DUNLOP XXIO9 (ダンロップ ゼクシオ ナイン) フェアウェイウッド ミヤザキモデル を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
5番(18°)
【シャフト】
・Miyazaki Melas カーボンシャフト(S)
・Miyazaki Melas カーボンシャフト (SR)
「XXIO9 シリーズ」のウッド系のモデル(ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ) には、アベレージゴルファー向けのこの「レギュラーモデル」と、セミアスリート仕様の「Miyazaki モデル」の2種類ある。
FWの番手バリエーションは5種類ある。(3番15°、4番16.5°、5番18°、7番20°、9番23°)
構えてみると
レギュラーモデルのヘッドは紺色だが、この ミヤザキモデル はブラックにカラーリングされ、こちらの方が小さく見える。
形はレギュラーモデルと同じで、トゥ側とヒール側にややバルジがあり、引っ掛けやプッシュのミスに強そうな顔で構えやすい。
打ってみると
打ってみると、適度な重量感で振りやすい。レギュラーモデルより全体重量が23gも重いが、それでもスリクソンZ F65 フェアウェイウッド のシャフトの中で最軽量の「Miyazaki Kaula MIZU 5 カーボンシャフト」よりも5g軽い。
これを見ると、いかにゼクシオ9のレギュラーモデルが軽いのかが分かる。
元々のつかまりの良さと拾いやすさが、重量感によって更に1ランク上がったような感じがする。
もちろんヘッドスピードが遅いゴルファーには軽い方が打ちやすいが、フェアウェイウッド少々重量感があってトルクが少ない方がボールにコンタクトしやすい。この重量感は、実に打ちやすいです。
弾道は高めのストレート。丁度いいスピン量で、大きなキャリーが出る。とても良く上がります。そして、フェースのバルジの効果で、プッシュ気味に出た球がドロー回転で戻ってくるし、引っ掛かりがスライス回転で戻ってくる。
フェースに良く乗り、良くつかまってると実感出来るから、打感が気持ちいい。
ミスヒットにも強く、特にヒール側のヒットの飛距離のロスも少ない。シャフトの癖のなさが、XXIO9のヘッドの素晴らしさを浮き彫りにしてくれる。
普通のシニアの体力があれば、このヘッドの素晴らしさが引き出すことができる仕様です。ただリシャフトしただけじゃない。ちゃんと別物に仕上がってます。シャフトが重いだけじゃなく、グリップもいいバランスを保つために重くなっている。
おそらく、ドライバー同様にヘッド重量もほんの少しだけ加重されていると予測される。
シャフトとのバランスが良く、見事に振り抜きやすい。
小さめなバックスイングで打ってもつかまるし、ノーコックのボディターンで大きくゆったり振ってもよくつかまる。やや身体が硬くなってきた熟年ゴルファーの救世主のようなフェアウェイウッド。スリクソンのようなアスリート系から、一気にゼクシオ9レギュラーモデルにスペックダウンするのは、かなりリスキーです。これはそのギャップを見事に埋めたモデル。
ゴルファーの体力や力量に合わせて、ここまで細かく商品展開をしてるクラブメーカーは、ダンロップ以外に見当たりません。ドライバーの商品ラインナップを見ると「あっぱれ!」です。(レビューはこちら)
シャフトは
シャフトは「Miyazaki Melas カーボンシャフト」の3種類のフレックス(S)(SR)(R)から選ぶことになる。
このシャフトは全体がしなって、ヘッドスピードが上がる感じで先の動きは抑えめ。レギュラーモデルの「ゼクシオ MP900 カーボンシャフト」を重くして、トルクを減らした感じ。キックポイントの違いは感じない。とても振りやすく合わせやすい。
(S)シャフトで、ヘッドスピードが41〜45m/sぐらい。(SR)シャフトで、ヘッドスピードが39〜43m/sぐらい。
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まとめ
DUNLOP ゼクシオ ナイン フェアウェイウッド Miyazaki Model は、適度な重量感でとても打ちやすい。ゼクシオナインのパフォーマンスを最大限に引き出せる。
・丁度いい重量感
・自然にフェースがよくつかまえてくれる
・高弾道
・よく拾う
・ミスに強い
・よく弾き、強い弾道
やさしいヘッドを やさしく振り抜き、芯でとらえる。
これを打つと、XXIO9のヘッドの素晴らしさが浮き彫りになる。
構えやすさ 4.5
デザイン 4.5
打ちやすさ 5
操作性 4
打感 4