘッドの動きをコントロールしやすくて、操作性も方向性もいい。ドローヒッターが、つかまりすぎてフックになる気持ち悪さもない。いつでもどこでもカット気味に打つことが出来そう。
ユーティリティは、引っかかりのミスが出ないことが第一条件になるのでこれは合格。プッシュにならない安心感もある。
そして左足下がりからでも打ちやすいし、バンカーからも使いたくなる。
抜けがいいからラフからも問題ない。
フェースが厚いのも大きなプラス要因です。おそらくラフから「ダルマ落とし」になりにくい。
かなり信頼できるお助けクラブになります。
前モデルもかなり打ちやすいけど、この「YAMAHA RMX UT (リミックス ユーティリティ) 2018年モデル」の方が1ランクやさしくなったような印象です。
よく拾うし、ミスに強い。打感も改善された。正常進化です。
こちらも参考になります→2018年やさしいウッド型ユーティリティ6選/これは打ちやすい!
シャフトは
【GOLF5】ヤマハのユーティリティが安い! 今すぐ価格をチェック!
標準のシャフトは2種類のカーボンが用意されている。
・FUBUKI AI Ⅱ FW 55 (S)(SR)(R)
・Speeder EVOLUTION Ⅳ FW 70 (S)
「FUBUKI Ai Ⅱ 55」はよくつかまって、軽くて振り抜きやすい。
中から先あたりがしなりながら先がよく走ってくれる。
「Speeder EVOLUTION Ⅳ FW 70 」は、暴れないし、よく粘って、よくつかまる。
球筋が強く、出球の方向が安定する。
まとめ
ヤマハ RMX UT(ユーティリティ)2018モデル は、よく拾ってくれて高弾道。どんなライからも打ちやすい。
・よく拾う
・よくつかまる
・高弾道
・ボールコンタクトしやすい
・操作性がいい
・打感がいい
このユーティリティなら、ラフやバンカーからも200ヤードを狙いたくなる。
ナイスショットの確率が高い。
構えやすさ 4.5
デザイン 4.5
打ちやすさ 5
操作性 4.5
打感 4