YONEX EZONE(イーゾーン) XPG アイアン を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(29.5°)
【シャフト】
EX310J(SR)オリジナルカーボン
N.S.PRO950GH HT(S)スチール
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カウンターバランス
YONEX EZONE(イーゾーン) XPG シリーズは、ヘッドとグリップエンドが重く作ってあります。カウンターバランスなのでスイングすると軽く振り抜けて、重いヘッドがボールに圧倒的なパワーを与えて飛距離を伸ばすのです。
構えてみると
トップブレードは厚めで安心感がある顔立ちが構えやすい。ポケットキャビティ&厚めのソールの割にはグース度が少なめです。違和感なくターゲットをまっすぐに突き刺すアドレスができる。
カーボンシャフトで打つと
EX310J(SR)オリジナルカーボンから打ってみると、カウンターバランスがヘッドを走らせてくれる。軽く振ってもまずまずの距離が出るし弾道は高め。ところが、捕まった打感にならない。捕まえようと、ダウンブロー気味に手首を返してみるとタイミングが合わない。カウンターバランスが邪魔をしてるかな。
逆に、ノーコック気味に払い打ちするとタイミングが合う。スイングの途中で余分な動きをせずに、ゆっくり大きく振ってやるとシャフトの先がしなって、いい球が出る。重いヘッドが、ガツーンとボールを拾ってくれるのがよくわかる。打感はフェースが弾く感じで固め。
このアイアンは人為的にフェースを開閉させては、いけない。インパクトで自然にターンするのを待つだけでいい。するとカウンターバランスの効果が出て振り抜きやすく、思った以上に距離が出ます。
スチールシャフトで打つと
N.S.PRO950GH HT(S)スチールは、カウンターバランスを意識して振ると楽に打てる。少し重めのカーボンような感じです。違和感なく振れるし、重いヘッドがボールを潰してくれる。
見た目よりもソールと地面の接地面積が小さいので、厚めに入ってもよく滑る。球筋は高弾道のストレートボール。ロフトより高い球で飛びます。トップ気味でも、よく拾ってくれるしミスに強い。まっすぐまっすぐ飛びます。
グリップエンドをおヘソから離さないように腰の回転で打つと気持ちいいインパクトになります。これ、スイングの基本中の基本ですね。今まで余分な動きが多過ぎたのを再確認できた。感謝です。
まとめ
YONEX EZONE(イーゾーン) XPG アイアン は重ヘッドがガツンと飛ばしてくれる。カウンターバランスが自然にスイングを形成してくれるので、スイングが安定しない人、余分な動きが気になる人に使いって欲しい。
・重いヘッドと重いグリップエンドが、重いインパクトを作る
・振った感じは軽い
・余分な動きをしなくてもフェースがターンする
・ミスに強く曲がらない
・軽く振るとよく飛ぶ
ドライバーからアイアンまで同じ感覚で振れます。スイングを固めることができるので早く上達するかも。
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 4.5
打感 3