PRGR egg FW(プロギア エッグ フェアウェイウッド) (通称「赤egg フェアウェイウッド」)2017年モデルを試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
5番(18°)
【シャフト】
・赤egg専用 オリジナルシャフト M-40(SR)
ちょうど2年ぶりにモデルチェンジとなった プロギア egg シリーズ には、前作同様に「赤エッグ」 と 「金エッグ」 がある。
「赤エッグ」はSLEルール内で限界の飛びを追求
「金エッグ」はSLEルール適合外の高反発設計
豊富な番手バリエーション
この「赤エッグ フェアウェイウッド」の番手のバリエーションは6種類もある。
2W(13°)、3W(15°)、5W(18°)、7W(21°)、9W(24°)、11W(27°) という内訳だが、11番ウッドというのはなかなか珍しい番手です。
ユーティリティに置き換えると、U5かU6ぐらいの存在になる。
構えてみると
構えると、クラウンのフェース寄りのフランジ部分が高くてクラウン部が低い、大きな段差がある形状「新パワーフランジ」が、一目で「赤egg」だと分かる顔です。
かなり大きいヘッドでどっしりと構えやすい。
フェース面が、定規で線を引いたかのように直線的に見えるので、ターゲットに対してスクエアに構えられる。バルジが強調されたデザインとは、好みが分かれるところ。
打ってみると
打ってみると、風に強そうな低スピンの弾道でよく飛びます。ラフからのフライヤーみたいにグイグイ伸びる中高弾道の球筋で左右に曲がらない。
フェースと「新パワーフランジ」が一体となって弾き返してくれるので、センターを外してもよく飛ぶ。こういうフェアウェイウッドは、芯でとらえる事を考えずに振り抜けるので、いい結果に繋がります。
アベレージゴルファーにとってフェアウェイウッドは、確実に距離を稼ぎたいクラブなので、オフセンターでもちゃんと飛んでくれることが一番です。その点このクラブは、ヘッドスピードを上げずに軽く振り抜くと、少々芯を外してもイメージ以上のビッグキャリーになってくれます。
軽く振り抜くと、よく拾ってくれる。フェースの動きは大人しめで、過剰なターンはしない。フェース面にボールがヒットしてくれれば、ビューンと飛び出してくれる。
この5Wや7Wがあれば、ロングホールのセカンドショットでストレスなく距離を稼げるクラブになる。
打感は標準レベル。ミスに強くオフセンターでもよく飛ぶが、フェースのどこでヒットしてるのか分かりづらい。
操作性よりも、安定感を求めるゴルファーにお勧めしたいです。
5Wが得意クラブになってしまうかも。
同時に発売になった 赤eggアイアンPF、赤eggアイアンPC は、かなりのストロングロフト設定だが、フェアウェイウッドはオーソドックスなロフト設定になっている。
昨今、フェアウェイウッドのロフトもストロング化が進んでいるが、この「赤egg フェアウェイウッド」は、ノーマルロフトです。そんなところにも、やさしさを感じる。
こちらも参考にして下さい
シャフトは
シャフトは「赤egg専用 オリジナルシャフト」のみの設定です。
これは軽くてトルクが多めだが、とっても合わせやすい。振り遅れそうになると先がビュンっと走ってつかまえてくれる。これは全くクセがないので、想定外のミスになりません。 M-40(SR)は、39〜43m/sぐらい。
フレックスは4種類(M-43(S)、M-40(SR)、M-37(R)、M-35(R2))ある。M-35のみ0.5インチ短い。
【GOLF5】プロギアの旧モデル・フェアウェイウッドが最終処分プライス! 今すぐ価格をチェック!
まとめ
PRGR「赤egg フェアウェイウッド」2017年モデル は、フェース全体が大きく弾くから、オフセンターでも飛んで曲がらない。
・よく拾う
・ミスに強い
・振りやすい
・強弾道
・低スピン
・安定感がある
このフェアウェイウッドはアベーレージゴルファーが確実に距離を稼ぐことができる。
ミスに強いクラブはたくさんあるが、これはその中でも最高ランクです。
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 3
打感 3.5