Callawayキャロウェイ GBB EPIC STAR (ジービービー エピック スター)ドライバーを試打しました。世界のトッププロがすでに使用中で評判のドライバーは、どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
9.5°
10.5°
【シャフト】
Speeder EVOLUTION for GBB (S)(オリジナルシャフト)
Tour AD TP-5(S)
Speeder 569 EVOLUTION III(S)
キャロウェイの「GBB EPIC」シリーズのドライバーには、高弾道で飛ばす「GBB EPIC STAR ドライバー」と低スピンで飛ばす「EPIC Sub Zeroドライバー」の2種類あります。
キャロウェイ GBB EPIC Sub Zero ドライバー の試打&評価
構えてみると
構えると、丸顔でやや横長なクラウンが引き締まって見えるが、これでも460ccある。意外にディープフェースで全体に丸みを帯びて、いかにも強い弾道が出そうな雰囲気です。ただ、つかまりそうな安心感はある。
クラウンのフェース側に「XR 16 ドライバー」のような凹凸があり、空気抵抗を抑えた設計になっている。これがボールにフォーカスしやすくて構えやすい。
打ってみると
Tour AD TP-5(S)でワッグルすると、ヘッドがかなり軽く感じる。総重量もバランス(D1)も軽いから、恐らくヘッドが軽いのかな。
素振りをすると、ここまで軽くて大丈夫なのか不安に思ったが、打ってみると、よくつかまり、かなり高弾道で低スピンのストレートボール。初速がいつもより速くて、恐るべし飛距離です。これにはびっくり!
軽さと、少し長めのシャフト(45.75インチ)と、空気抵抗の効果で、ヘッドがよく走る。ヘッドスピードが随分早くなったような感覚になるが、実際に、いつもより速い。
軽いクラブはスイング軌道が安定しないリスクがあるが、このドライバーはバランスがよく、振りやすくて、いつもよりスムーズなスイングができる。
高弾道で低スピンの理想的な弾道で、キャリーが遠くまで飛んでくれる。ロフト角10.5°で打つと高く上がりすぎる感じがするが、吹け上がってないのでビッグキャリーになる。これは弾道が高い方が飛距離が伸びる。しかもサイドスピン量が少ない。
あまりにも飛んで曲がらないので、「今日のスイングが特別いいのかな?」って疑問に思ったから、、、エースドライバー(タイトリスト 917D2)を持ち込んで計測したが、、
残念なことに、、いつもと変わらない。
やっぱりクラブがいいんだ。。
カーボンコンポジットなのに、ヘッド全体がたわんで飛ばすと言うより、フェースが ドーン と押し出す感じです。センターでヒットするとフェースに乗っかって心地良い打感だが、少しセンターを外すと、いいかにも芯を外した打感になる。
ところが、感触が悪くても曲がらないし、飛距離がそれほどロスしない。あまり経験がない感覚です。
ミスヒットでも曲がらないから、かなり慣性モーメントが高い構造と言えるが、操作性が良いクラブではない。
重心位置の調整機能
「GBB EPIC STAR ドライバー」には、カチャカチャでロフト角やライ角を調整できないが、約11gのウエイトを溝をスライドさせる「ペリメーター・ウェイティング」で、フェードとドローの弾道コントロールができる。調整すると、球筋がかなり変わった。
シャフトは
シャフトは4種類あるが全て50g台のカーボンシャフトから選ぶことになる。
オリジナルの Speeder EVOLUTION for GBB は、先がよくしなるシャフトで、よくつかまる。(S)でも柔らかめです。私にはアンダースペックだが、このシャフトのヘッドスピードがかなり早かった。先がよく走ります。(S)で、ヘッドスピードが41〜43m/sぐらいです。
その他に、Tour AD TP-5(S)、Speeder 569 EVOLUTION III(S)、FUBUKI V50(S) がある。50g台のシャフトだけだが、シャフトが長いので普段よりも軽いシャフトの方がタイミングが合います。
まとめ
「キャロウェイ GBB EPIC STAR ドライバー 」は、軽くて振り抜きやすい。速いヘッドスピードと速い初速で、常識破りのぶっ飛びです。
・初速が速い
・低スピンで高弾道
・軽くて振りやすい
・ミスに強く曲がらない
・ぶっ飛ぶ
このオフシーズンに発売のドライバーの中で一番の飛距離でした。飛ぶのは間違いないです。久しぶりに驚いた。。。
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 3.5
打感 4