HONMA ツアーワールド TW737 UTc ユーティリティ を試打しました。
男子ツアーで活躍中のトッププロたちが使用するこのモデルはどんなスペックなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
U16c(16°)
U19c(19°)
【シャフト】
VIZARD IB 85U、95U
N.S.PRO 950GH(S)
本間ゴルフの TOUR WORLD TW737のウッド型ユーティリティには、大型ヘッドのTW737UT(128㎤)と小型ヘッドのTW737UTc(112㎤)の2種類あります。
UTcの番手バリエーションは、U16c(16°)、U19c(19°)、U22c(22°) の3種類ある。
構えてみると
構えると、ディープフェース&小顔で、ややグースネックなので、真ん中寄りに球を置いて上から打ち込みたくなる顔つきです。
低い弾道のライン出しショットがイメージしやすくて、アスリート好みの顔です。ロングアイアンからの流れでスッと構えられる美しい顔です。
打ってみると
「U16c」で、ワッグルするとズシッとヘッドの重さを感じる。
打ってみると、16度のロフト通りの低い弾道で力強いフェードボールになる。真ん中寄りにボールを置いて打ち込んでやると、インパクトで自然にフェースがターンする。
ドロップボールやプッシュアウトになるような滑る感じもなくて、しっかりとつかまってくれる。期待以上に飛ぶし、非常に打ちやすいクラブです。
「U19c」で軽く打ち込むと、低めの弾道で、まっすぐ、まっすぐ飛ぶ。球筋が強いからアゲンストに有効です。左足寄りにボールを置いて払い打つと、コスリ球になり、右に出やすい。やはり打ち込むのが正解かもしれない。
打感は柔らかくて、フェースに食いつくような感じがする。ボールの回転がどれくらいかかったのか手に伝わるからコントロールショットが打ちやすい。ミスヒットしてもそれほど悪い打感にならない。
また、このコンパクトなヘッドがラフからでも打ちやすいと思わせてくれる。
アイアンをダウンブローに打てるアスリートで、アイアンは得意だがフェアウェイウッドが苦手なタイプにオススメです。アイアン型ユーティリティと、ウッド型ユーティリティの良さをミックスしたようなクラブです。
重めのスチールシャフトのアイアンを使用してるゴルファーなら違和感なく使えると思う。左を怖がらずにライン出しができるクラブです。
高い弾道でグリーンにキャリーさせるクラブではない。
シャフトは
シャフトは、2種類の本間ゴルフのオリジナルカーボンと、N.S.PRO 950GH から選ぶことに。カーボンは50g台から100g台まで合計6種類ある。
・VIZARD IN (55U),(65U),(75U)
・VIZARD IB (85U),(95U),(105U)
・N.S.PRO 950GH (S)
重さの種類ががたくさんあるので、アイアンのシャフト重量から、少し軽めを基準にすると間違わないと思う。ちなみに私のアイアンシャフトは「モーダス3 ツアー120」ですが、「VIZARD IB 95U」がちょうど良い重量感です。
VIZARD IB 85Uも95Uも、手元がよくしなって暴れず合わせやすいシャフトです。すごく打ち込みやすい。
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まとめ
本間ゴルフの ツアーワールド TW737 UTc は、アスリートがアイアン感覚で狙えるユーティリティです。
・コンパクトなヘッドで球筋の打ち分けがしやすい
・つかまり過ぎないから左が気にならない
・球筋が強い
・オリジナルシャフトが振りやすい
アイアン型ユーティリティと、ウッド型ユーティリティの「いいとこ取り」のクラブです。やっぱりツアーワールド TW737は、全部いい。
構えやすさ 4.5
デザイン 4.5
打ちやすさ 4
操作性 5
打感 4.5