MIZUNO GX FORGED アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(29°)
【シャフト】
MFUSION i カーボンシャフト (S)
「ミズノ GX フォージド アイアン」の番手バリエーションは6番〜PW、AW、GW、SW。ロフト角は、かなりストロングの設定になっている。
ロフト設定とは対照的でシャフトは標準的な長さ。最近の飛び系アイアンはシャフトを長くして飛距離を稼いでいるが、これは、MPシリーズのアイアンや JPX900 フォージド アイアン と同じ長さです。
構えてみると
構えてみると、トップラインが少し厚くてやや大きめな顔にセミグースネックだが、美しいミズノの顔です。ターゲットに真っ直ぐに構えやすいし、つかまりそうな安心感もある。
体力が衰え始めたアスリートがスペックダウンするなら、こういう顔が望ましい。
試打の評価は
打ってみると、これは、とにかくスイートエリアが広い。全般的に高弾道でかなり方向性がいい。やや少なめのスピン量で左右にブレずに同じ弾道ばかり。。ちょっと驚きです。
慣性モーメントが高いアイアンは、ヘッドのターンがブロックされてしまったような違和感を感じるモデルが多いが、これはとっても自然な動きをしてくれます。インパクトゾーンでフェースがボールを捕まえて、ターゲットラインに向けて自然に飛び出すから、手首の動きは何もしなくてもミスにならない。かなり打ちやすい。
私は重めのスチールシャフトを使っているので、さすがにこの軽量感は無理かなと思ったけど、意外にタイミングが合いやすい。このカーボンシャフトは軽いけどグニャグニャせずしっかりしてて、粘りがあり、他社の飛び系アイアンのようにシャフトが長めじゃないから、ボールにコンタクトしやすい。
打感は、期待通りのミズノの軟鉄鍛造アイアンそのものです。芯でとらえると柔らかい感触が手に伝わってくる。オフセンターの打感もちゃんとミスが解析できるような感触。操作性はそれほど悪くない。
とっても優しく拾ってくれるので、打ち込む必要はありません。トップでも高弾道になるし、飛距離もまずまず。オフセンターの方向性は最高レベルです。
「GX FORGED アイアン」のターゲット層は
長い間アスリート系のアイアンを使用したが、そろそろ楽なクラブに変えたい。でも打感も欲しい。おじさんっぽいブランドは使いたくない。そんなアスリートの延長線上にあるアイアンです。
良く考えてみると、この「GX シリーズ」は、店頭に溢れている商品の中の隙間をうまく狙っています。
シャフトは
シャフトは、オリジナルの「MFUSION i カーボンシャフト」と軽量スチールの「NS PRO 950GH HT」の2種類。
ミズノはスチールシャフトとカーボンシャフトの長さが同じ仕様だが、これも同じ長さ。
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まとめ
MIZUNO(ミズノ) GX FORGED(フォージド) アイアン は、広いスイートエリアでミスに強く打ちやすい。アスリートが年齢とともに切り替えるならこれは最適です。
・高弾道
・よく拾う
・よくつかまる
・ミスに強い
・よく飛ぶ
・やさしい
・打感がいい
熟練ゴルファーが体力のの衰えを感じたらコレです。
ミズノのアイアンはやっぱり素晴らしい。
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 4
打感 4.5