Callaway ROGUE (ローグ) アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(30°)
【シャフト】
N.S.PRO MODUS3 Tour 105(S)
Callaway Golf(キャロウェイゴルフ) の「ローグシリーズ」のアイアンは、日本国内ではこの「ROGUE(ローグ) アイアン」と「ROGUE STAR(ローグスター) アイアン」の2種類がリリースされた。
(※追記「ROGUE PRO(ローグプロ) アイアン」が追加で発売されました。)
番手バリエーションは4番〜PW、AW、SW。ロフト角はセミストロングで、シャフト長は4番〜6番が少し長めに設定されている。
構えてみると
構えてみると、グースネックでトップブレードが分厚くてどっしりとした顔。やはり、やさしさ優先の位置付けなのか、この顔は「ローグスター アイアン」と見分けが出来ないほどよく似ている。
7番で30度というセミ・ストロングロフトなのに、立っているようには見えない。ゆったりとターゲットにまっすぐに構えられ、どこからでもキャリーでグリーンを狙いたくなる顔です。
試打の評価は
打ってみると、よくつかまって高弾道が打ちやすい。ヘッドがよく走り、インパクトゾーンでゆるやかにターンしながらフェースがボールをギュッと捕まえて、狙った方向にリリースしてくれる。その動きがとってもスムーズで、余分な作業はしなくていい。なかなか打ちやすいです。
ミスしても出球の方向が左右にブレにくいし、トップ気味でも球が上がってくれる。しかも飛距離も満足。
非常に慣性モーメントが高く、だいたい同じような地点に着弾するのでグリーンに乗る確率が上がりそう。
ピンをデッドに狙うレベルのゴルファーには、少しぼやけた感じがするが、パーオンを増やしたいセミアスリートレベルには、かなり効果が期待できる。ラフでも、フェアウェイバンカーでも、グリーンが狙えますよ。
きっとワンランク上の組み立てが出来る。この安定感は評価が高い。
打感は”食いつき感”が味わえて、従来のカップフェースの乾いた打感とは格段に違う好感触です。
比較的距離感は合わせやすく、大きめのクラブで軽く打つこともできる。セミアスリートがやさしくパーオンを重ねられるアイアン。
シャフトは
シャフトは MODUS3 TOUR 105(S) と N.S.PRO 950GH(S) が標準仕様。
このような100g前後のスチールシャフトが適合するゴルファーがこの「ROGUE アイアン」のターゲット層”ど真ん中”って感じがする。スチールシャフトでしっかりと振り切れるゴルファーがこの慣性モーメントの高さを味方に付ける事が出来る。
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まとめ
キャロウェイ ROGUE (ローグ) アイアン は、安定感抜群のショットでパーオン率が上がる。ラフやバンカーからもグリーンを狙える。
・高弾道
・よく拾う
・つかまりすぎない
・ミスに強い
・方向性がいい
・安定感抜群
飛びすぎるアイアンが多いが、飛びすぎも失速もないから安心してラウンドできますよ。
飛距離 9
やさしさ 9
弾道の高さ 9
つかまり 8
構えやすさ 9
操作性 8
打感 8