Callaway(キャロウェイ) EPIC PRO (エピック プロ) アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(31°)
【シャフト】
MODUS3 TOUR 120(S)
EPIC PRO アイアン の中古クラブを検索
ぶっ飛び系の「EPIC STAR アイアン」と飛びと操作性を兼ね備えた「EPIC PRO アイアン」の2種類ある。
構えてみると
構えてみると、標準的なトップブレードの厚み、引き締まったフェース長、ストレートに近いネック形状、など上級者から中級者までが違和感なく構えられる。
非常に均整のとれた仕上がりで好感度が高い。ターゲットにまっすぐに構えられ、ピンをデッドに狙いたくなる顔です。
7番で31度のロフト角は、セミアスリート向けの標準的な仕様で、兄弟モデルの「EPIC STAR アイアン」の8番よりも1度大きい角度となる。シャフト長もこちらは標準的な長さになっている。
打ってみると
打ってみると、カップフェースが大きく弾いて高弾道のストレートボールになる。飛距離は31度のロフト角を疑いたくなるほどよく飛びます。
払い打つよりも、やや真ん中寄りにボールをセットして少し打ち込んだ方が強い弾道になる。フェースが弾く打感は心地よい。
第一印象は飛距離性能が備わったセミアスリート向けのアイアンといった感じで、「EPIC STAR アイアン」とは、全く別物。
丸くて幅が狭いソール形状は安心して打ち込めるし、鋭角に打ち込んでもスピン量が増えすぎないから逆風にも強そう。
インパクトゾーンのフェースの動きはおとなしく、引っかかりのミスは心配しなくてもいい。
コンパクトなワンピーススイングで打つと、安定した弾道になり飛距離も十分。フェースのターンを意識しなくても気持ち良く飛びます。
左右のミスも出ないし、トップ気味でも許容範囲のミスに収まってくれる。でも、手打ちは禁物で、アスリート感は結構感じます。
「360°フェースカップ」
キャロウェイの360°フェースカップのアイアンは、とにかくよく飛ぶが、引き換えにデメリットもある。
キャロウェイには、「Steelhead XR PRO アイアン」という「PRO(プロ)」を冠したモデルがもう1つあるが、同じくセミアスリート向けの「360°フェースカップ」のアイアンである。
これは最高に打ちやすいが、カップフェースの感触がどうにも距離感をつかみにくい。打感だけでは、何ヤードぐらい飛んでいるのかわからない。打った瞬間にグリーンの手前に乗るのか、奥に乗るのか、ベタピンなのか、微妙な差が伝わってこない。
それでもスルーボア設計が見事にボールを拾い上げてくれるから、タフなライからのショットが楽にクリアーで出来るのです。飛距離性能を優先にするのか、距離感を求めるのか、難しい選択になる。
参考レビュー
Steelhead XR PRO アイアンの試打&評価②/ラウンド編
ところが、この「EPIC PRO アイアン」は距離感がつかみやすい。
カップフェースなのに、フェースのどの部分でヒットしたのか、何ヤードぐらい飛んだのかなどのいろんな情報が手に伝わってくる。ライン出しもコントロールショットも打ちやすいし、引っかかりにくい。
ただ、スルーボア設計ほどはボールを拾わない。「Steelhead XR PRO アイアン」とロフト角もライ角も全く同じ設定だが、この辺りがこの2つの「PRO」の選択のポイントになりそう。
ライバルアイアンは
シャフトは
シャフトは MODUS3 TOUR 120(S) のみが標準仕様。このアイアンのコンセプトからすると、スチールシャフトがベストチョイスになりそう。
【GOLF5】キャロウェイの旧モデルのアイアンが最終処分価格に! 今すぐ価格をチェック!
まとめ
キャロウェイ EPIC PRO (エピック プロ) アイアンは、軽く振っても高弾道でピンに絡んでくれる。距離感もつかみやすい。
・高弾道
・よく飛ぶ
・つかまりすぎない
・コンパクトに振りやすい
・方向性がいい
・操作性がいい
シンプルに軽く振ってもよく飛ぶので、美しいスイングが作れそう。
EPIC PRO アイアン の中古クラブを検索
中級者以上のゴルファーなら飛距離と操作性が手に入るアイアン。
飛距離 9
やさしさ 8
弾道の高さ 8
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 9
打感 8