Titleist NEW VG3 フェアウェイ メタル(2018) を試打しました。どんなFW(フェアウェイウッド)なのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
3番(15°)
5番(18°)
【シャフト】
・Titleist VGF(S) オリジナルカーボン
”フェアウェイメタル”と称されるVG3のフェアウェイウッド。
2018年モデルの番手バリエーションは、3番(15°)、5番(18°)、7番(21°) の3種類ある。前モデルの4番(17°)がラインナップから外れたが、5番のロフト角が1度ストロング設定になった。
カチャカチャで、ロフト角とライ角が調節可能。
シャフト(スリーブ)は前モデルや917シリーズとの互換性がある。
2018年モデルの特徴は
同シリーズの VG3 ドライバー(2018) には新たにカーボン素材が導入されたが、FWはステンレスボディのまま。それでもクラウンの肉薄による軽量化で、低重心になった。
前モデルでかなりの威力を発揮していた「アクティブ リコイル チャンネル」(ソールの溝)もそのまま備わっている。
構えてみると
構えてみると、シャローフェース、シャローバックの大きな丸型ヘッドはどっしりとした安定感がある。重心の深さと低さが外観から伝わってくるので、いかにも球が上がりそうな印象を与えてくれる。
前モデルは、まるでユーティリティのような小ぶりのヘッドだったので、全く別物になった感じがする。構えやすさに加えて、仕上がりの美しさと高級感がある。さすがVG3です。
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試打の評価は
スプーン(3W)から打ってみると、なるほど、なるほど、、、大型化されたヘッドの恩恵を受けて、めっちゃよく拾ってくれます。かなりの高弾道で左右に曲がらずグイグイ伸びて行く。。
コックを使わずにササッと払うと、インパクトで自然にフェースがターンしながらグイッとボールを捕まえて高い打ち出し角で飛んでいきます。この高さに「あれっ?クリーク(5W)かな??」とソールの番手表示を確認したほど、よく上がってくれる。
こんなに打ちやすいスプーン(3W)は、ちょっと記憶にない。。
打感は柔らかくて、フェースとボールの接地時間が長く感じる。オフセンターでも悪い感触にならないし弾道もそれほど変わらない。
飛距離はぶっ飛ぶ感じではないけどミスヒットにも強く安定したキャリーが稼げます。
ただし、高弾道&直進がお得意なクラブなので、操作性重視なら 917F2 の方がいい。
次にクリーク(5W)を打ってみると、さらに高い弾道でまっすぐに飛んでくれる。振った感じが3Wと全く同じバランス感覚なので、まるで9番アイアンとPWを打ち比べるかのように、気軽に打ててしまう。
「自信がないから5番を使う」っていうフェアウェイウッドの使い方から”おさらば”出来るかもしれません。このFWなら残りの距離に合わせて番手を選ぶことができる。そんな一歩も二歩もレベルアップしそうな期待感が湧いてくるのです。
これはシャフトも素晴らしい。ねじれの少ない中調子でクセがなくヘッドのパフォーマンスを最大限に引き出してくれる。それに加えてバランスがいいから、シャフトとヘッドが互いに力を合わせてミスをカバーし合ってくれるのです。
振り遅れてもシャフトが一気に加速しながらヘッドがターンして、急いで捕まえてくれる。プッシュ系のミスはほとんど出ません。58gのシャフトは、まあまあの重量なのに、全体重量は軽い。ヘッドが少し軽くて、グリップが軽量化されている。これは前モデルから引き継がれた軽くてシッカリしたフェアウェイウッドです。
ヘッド、シャフト、グリップ、、、全てが絶妙に調和され極上な仕上がりになっている。
こちらも参考にして下さい→2018年おすすめの打ちやすいフェアウェイウッド8選
実際のところ、地面から3Wは使わないアマチュアゴルファーが圧倒的に多いので5Wの評価を主体にレビューしてるけど、この「NEW VG3 フェアウェイメタル(2018)」の3Wは絶品です。
シャフトは
シャフトは、オリジナルカーボンのTitleist VGFの3つのフレックスス(R)(SR)(S) から選ぶことになる。
今後様々なシャフトが追加されるかもしれないが、このオリジナルカーボンは、バランスがバッチリなのでオススメ。(S)で42〜45m/sぐらい。ヘッドの動きとシャフトのしなりがピタッと合っているので、本当に打ちやすい。
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まとめ
タイトリスト NEW VG3 フェアウェイメタル (2018)は、軽くて振り抜きやすく、よく拾って、安定したたキャリーが打てる。
・高弾道
・よくつかまる
・軽くて振りやすい
・ぶっ飛ぶ
・ミスに強い
・打感がいい
安心して池越えが狙える。
“打ちやすさ”と”やさしさ”はNO.1です。
飛距離 9
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 10
構えやすさ 9
操作性 8
打感 9