ヨネックス YONEX EZONE(イーゾーン) XPG Type HD ドライバー を試打しました。ドローが打ちやすいバージョンは、どんな改良が施されたのか楽しみです。評価と感想をレビューします。
試打クラブ
9度
【シャフト】
EX310J (オリジナルカーボン)
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構えると
構えると、後方に大きく張り出した面長のクラウン部にカーボンファイバーが透けて見える。投影面積はかなり大きい。いかにもシャローバックで球が上がりそうな雰囲気がある。丸く描かれた白いプリントが構えやすさを演出してる。
打ってみると
打ってみると、第一印象は打感が独特です。カーボンコンポジットのドライバーの特徴とも言えますが軽い打感で、音は高めの金属音。ヘッド全体がカーボンかな?って思うような軽い打感。手に衝撃が伝わらない。何発打っても心地よいインパクトで肘や手首に負担がかからない。
大きい金づちで枝豆でも叩いているような感じ。
これは、ヘッド重量が重いのに加えてグリップエンドにも重りが入っていて、カウンターバランスになっているからですね。振った感じは全体の重量が軽く感じる。Sシャフトで総重量319gって、なかなか重い部類に入りますが、290gぐらいの軽いクラブを振っているような感覚です。
飛距離は、軽く振ってもよく飛びます。非常に振りやすくて、よくつかまる。高弾道で低スピンの理想的なドローボールが自然に打てる。ヘッドの構造とカウンターバランスの共演でヘッドスピード以上の飛距離を引き出しているし方向性も安定する。
コックを使ってためるより、振り子のように軸をぶらさずにフィニッシュまで一気に振り抜くだけで、かなり飛ぶ。ヘッドスピードが速いゴルファーよりも、少し遅めの人の方が効果を引き出せると思う。
シャフトは
オリジナルのカーボンシャフトは手元部分の剛性が高めで、中から先がよくしなり、弾き飛ばす感じのシャフト。また重心位置も40mm手元側に移動させたことで、重ヘッドでもバランスよく軽い振り抜きを実現できる。このシャフトはヘッドと一体感があって振りやすい。
まとめ
ヨネックス EZONE XPG Type HD ドライバー は、ヘッドとカウンターバランスの共演で高弾道のドローボールが打ちやすい。
・よくつかまり、高弾道でよく飛ぶ
・グリップ、シャフト、ヘッドの重量配分が振りやすさを演出
・方向性も高さも安定する
・とにかく価格が安い!
ヘッドスピードが普通のゴルファーがドローボールでハードヒッターに対抗できるドライバー。よく考えられた作りです。安くて素晴らしい。
構えやすさ 4
デザイン 3
打ちやすさ 4.5
打感 4