HONMA ツアーワールド TW737Vアイアン を試打しました。どんなスペックなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番アイアン
【シャフト】
Dynamic Gold AMT S200
VIZARD IB95(カーボン)
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3種類ある
本間ゴルフの新しい TOUR WORLD TW737アイアンには、大きく分けて3種類あります。
TW-BM(マッスルバック)、TW737V(ハーフキャビティ)、TW737P(ポケットキャビティ)となっており、ここまではスリクソンZシリーズのバリエーションと同じです。
その中でさらに TW737Vには、ロフト角が違う3タイプあり、TW737Vn(ノーマル)、TW737V(セミストロング)、TW737Vs(ストロング)となっています。
ロフト角の違いは、下記の表で比較するとよく分かります。意外にもTW-BM(マッスルバック)のロフト角がセミストロングですね。マッスルバックアイアンとしては珍しいです。
ロフト角の比較 | 5番 | 7番 |
TW-BM | 25° | 32° |
TW737Vn | 27° | 34° |
TW737V | 25° | 32° |
TW737Vs | 24° | 30° |
TW737P | 24° | 30° |
Vn、V、Vsの外観は、ほとんど同じ。厳密に言うと若干重心が変えてあるようですが、基本的にロフト違いの解釈で間違い無いでしょう。
構えると
構えると、ちょいグースですが真っ直ぐに構えやすく包み込む感じ。トップが薄めでシャープな顔がターゲットを突き刺すようにイメージさせてくれます。いい顔してますよ。
打ってみると
打ってみると予想よりやさしいアイアン。打ちやすいです。捕まえやすく、拾いやすい。トップ気味でも上がってくれるし、持ち球のドロー回転が打ちやすい。苦手なフェード気味に打つと、ちゃんとフェードボールに。操作しやすいアイアンです
余分な動きがなくて安定した球筋。自分の意思がそのまま伝わってくれるから気持ち良く振れます。飛距離はアスリート系のハーフキャビティとしては平均的な感じ。打感はちょっと硬め。
オーソドックスなフェース面とソール形状。飽きのこない完成されたデザインです。
アイアンって、自分の感覚と違う球が出てしまうのが困るんですが、このアイアンは、手で操っているように飛んでくれます。たくさん球数を打ちましたが「思ったより曲がった」「思ったより飛んだ」がないですね。
やさしいアイアンで、球筋も強い。とてもバランスのとれたいい仕上がりだと思います。こういうアイアンと長く付き合いたいものです。
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シャフト選び
スチールシャフトなら、下記の組み合わせが標準仕様ですが、なるほどです。ロフトに合わせたシャフトのセッティングですね。
TW737Vn(ノーマルロフト)× Dynamic Gold
TW737V(セミストロングロフト)× Dynamic Gold AMT
TW737Vs(ストロングロフト)× N.S.PRO MODUS3 TOUR105
カーボンが打ちやすい
VIZARD IB(カーボン)がとてもいいです。スチールよりも、やや飛ぶし余分な動きがないので合わせやすい。でもスチールよりもハードな感じがするのでフレックス選びにはご注意を。
まとめ
ホンマ ツアーワールド TW737Vアイアンは、やさしく操作できるアスリート系アイアンです。
・捕まえやすく拾いやすい
・余分な動きがないから球筋が安定する
・操作しやすくて意志が伝わる
・綺麗な顔でかっこいいデザイン
スッキリしたデザインで、難しくなくて、バランスのいいアイアンなので、きっと長く付き合うことができると思います。
構えやすさ 5
デザイン 5
打ちやすさ 4.5
打感 3