MIZUNO ミズノ JPX 900 フェアウエーウッドを試打しました。JPX850 シリーズの後継モデルは、どんなスペックなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
5W(18°)
【シャフト】
Orochi Blue Eye F (S)オリジナルシャフト
Orochi Blue Eye F (SR)オリジナルシャフト
前モデル同様にソールに波型形状の溝がある。ヘッドの体積はやや小さくなった。移動式のウエイトが新採用。かなり改良されたけど、どんな球が出るのかな。
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構えてみると
構えると、丸型のシャローバックで、どっしりと座りのいいヘッド。つかまりそうな顔で安心して構えられる。艶消しのロイヤルブルーが新しさを感じられて、とてもかっこいい。実に美しい。
ソールの弾道調整機能
前後に15gのウエイトをスライドさせられる「ファーストトラックテクノロジー」で、重心深度が変えられます。スイングにマッチした適正なスピン量を生み出すことで、球の高さを変え、飛距離アップを可能にします。
打ってみると
まず最初に、ウエイトをノーマルポジションで打つと、気持ち良くつかまって、高弾道のストレートボール。トップ気味でも、よく拾ってくれる。本当に打ちやすい。7Wを打つような感覚です。
ウエイトを「HIGH」に移動させると、さらに高弾道に。若干距離が落ちるけど、まっすぐにぐんぐん球が上がって、硬いグリーンでも止まってくれそうな球筋になる。ウエイトを「LOW」に移動させると、強い球筋でよく飛ぶ。これでも普段より、ちょっと高めの弾道です。
打感は柔らかめ。オフセンターでヒットしてもビリビリしない。トップ気味でも芯でも飛距離が変わらない。自然につかまるし、曲がらず高弾道になるから、シンプルに振ることだけ考えるようになる。
私は、もっとハードなスペックを使用してるので、スイングの途中に、やらなきゃいけない事が色々とあって、身体も頭の中も忙しいのですが、このフェアウェイウッドは楽チンです。
フェアウェイウッドのミスは
フェアウェイウッドの打ち方は、小さめのバックスイングで、スイープに払い打つのが基本です。アイアンのようにダウンブローに打たないし、ドライバーのように高くティーアップしないから同じようなミスが出る。
ある程度のヘッドスピードがないと、球が上がらない、スライスする、右にすっぽ抜ける、、、つかまらないから起こるミスが出やすいです。
JPX900 フェアウェイウッドは、ライ角が5Wで61.5度と、かなりのアップライト。これは、一般的にミドルアイアンのライ角で、つかまる設定です。同じJPX900シリーズのユーティリティは標準的なライ角なのにフェアウェイウッドが超アップライトの設定です。
前モデルも同じでしたが、どんな意図があるのか疑問だった。試打して、なんとなく分かりました。フェアウェイウッドは打ち方が違うから、ライ角が違うのかな。だから、とても楽なんです。
逆に言うと、このFWは楽な打ち方で、つかまるし、高弾道になる。
シャフトは
オリジナルカーボンシャフトのOrochi Blue Eye F は前モデルよりもしっかりめ。暴れないし、打ちやすい。完成度が高いシャフトです。重くも軽くもなく、リシャフトの必要性は感じない。
Sシャフトはヘッドスピードが速いゴルファーでも物足りなさを感じないレベル。SRでもまあまあのしっかり感があるし、軽くて振り抜きやすい。
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まとめ
ミズノ JPX900 フェアウェイウッド は、調節機能で最適ポジションを選ぶと、つかまってよく飛ぶ。
・高弾道
・スピン量を最適に合わせられる調節機能
・ミスに強い
・シンプルに打つだけでつかまる
・オリジナルシャフトがオススメ
フェアウェイウッドが苦手で上手くならないっていうゴルファーに、ぜひ使って欲しいです。シンプルスイングで飛びますよ。
私も欲しい。
構えやすさ 5
デザイン 4.5
打ちやすさ 5
打感 4.5
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