ONOFF DRIVER AKA(オノフ ドライバー アカ)2016モデル を試打しました。
どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。
試打クラブ
10°
【シャフト】
SMOOTH KICK MP-516D (S)(オリジナルカーボンシャフト)45.75インチ
ONOFF AKA(オノフ 赤)のドライバーのロフトバリエーションは3種類(9°、10°、11°)ある。
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オノフはセンスがいい
オノフのメンズ用には、片山晋呉プロ監修のアスリート向けの「KURO」とアベレージゴルファー向けの「AKA」の2種類のシリーズがある。
オノフは、クラブからキャディバッグや小物類まで独特な世界観があり、実にセンスのいい商品を送り出している。
大手クラブメーカーと真っ向勝負せず、このようなセンスの良さをを前面に出して、オシャレにこだわるゴルファーを惹きつける戦略が、見事にハマっています。
私もバッグ類や小物類を 定期的に購入するオノフファンの一人です。
構えてみると
構えると、赤い丸型のヘッドが、美しい。ボルドー系の落ち着いた色目なので、闘牛みたいにアグレッシブな気持ちにはなりません。大きく見えて安心してゆったりと構えられる。
フェース面の真ん中にONOFFの四角いマークがうっすらとレーザーミーリングされている。ほんの少しフックフェースに見え、つかまりそうな顔つき。「KURO」にはクラウン部に溝があるが、この「AKA」は、オーソドックスな形状です。
3本の溝「パワートレンチ」
「パワートレンチ」と呼ぶ溝(トレンチ)が、ソールに3本ある。この溝は、ミズノやテーラーメイドやタイトリスト等々多くのクラブメーカーに採用されているが、これが3本あるから、その効果がさらに期待できる。
これによってインパクト時のフェース周辺のたわみ量を大きくし、復元力によって飛距離が伸びる効果があり、オフセンターヒットでも飛距離のロスが少ない。
打ってみると
打ってみると、よくつかまり、高弾道の低スピンでよく飛びます。右に出てもナチュラルなドロー回転で戻ってくる。左に出てもセミラフ程度のミスに収まる。私には少し軽いのに、なぜか タイミングが取りやすく振り抜きやすい。
シャフトのしなりと、ヘッドのターンが一体感がありヒットしやすい。インパクトでフェースがオートマチックにターンしながらドロー回転でボールを高く上げてくれる。何も操作しなくてもクラブが自然に仕事をしてくれる。ミート率を上げたいゴルファーにお勧めしたいです。とても打ちやすく出来ている。
ミスヒットしても飛距離のロスが少ないし曲がらないのは、「パワートレンチ」の効果かな。
3本の溝のたわみが復元する感触なのか、芯でとらえると、フェースでボールを押し出すような打感になリ、初速も早い。オフセンターでヒットしても打感が柔らかく、それほど悪い感触にならない。飛距離と方向性の安定感が抜群にいい。
やさしいヘッドと思ったら、意外につかまらなくてガッカリするドライバーが多いが、これは心地よくつかまって打ちやすい。それなのに、ヘッドスピードを上げて打っても、引っかかりや、吹け上がりにならない。オノフのクラブは、クラブ全体のバランスがいいが、これも例外ではない。
アベレージゴルファーには、絶対的にお勧めしたいが、中上級者やセミアスリートにも使って欲しい。月一のエンジョイ派にも、上を目指す熱血派にも、幅広い層に適合するドライバーです。
シャフトは
オリジナルカーボンの SMOOTH KICK MP-516D は、中から先がよく走り、合わせやすい。
スピーダー569エボリューションⅢによく似た感じがする。
Sシャフトは、46m/sで振っても、42m/sで振っても、タイミングがバッチリ合った。
ヘッドスピードが速くても、遅くてもタイミングが合いやすい。
フレックスは4種類(S、SR、R、R2)あり、「R2」の長さが1インチ短く設定されている。
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まとめ
オノフ ドライバー AKA 2016 は、振り抜きやすく、楽につかまる。ドローボールが打ちやすいのに引っかからない。
・よくつかまる
・ミスに強い
・振りやすい
・高弾道のドローが打てる
・安定感がある
このドライバーが打ちにくいゴルファーは、いないと思う。それほど万人に適合します。
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赤いヘッドもカッコイイ!
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5+
操作性 3
打感 4.5