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キャロウェイ マックダディ フォージド ウェッジ の試打&評価

Callaway キャロウェイ MACK DADDY FORGED  ウエッジ(2016) を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。

2019モデル(2018年10月発売)の試打評価はこちら

試打クラブ

【ロフト・バウンス角】
52°・10°
58°・ 8°
【シャフト】
ダイナミックゴールド (S200)
N.S. PRO 950GH (S)

ヘッドの色は、黒っぽいノンメッキのスレー ト仕上げと、ミルキークロムメッキ仕上げの2種類ある。

価格は2種類とも同じ。

ロフトのバリエーションは、50°、52°、54°、56°、58°、60° の6種類ある。


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構えてみると

ストレートなリーディングエッジでターゲットにまっすぐ構えやすい。いわゆる「出っ歯」っぽい感じではない。

リーディングエッジの先が丸く飛び出ているように見えないので、ダフリそうな嫌なイメージはない。「出っ歯」と「グース」の中間の顔です。

これは本当に構えやすい。開いても良し。ハンドファーストに構えても良し。「ウェッジは顔が命」なので合格です。

R・グラインドソール

ロジャー・クリーブランドが 新たに開発した、「R・グラインドソール」。“R” は彼の名前のイニシャル です。

58°は広めのソールに少なめのバウンス角。バックフェース寄りの部分を削り落として抜けをよくしてる。このような形状は、固い砂や柔らかい砂、深いラフや逆目のラフ、芝の薄いフェアウェイ、、など、あらゆるライに対応できるから好きです。

いろんなウエッジを使用したが、こういうソール形状がベストと言える。(私の好みですが、、)

打ってみると

52°のフルショットから打ってみると、見事に軟鉄鍛造によって軟らかい打感を実現している。フェースに吸い込まれるような気持ちいい打感です。フェース面の溝と細かい凹凸が、強烈なスピンを生む。噛み気味に入ってもソールが適度に跳ねてくれて、スピンがかかりミスにならない。

このスピン性能はルール適合のウエッジとしては、最高ランクかも。これなら硬いグリーンでも止められる。アプローチショットも打感が柔らかいから、距離感を出しやすい。

ピッチエンドランは、ふわりと手で投げるように繊細な「さじ加減」で打てる。他のメーカーの軟鉄鍛造ウエッジは、案外打感が硬いものが多いが、これは柔らかくて気持ちいい。

次に58°でフルショットすると、強烈なバックスピンです。打った瞬間に、1mオーバーなのか、1m手前なのか、どれくらいスピンバックするのか、どこに落ちるのか分かる。

打感がいいから、細かい情報が手に伝わってくる。グリーン周りからのアプローチも安定したスピンがかかるから、距離感を作りやすいし、イメージ通りの転がりになる。

バンカーショットをすると、軟らかい砂で試したが、8°のバウンスなのによく砂が爆発してくれる。砂に深く入っても距離が出てくれるから打ちやすいです。この「R・グラインドソール」は砂の固さをアドレスで調整しやすい。

バックフェースの4つの穴がカッコよすぎるが、高重心にする為の設計らしい。重心が高いウエッジはラフでボールが浮いてる時に打ちやすい。

シャフトは

シャフトは、Dynamic Gold (S200)、N.S. MODUS 3 Tour 120 (S)、N.S. PRO 950GH (S) の3種類ある。
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まとめ

「キャロウェイ マックダディ フォージド ウェッジ」は安定したスピンで距離感ぴったり。

・強烈なスピン
・構えやすい顔
・あらゆるライで打ちやすいソール形状
・バンカーでよく砂を弾く
・軟らかい打感
・カッコイイ



ソフトな打感で寄せワンだけじゃなく、チップインも狙いたくなる。

【総合評価 9.2】
やさしさ  9
構えやすさ  9
スピン量 10
操作性  9
打感  9
プライス 9