ゴルフを始めると、最初のうちは「100切り」が目標になります。
その後上達とともに「目指せ80台!」「目指せハーフ30台!」と、目標のレベルが上がっていきます。
そこまでは、なんとかたどり着くけど、70台はムリムリ!って思ってませんか?
でも、そんなことありません。
70台前半はやっぱり難しいけど、70台後半のスコアは、そんなに難しいことでありません。
ゴルフにはいろんな楽しみ方がある
ゴルフって本当に楽しいスポーツです。その要因はたくさんありますが、楽しみ方が色々あるのがゴルフの特徴とも言えます。
- 人より遠くへ飛ばす
- 最新のファッションを装う
- ギアにこだわる
- 美味しいランチ
人それぞれ、いろんな楽しみ方があります。
やっぱりゴルフは「上がってなんぼ」
「ゴルフは上がってなんぼ」のスポーツです。
人よりも遠くに飛ばしても、素敵なポロシャツを着ても、競技に出ると結局ストローク数が1打でも少ない人が勝者になるのです。
居酒屋でゴルフ談義に花を咲かせるサラリーマンも、他人のファッションより他人のスコアが気になる。
「自己ベストは?」とか、「どれぐらいで回るの?」とか、やっぱり関心があるのはスコアです。
プロとアマチュアの違い
ツアープロは、バーディーを量産させ、ボギーを最小限にとどめる。守るべきホールと、攻めるホールを区別して、アンダーパーを積み上げていきます。
アマチュアは全く違う次元のゴルフです。クラチャンの決勝でも、寄せワンゴルフです。鋭いショットでバーディーを量産するプロとは全然違いますよ。
ローハンデのトップアマと一緒にラウンドすると、「意外にたいしたことないなぁ」って思うもんです。
きっと私も同伴競技者に、そんな感じにに思われているでしょう、、(汗)、、
それでも上がってみると、知らぬ間に70台で回ってます。
(アマチュアでも将来プロを目指す研修生や学生たちのゴルフは別次元ですが、、、)
つまり、同じ70台でも、プロとアマチュアでは、中身が全然違うし、70台後半のスコアなら、そんなに難しいことでありません。
70台には、ティーショットが大事
プロの競技を観戦すると、トッププロがボギーを打つ原因はティーショットのミスが多いです。
優勝争いから脱落するときも、ここ一番のティーショットを曲げてボギーになることが多い。やはり、トッププロですら、ティーショットをミスするとボギーの確率が上がります。
飛ばす必要はありません。とにかく、曲げないことが重要です。
ティーショットからバタバタしてると、リズムに乗れません。
ミスしても想定内の範囲に収まるドライバーを使うと、やさしくスコアメイクできます。
ぶっ飛びのドライバーも魅力的ですが、ケガが少ないドライバー選びが70台への近道です。
確実にハザードを避けながらコントロールしたいアスリートには小顔のドライバーがオススメです。
(小顔のドライバーは意外にやさしい・オススメ5選)
また、ティーショットは、何でもかんでもドライバーを使うのは、リスクを伴います。
短くて狭いホールでは、フェアウェイウッドやユーティリティを多用して下さい。
ドライバーの方が安心できるっていう人が多いが、不慣れなだけだと思います。
ミスしてもいいから、慣れるまで、じゃんじゃん使ってください。
ゴルフの組み立て方を考え直す
ティーショットが安定すれば、「悪くてもボギー」のゴルフになる。
すると、時々パーオンして、時々グリーン周りから寄せワンを拾うと70台が見えてきます。
3ホールがパーオンのパー。3ホールが寄せワンのパー。3ホールがボギー。これでハーフ39です。1つバーディーがあれば38になります。
全ホールパーオンを目指さなくていい。
重要なのは、グリーンをオーバーしないこと。寄せやすい場所に2打目を打つこと。手前の花道や毎回同じようなライからのアプローチなら、OKに寄る確率も上がります。
バンカーショットが苦手なら、グリーンを外してでも絶対にバンカーに入れない。ボギーならOKです。寄せやすい場所に2打目を打つためには、ティーショットが深いラフや林の中に行かないようにしたい。
寄らず入らずが続いても、そのうちパーがきます。
練習方法を変えてみよう
ドライバーが安定すれば、次に重要なのが、アプローチです。
まず、100ヤード以内に得意な距離をつくりましょう。私は、100ヤードと70ヤードが得意です。
そして、グリーン周りからのアプローチも、得意なクラブを1本つくりましょう。プロのような多彩な技は諦めて、シンプルに打つ方が安定します。
ドライバーとアイアンばかり練習してるゴルファーが多いが、私は練習場で、7割以上がアプローチ練習です。どうしても後回しになりがちですが、アプローチが上達すると、スコアメイクが楽になります。
そして、パターが重要。アプローチが寄ればショートパットが命綱です。
まとめ
ゴルフで70台を出すには、ダボを打たないゴルフをすれば、そんなに難しくない。
- ティーショットは、そこそこ。想定内のミスにおさめる。
- セカンドショット(ショートのティーショット)は、グリーンをオーバーさせない。アプローチしやすい場所に打つ。
- アプローチ練習が重要。
- ショートパットが命綱。
同伴競技者を見てると、勿体ないな〜と思えるゴルファーが多い。アプローチやパターに淡白な人がたくさんいる。ちょっとの考え方次第で70台が出せる人がいっぱいいます。
私は、2打目のミスは悔しくないが、3打目のアプローチミスはめっちゃ悔しいです。さらにショートパットのミスは、もっと悔しい。
ゴルフの上達法って、スイングだけじゃありません。組み立て方が上達すると、大幅に自己ベストを更新します。
ぜひ70台のゴルフをエンジョイしてください。