TaylorMade テーラーメイド P770 アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
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【試打評価】テーラーメイド P770 アイアン 2024/どこを取っても「長所だらけ」の見事な出来栄え
試打クラブ
7番(33°)
【シャフト】
Dynamic Gold (S200)
この「P770 アイアン」と、同時に発売になった「P750 TOUR PROTO アイアン」は「カスタムメイドクラブ限定モデル」です。
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構えてみると
構えると、標準的な厚みのトップブレードにストレートネックの操作しやすそうな顔です。
クセのないオーソドックスな中間サイズの大きさで、安心感がある。
正面から見るとリーディングエッジのヒール側とトゥ側に丸みがあり、前上がり、前下がりなどのライで抜けが良さそうに見える。
実際に見ると、バックフェースのデザインが予想以上にカッコイイ!
打ってみると
打ってみると、よくつかまって、楽に拾ってくれる。これは、バックフェースのソール付近に配された70gものタングステンウエイトの効果なのかな。
まるでポケットキャビティの深重心&低重心アイアンのようなやさしさを感じます。実に気持ちよく拾ってくれる。
マットの上では大きめのバウンスがよく跳ねるが、おそらくピンのアイアンのように柔らかい芝の上からは、打ちやすいと思う。ダフリのミスが出やすいゴルファーには効果が大きい。
また、ダウンブローに打ち込まなくても自然にフェースがターンして、ボールをつかまえてくれるし、よく上がるから、むしろレベルブローに打った方がスピン量も飛距離も安定した。
ミスに強く、打点がブレても真っ直ぐに飛んでくれる。飛距離はノーマルロフトの割にはよく飛ぶが、オフセンターでもグリーンを捉えてくれそうな寛容な感じがする。手首を使わなくても自然にフェースがターンしてドロー系の球筋になりやすいから、いつでも球をつかまえられる安心感がある。
見た目と違って、非常に楽なアイアンです。
打感は、かなり柔らかい。分厚い打感ではないが、柔らかい糸巻きボールをフェースに長く接地してるような感触で、軟鉄鍛造の心地よさが味わえる。
よく似たアイアンは
よく似たアイアンを探すと、、、
「PING i200 アイアン」に、本物の軟鉄鍛造の打感を与えたような、、
「Titleist 716 AP2 アイアン」を二段階ぐらいやさしくしたような、、
各メーカーにある、アスリート系の楽なモデルと比較すると、より打ちやすくて打感が柔らかい印象です。
この名器たちに劣らないアイアンなので「P770 アイアン」は、素晴らしいと言える。ホント打ちやすい。
さらなる操作性や打感の分厚さを求めるなら「P750 TOUR PROTO アイアン」がオススメです。こちらも予想以上にやさしい。
ライバルアイアンは(アスリートの2018年はこれに決まり!プロも使うやさしいアイアン7選)に詳しくレビューしました。
スピードポケットがない
最近のテーラーメイドのアイアンには、スピードポケットというソールの溝があり、その効果で、よく拾うし、打感がいい。「PSiアイアン」は、その象徴的な素晴らしいアイアンです。
これは久しぶりのスピードポケットがないアイアンとなるが、そのデメリットは全く感じない。タングステンウエイトの効果が大きいのか、設計の妙なのか、、
スイートエリアの広さと、球の上がりやすさは、PSiアイアンをしのぐレベルです。
シャフトは
こののアイアンは、カスタムフィッティングのみの販売なのでシャフトもグリップも好きなように選ぶことができる。
意外に価格も一般的なので、試しに買っちゃおかなぁ、、って思ってしまいますが、、、
各店舗がシャフトを挿入した在庫を持ってるみたいなので、ネットで検索するとすぐに購入できる商品もあります。
【GOLF5】テーラーメイドの旧モデルのアイアンが最終処分価格に! 今すぐ価格をチェック!
まとめ
テーラーメイド P770 アイアンは よくつかまって、方向性抜群の、やさしい軟鉄鍛造アイアンです。素晴らしい打感でミスにも強くて、かっこいいアイアンです。
・よく拾う
・ミスに強い
・よくつかまる
・打感が柔らかい
・やさしい
・カスタム限定
「カスタムメイドクラブ限定モデル」っていうのが、カッコイイ。
やさしいアイアンなのに「ちょっとオレは違うぞ!」っていうオーラが出ます。
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欲しいなぁ。。。
飛距離 8
やさしさ 9
弾道の高さ 9
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 9
打感 9