BRIDGESTONE GOLF ツアーB JGR HF2 アイアン を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(31°)
【シャフト】
・JGRオリジナル TG1-IR (S)
・N.S.PRO MODUS3 TOUR105 (S)
同時にリリースされた「TOUR B JGR HF1 アイアン」は、ぶっ飛び鍛造アイアンという位置付け。
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構えてみると
構えてみると、ずいぶんストレートに近いネック形状。前モデルよりもフェースプログレッションの数値が大きくなった顔はビシッとピンを刺すことができる印象です。
標準的な厚みのトップブレードは、トゥ側が高く見えるデザインなので、ボールを包み込むように見え、いかにも捕まりそうな顔です。
すっきりしたアスリート顔ながら、やさしくつかまるイメージが湧くので、とっても構えやすい。
打ってみると
打ってみると、よくつかまって多めのスピン量で狙った方向に飛び、飛距離もまずまず。
つかまり過ぎることもないしミスヒットにも強く、打点がブレてもグリーンを外さない程度のミスに収まる。とても安定感があり同じような弾道に揃ってくれるので、アイアンが上達したような錯覚をしてしまう。。
かなり方向性がいい印象です。
しっかりと打ち込むと、インパクトでフェースが自然にターンしてフェースに吸い付くような柔らかい打感になり、とても心地よい。
少々センターを外しても衝撃吸収ポリマーのおかげでその打感は柔らかく嫌な感触が吸収されつつも、ミスした情報はちゃんと手に伝わってくる。
「TOUR B X-CB アイアン」のような分厚い打感とは違うが、柔らかいです。
払い打ちよりも打ち込んだ方が安定するし打感もいい。
兄弟の「TOUR B JGR HF1 アイアン」は払い打ちでもぶっ飛ぶし、打感が硬い。兄弟でも全くの別物です。
基本的に中弾道だが、高い球も低い球も打ちやすい。
でも、ちゃんと打ち込める中級以上のゴルファーに使って欲しい。アイアンにちょっと自信がないセミアスリートが使うと、飛距離も方向性もレベルアップが期待出来るアイアンです。
7番アイアンのロフト角が30〜31度というのは、セミアスリート用アイアンのスタンダードな設定です。このカテゴリーのアイアンは、かなり優れたモデルが多くて、激戦区です。ちょと飛距離が欲しいアスリートも使えるし、これから腕を上げたいアベレージゴルファーも、もちろん使って欲しい。
ライバルアイアンはこちらを参考に
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シャフトは
シャフトは、2種類のスチールシャフトと1種類のオリジナルカーボンから選ぶことができる。
カーボンは軽くても暴れずタイミングを合わせやすい。しなりにクセがないので、大きなミスになりにくい。スチールは、N.S.PRO MODUS3 TOUR105 と N.S.PRO 950GH が同プライスで展開されている。
私の好みかもしれないが、このアイアンは、やや軽めのシャフトで軽快に振り抜いた方が飛距離性能を引き出せると思う。
まとめ
BRIDGESTONE GOLF TOUR B JGR HF2 アイアン は、ミスに強く、やさしくグリーンに乗せられる。これから上達したいゴルファーから本格派のアスリートまで、幅広い層を満足させるアイアンです。
・柔らかい打感
・よくつかまる
・方向性がいい
・ミスに強い
・操作性がいい
とにかく飛距離が欲しいなら、「TOUR B JGR HF1 アイアン」、打感も操作性もこだわりたいならコレ!
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やっぱり軟鉄鍛造アイアンはいい。
飛距離 9
やさしさ 9
弾道の高さ 8
つかまり 8
構えやすさ 9
操作性 8
打感 9