FOURTEEN フォーティーン D-036 のSw(サンドウェッジ) を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
Sw・56°・4°
【シャフト】
ダイナミックゴールド (WEDGE)
N.S. PRO 950GH HT (WEDGE)
フォーティーンから「やさしさ」を追求したスーパーワイドソール・ウエッジが登場した。
バリエーションは4種類
グリーン周りの「Aw」
バンカーショットの「Sw」
バンカー越えを高い球で乗せられる「Hw」
そのストレートネック仕様の「T.S.(Hw)」
ワイドソール、グースネック
ワイドソール+グースネックといえば、フォーティーンには「DJ-33 ウエッジ」がある。
これは実に打ちやすく、評価が高い。アマチュアのみならず、ツアープロも使用するこのウェッジは、とにかくやさしくて、実際に芝に上で打つと、グースネックがボールにコンタクトしやすいし、ローバウンスのワイドソールがよく滑ってくれる。
バンカーからも簡単に脱出できて、距離感も出しやすい。各クラブメーカーのウエッジを見ると、グースネックもワイドソールも増えてきた。
やはり日本の芝にはこのような形状が適しているからミスが軽減できる。
スーパーワイド・ソール
一見するとよく似たデザインだが、「DJ-33 ウエッジ」よりもソールの幅がかなり広くなった。
フォーティーンには「H-030 ウエッジ」というやさしさ追求の革新的なウエッジがあるが、それとの中間ぐらいのソール幅の広さ。
やさしいウエッジであるのは間違いない。
構えてみると
構えてみると、グースネックが地面にピタッと密着してターゲットにフォーカスしやすい。丸型の大きなフェース面がどっしりとして、安心感がある。
ダフリやトップのネガティヴなイメージが打ち消され、リラックスして準備ができそう。
打ってみると
まず、50ヤードのアプローチを打つと、フェースの上に乗ったボールがふわりと高く上がってワンバウンドでピタッと止まる。何発打ってもよくフェースに乗ってくれる。これは打ちやすい! ボールだけを拾う感じで打つと距離感がぴったり合う。
スイートエリアが広いから打点がブレてもミスにならずにピンに絡んでくれるし、その打感は柔らかく、芯を外しても感触が悪くない。
少しダフリ気味でもソールがよく滑って抜けがいいから、これもミスにならない。
70〜80ヤードを打つと、強烈なバックスピンがかかるし、打感も柔らかい。やさしさを追求したモデルでも、打感もスピン量も妥協は感じない。
グリーン周りからのアプローチを打つと、ボールをよく拾い上げてくれるから、簡単に打てます。閉じたり開いたり余分な事はしなくてもいい。
シンプルな打ち方一つだけで、どんなライからでも打てそうなやさしさがあります。少しぐらいのトップならスピンがかかって大きなミスにならない。
バンカーで打ってみると、ワイドソールが砂の中を滑り抜けながら自然に砂が爆発してくれるから、軽く振るだけで距離が出てくれる。
フェースは開かずに、シャフトと地面が垂直になるように構えて、ボールの手前をダフるだけでいい。そして、バウンスが跳ねる瞬間の砂の抵抗が手に伝わってくるので、距離感がつかみやすい。砂の中の評価は高い。
硬く締まった砂では、少しだけボールを真ん中寄りに置いてダフるだけで柔らかいショットが打てるし、重たい砂でも砂の中でよく滑る感じがするので、砂を薄めに取らなくても振り抜きやすい。
これはバンカーショットが楽しくなってしまう。。。
このサンドウエッジは、芝の上と同じ打ち方で簡単にバンカーからピンに寄せられる。ダフるだけです。
打ち方一つマスターするだけでどんなライからでも打ててしまう。
「D-036」 のAw(アプローチウェッジ)のレビューはこちら
シャフトは
標準仕様のシャフトは、Dynamic Gold (WEDGE)、N.S. PRO 950GH HT(WEDGE) の2種類のスチールシャフトと1種類のオリジナルカーボンシャフト(FT-61w)がある。
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まとめ
フォーティーン D-036 のSw(サンドウェッジ) は、シンプルに打てるので、打ち方一つ覚えるだけでいい。あとはクラブが仕事をしてくれる。グースネック&ワイドソール は、本当に打ちやすい。
・グースネック
・ワイドソール
・柔らかい打感
・よく拾う
・ミスに強い
・抜けがいい
バンカーショットが怖くないどころか、楽しくなりそう。。。
SWが得意クラブになるかも。
やさしさ 9
構えやすさ 9
スピン量 9
操作性 8
打感 8
プライス 9