PRGR プロギア RS TITAN FACE (チタンフェース) アイアン(2016)を試打しました。
飛距離を追求したアスリート用アイアンは、どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(ロフト30度)
【シャフト】
・スペックスチールⅢ Ver.2 M-43ST (S)
・オリジナルカーボン M-43CB (S)
プロギア RSシリーズのアイアンは2種類あって、
軟鉄鍛造の「RS フォージド アイアン」と
ソフトステンレスボディ&チタンフェースの「RS チタンフェースアイアン」となる。
この「RS チタンフェースアイアン」は「iD nabla RS TITAN FACEアイアン」の後継となるモデルです。
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構えると
構えると、ややグースネックで厚めのトップブレードなので安心して構えられる。大きめだがクセのないスッキリした顔で球筋のイメージを作りやすい。
ライ角が少しだけアップライトな設定で(7番アイアンで 63°)これは「RS フォージド アイアン」よりも1度アップライトになっている。
打ってみると
打ってみると見た目どおりポケットキャビティがよく機能して、やさしくて打ちやすい。ミスヒットに強く、飛距離のロスも曲がりも少ない。引っかからずまっすぐまっすぐ飛んで行く。
アイアン型のユーティリティのような弾道です。しかもストロングロフトなのに高弾道で飛距離はぶっ飛び。アスリート系のアイアンという感じではない。
前モデルよりも、さらに打ちやすいし飛ぶ。曲げようと思っても、やはり操作性はよくない。曲がらないアイアンの宿命ですね。まっすぐ飛べば問題なしですが、、、アスリートだけじゃなく、飛び系のアイアンは軽すぎてタイミングが合わないゴルファーなら、誰でも扱えるやさしいアイアンです。
打感は薄いフェースが弾き飛ばす感じ。フェース下部の裏側に「FLASH ONE」という振動を軽減させる素材が装備された効果なのか、柔らかい感じはしないが手に伝わる振動は軽い。
タングステンウェイトがソールに配備され、低重心でよく拾ってくれる。本当によくつかまりアイアン型のユーティリティのように楽に打てる。
最近主流になりつつある高反発フェースのアイアンは、間違いなく飛ぶしミスに強い。私はチタンフェースの独特の弾き感がどうも好きになれないが、このアイアンは、打感が悪くない。
軟鉄鍛造とは別物だが、ダウンブローに打ち込んで芯でとらえると心地よい感触になる。
シャフトは
シャフトは3種類あり、スペックスチールⅢ Ver.2、KBS TOUR 90、オリジナルカーボン、の2種類のスチールシャフトと1種類のカーボンシャフトから選べます。
スペックスチールⅢ Ver.2は、(S)と(SR)では重量が大幅に変わります。N.S.PRO 950GH のSシャフトがハードに感じるなら、(SR)を選ぶとかなり楽に振り抜けると思う。手元から中がよくしなり合わせやすいし、よくつかまる。フィニッシュまで一気に振り抜きやすい。ヘッドとの相性がいいと思う。
スペックスチールⅢ Ver.2の重量の比較(7番アイアン用のシャフト)
M-43ST (S) 93g
M-40ST (SR) 84g
オリジナルカーボンシャフトは手元に剛性感があり、中から先端がしなるシャフトで、払い打ちしても球をよく拾ってくれる。スチールシャフトよりも高弾道になる。軽いが、あばれる感じはない。
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まとめ
PRGR プロギア RS TITAN FACE (チタンフェース) アイアン は、アスリートゴルファーも、これから腕を上げたいゴルファーも、飛距離と方向性が手に入るアイアンです。
・よく弾いてよく飛ぶ
・高弾道
・打感がいい
・ミスに強く曲がらない
このアイアンを打つと、難しいアイアンを使いこなすことに疑問を感じてしまった。
ミスに強いから楽にグリーンに乗る。
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アイアンも飛んで曲がらないに越したことはない。平均スコアが間違いなく上がると思う。
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 4
打感 4