PRGR egg アイアン PC(通称「赤egg アイアン PC」)を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(25°)
【シャフト】
・赤egg専用 カーボンシャフト M-40CB(SR)
「赤エッグ アイアン」は2種類発売された。
・精密鋳造アイアンの「PC」(パワーキャビティの略)
・軟鉄鍛造アイアンの「PF」(パワーフォージドの略)
(赤egg アイアン PF の試打レビューはこちら)
構えてみると
構えてみると、厚めのトップブレードに大きなフェースで、ぶっ飛び系アイアンっぽいどっしりとした顔。まるでアイアン型ユーティリティのような分厚いソールと深いポケットキャビティが安心感を与えてくれる。
7番アイアンで25度は、私が知る範囲では最高レベルのストロングロフト仕様だが、そこまでロフトが立ってるように見えない。がっつりグースネックという感じもなく丁度いいセミグースでアベレージゴルファーが構えやすい顔です。
打ってみると
打ってみると、インパクトで何が起こっているのか情報が伝わってこないが、とにかくガツンと力強くぶっ飛びます。
払い打つとボールが自然にフェースに乗り、弾き返してくれる。よくつかまるし、よく拾ってくれる。サイドスピンがほとんどないから、飛び出した方向へそのまま着弾する。
その飛距離と安定感は、まるでユーティリティそのもの。アスリート系アイアンの2番手以上のストロングロフト(7番で25°)でも、一般の7番アイアンと同じような高弾道になる。
センターでヒットしても打感が硬いが、トップ気味でもあまり変わらない打感です。全打球の飛距離も方向もパーフェクトに近いので、インパクトの解析画像を見ないとオフセンターだったのか分からない感じです。どこでヒットしても同じようにぶっ飛ぶので、この硬い打感が気にならない。
打感なんてどうでもいいように思えてくる。。。
ダフリ気味に打つと幅広ソールがマットの上を滑ってそのまま拾ってくれる。めっちゃミスに強いアイアンです。
私の技量ではドロー、フェードを打ち分けるのは難しい。どんな打ち方をしても、高弾道のストレートボールになる。軽く打っても飛距離は飛んでしまう。ビトウィーンの距離は打てない。
アイアンが苦手でミート率が悪いゴルファーが、安定した飛距離を手に入れるクラブです。
兄弟モデルの「赤egg アイアン PF」とのターゲット層の違いは、その辺りがヒントになる。両者ともにミスに強いし飛距離も変わらないが、とにかくミスしてもぶっ飛んでほしいゴルファーには、こちらが究極の選択になる。
ライバルはこちらのランキングでチェック
これは飛ぶ!2018年に飛距離を求めるならこのアイアン7選
なんで飛ぶのかな?
7番アイアンで25度という超ストロングロフト設計です。
これは「プロギア RS フォージド アイアン」の5番よりも1度ストロングです。
さらにシャフトが標準的なシャフト長と比べると、2番手ほど長く設定されている。つまり、5番アイアン仕様のクラブに7番の刻印がされたクラブという事になる。でも、5番アイアンよりも飛ぶし7番アイアンのようにやさしい。
シャフトは
シャフトは、赤egg専用 カーボンシャフト のみの設定です。カーボンシャフトは、グニャグニャしないしっかりとしたシャフトで、インパクト時に先がビュンと走ります。
フレックスは、M-43CB(S)、M-40CB(SR)、M-37CB(R) 、M-35CB(R2) の4タイプある。M-35CB(R2)は1/4インチ短く設定されている。
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まとめ
「PRGR 赤egg アイアン PC」 は、ミスしても2番手以上の飛距離で曲がらない。
・ぶっ飛び
・よく拾い、よくつかまる
・曲がらない
・ダフっても飛ぶ
・オフセンターでもぶっ飛ぶ
アイアンの飛距離にこだわりたいなら、これが究極の選択です。
ショートホールで、ライバルよりも2番手短いアイアンでナイスオンするのも楽しいゴルフですね。
飛距離 10
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 8
構えやすさ 8
操作性 5
打感 6