FOURTEEN(フォーティーン) FH900 フォージド アイアン を試打しました。
この美しいアスリート用アイアンはどんなクラブなのか、その評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(33°)
【シャフト】
MODUS3 TOUR 105(S)
フォーティーンの商品ラインナップを見ると、よく似た軟鉄鍛造のキャビティアイアンがずらりと並んでいる。
ゴルファーの力量に合わせて選べるように用意されているが、どのモデルも打感がよくてカッコいい。
このモデルは、ツアープロにとっての打ちやすさを追求して 設計開発された。
なんだか難しそうなイメージだが、どんなクラブかな。
構えてみると
構えると、ストレートネックの操作しやすそうなシャープな小顔です。クセのないオーソドックスな顔立ちで、アスリートが球筋をイメージしやすくて構えやすい。
バックフェースの外枠部分のメッキ仕様が美しくて、質感が高い。
打ってみると
プロのために設計されたアイアンなので、手に負えないレベルかなとビビりながら打ってみると、、全然楽に打てる。それほどダウンブローに打ち込まなくてもよく拾うし、よくつかまる。
打点がブレてもまあまあ真っ直ぐに飛んでくれる。無理に手首を使わなくても自然にフェースがターンして分厚い打感になる。やや多めのバックスピン量で、グリーンによく止まる球が打てる。
飛距離性能は普通です。従来のプロモデルのロフトと比較すると、ややストロングの7番で33度だが、これが現在のプロ用ノーマルロフトなんですね。やはり、ストロング化が進行してます。
ボールの進化も手伝って、最近のアイアンは球が上がりやすいので、さらにこのストロング化の傾向が強まると思う。
打感は、かなり柔らかい。純粋に、これぞ軟鉄鍛造の心地よい打感です。ミズノのMPアイアンと匹敵するような柔らかさです。
ぶっ飛びすぎて驚いた軟鉄鍛造アイアンの「フォーティーン TC-544 フォージド アイアン」(レビューはこちら)も柔らかくて気持ち良い打感だが、フェースのどこに当たっても感触が悪くないから、打感と球筋が一致しない時がある。
でもこれは、細かい情報が手に伝わってくるから、球筋を見なくても、どこに、どんな球筋で、どれくらいの距離が飛んだのか、がリアルに分かる。距離のコントロールも、球筋の高低もライン出しも、やってて楽しくなるぐらい操作しやすい。
、ミスに強くコントロール性も抜群にいいアイアンです。まさに、プロが年間を通して安定感のある成績を収めるスペックです。
上級者のみならず、中級者以上なら問題なく使えるし、打感でミスが分かるから、腕を上げたいゴルファーにオススメです。
アイアンのスイングのセオリーがダウンブローからレベルブローに変わりつつある。長いインパクトゾーンで薄く長いターフを取り、少なめのスピン量で高弾道で攻める。そんなスイングに適したハイバウンスのソールが主流になってきました。
深く刺さらず抜けがいいショットが打てるし、ダフリにくい。このアイアンもしっかりとバウンス効果があります。
こちらも参考になります→2018年上級者にオススメしたい ハーフキャビティ・アイアン5選
シャフトは
シャフトは「Dynamic Gold (S200)」「MODUS3 TOUR 105 (S)」の2種類のスチールシャフトが標準で用意されている。「MODUS3 TOUR 105」は、USPGAで大人気です。軽量シャフトの時代がやってきた。これからの主力になっていくのでは。
【GOLF5】フォーティーンのアイアンが大幅プライスダウン! 今すぐ価格をチェック!
まとめ
フォーティーン FH 900 FORGED アイアン は素晴らしい打感でコントロール性抜群。ミスにも強くて、かっこいいアイアンです。
・打った情報が手に伝わる素晴らしい打感
・ミスに強い
・操作性がいい
・よくつかまる
・抜けがいい
・ハードなアイアンではない
「研ぎ澄まされる感性が至高のショットを生む。」
手に伝わる情報でショットの精度を上げられる、勝つための素晴らしいアイアンです。
飛距離 7
やさしさ 8
弾道の高さ 8
つかまり 9
構えやすさ 8
操作性 10
打感 10