PXG 0311 アイアン を試打したら、欲しくなってしまいました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(31°)
【シャフト】
MODUS3 TOUR 120(S)
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PXGって何?
PXG(Parsons Xtreme Golf・パーソンズ・エクストリーム・ゴルフ)は、IT企業の社長が3年前に創業した新興メーカーで、アメリカの男子、女子ツアーのトッププロが続々とクラブ契約をして話題になっています。
タイトリストの看板選手であったザック・ジョンソンが使用を決めたニュースには驚きました。
国内でもクラブ契約がフリーの賞金シード選手が数名使用してます。
PXG のアイアンは全部で3種類ある。
すべて軟鉄鍛造の中空アイアンで、操作性を重視する上級者向けの「0311T」(レビューはこちら)、やさしさを追求した「0311XF」(レビューはこちら)、そしてこの「0311」は、やさしく狙えるセミアスリートモデルです。
特徴的なバックフェースのデザイン
外観は、マッスルバックアイアンに見える。11個のネジが埋め込まれ、なんともワイルドで男っぽい。
最高にカッコイイです。
ドライバーにもネジがあり、重心を変えられるようだが、アイアンは調節できない。
構えてみると
構えると、セミグースネックで、トップブレードは厚くも薄くもない丁度いい厚さ。フェース長も丁度いい。万人が好む綺麗な顔立ちでターゲットに真っ直ぐに構えやすい。
アイアンのベストな顔を描いたらこんな感じですっていう表現が的確かも。素晴らしい顔です。
打ってみると
外観はマッスルでハードに見えるが、打ってみると、よく拾うしスイートエリアが広い。かなりやさしくて打ちやすい。
球筋を見ると中空構造の特長がよくわかる。極薄のフェースが球をよく弾き安定したスピン量で、力強い高弾道でよく飛ぶ。ミスに強く曲がりが少ない。
軽く上から打ち込むと、インパクトで自然にフェースがターンしてよくつかまるが、払い打ちしても悪くない。中空内部には振動を吸収する素材の TPE が注入された効果なのか、実に打感がソフトで心地よい。
フェースの全面がスイートエリアかと思えるほど、どこに当たっても、心地よい打感で、真っ直ぐに飛ぶ。また、つかまえ過ぎても、それほど左に行かないから安心できる。
ドローもフェードもコントロールしやすく、操作性も問題ない。中級者以上なら誰でも大満足できるアイアンです。
ダフリのミスに強いハイバウンスの設定で、バウンス角が7番で9度もある。ピンi200 アイアン とほぼ同じです。打ち込むとマットでよく跳ねる。アメリカのメーカーに多いハイバウンスアイアンは、実際にラウンドすると実に打ちやすい。国内メーカーも真似て欲しいのだが、、、
ピンi200アイアン のようなハイバウンスが打ちやすい理由とは
完全オーダーメイド・価格が高い
PXG のアイアンは、カスタムフィッティングのみの販売なのでシャフトもグリップも好きなように選ぶことができる。ところが価格が高額なのも話題の1つです。
価格はシャフトやグリップによって違ってくるが、1本5万円ぐらいは覚悟しなきゃって事なのです。。。
それぐらいの価値はあると思う。
市販のアイアンとは別次元の良さがある。打感、外観、操作性、ミスの強さ、そして存在感、、、どれを取っても最高です。
でも、6本で30万〜かぁ、、、、
先日、とあるコンペでご一緒したグランドシニアの方が、まるで仏壇みたいに金ピカのマルマンのMAJESTYを使ってました。それと比べると半額以下です、、、
ホンマのBERESなんて1本15万円のモデルもある、、、、
それに比べたら安いものだ、、、と自分に言い聞かせるが、、
やはり高い、、、、(悩)
まとめ
PXG 0311 アイアン は、本格派のマッスルバックみたいに格好よくて、ミスに強く、やさしい軟鉄中空アイアンです。中級以上なら誰もが満足できる。
・やさしくて打ちやすい。
・スイートエリアが広くミスに強い
・よく拾いよく飛ぶ
・ソフトで心地よい打感
・コントロール性が良い
・格好いい
IT長者が金にモノを言わせて究極のアイアンを作ってしまった。
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カッコよくて、ミスに強い、操作性も良い。これは参った。。。
構えやすさ 5
デザイン 5+
打ちやすさ 5+
操作性 4.5
打感 5