PRGR egg (プロギア エッグ) ドライバー(通称「赤egg ドライバー」)2017年モデルを試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
10.5°
【シャフト】
・赤egg専用 オリジナルシャフト M-43(S) 45.5インチ・赤egg専用 オリジナルシャフト M-40(SR) 45.5インチ
バリエーションが多い
ちょうど2年ぶりにモデルチェンジとなった プロギア egg シリーズ には、前作同様に「赤エッグ」 と 「金エッグ」 がある。
プロギアの商品の中で「eggシリーズ」はアスリート向けの「RSシリーズ」とシニア向けの「REDシリーズ」の中間に位置するモデルである。
「赤エッグ」はSLEルール限界の飛びを追求したモデル
「金エッグ」はSLEルール適合外の高反発設計である
さらに、この「赤エッグ ドライバー」にはこのレギュラーモデル以外に、シャフトを1インチ短くしてヘッド重量を重くした44.5インチ仕様の「赤eggドライバーIMPACT-SPEC」もラインナップされている。
ロフト角は2種類(10.5°、11.5°)ある。
構えてみると
構えてみると、投影面積が大きくてどっしりと構えられる。クラウンのフェース寄りのフランジ部分が高くてクラウン部が低い大きな段差がある形状「新パワーフランジ」が、一目で「赤egg」だと分かる顔です。
その段差があるからなのか、フェース面がかなり大きくて、ディープ・フェースで、セミシャロー・バック。一見するとパワーヒッター用の外観にも見えるが、難しそうな印象は全くない。いかにもフェース全体で弾いてくれそうな安心感がある。
打ってみると
打ってみると、よくつかまり、高弾道の低スピンでぶっ飛びます。サイドスピンがかからず、出玉の方向にフライヤーのような球質で糸を引くように飛びます。それがオフセンターでも変わらないから、かなりミスに強い設計です。
新パワーフランジの効果がすごい。ヘッドスピードを上げずに軽〜くミート率重視に振り抜くと、スパーンと弾いて前へ前へと飛んで行きます。高弾道なのに落ちてからのランも多い。
全体重量は私には少し軽いのに、タイミングが合わせやすくて振り心地がいい。過剰なフェースのターンもないし、なぜか タイミングが取りやすく振り抜きやすい。
体全体を使って振れば、かなりのロングドライブになるが、コンパクトに手打ちでゴマカシても、ちゃんときれいな放物線を描いて、よく飛んでくれる。
大きいフェース面と新パワーフランジが一緒になってボールを弾き返してくれるから、とりあえずフェース面でヒットさせれば、飛んでくれるような感じです。
打感は標準的。フェースとクラウン部が一体となって瞬時に弾き返す感触です。つかまりすぎない、プッシュしない、ずっと同じような接地感がある。サイドスピンが気にならないし、吹け上がりもない。
出球の方向さえ間違わなければ、フェアウェイをキープできる安定感がある。アベレージゴルファーには、絶対的にお勧めです。ゼクシオでは物足らないセミアスリートにも使って欲しい。
最近のプロギアのドライバーは、「飛びすぎるんじゃないかな?」と心配になる程よく飛びます。
これにシッカリしたシャフトをカスタムして使ってみたいと思った。
シャフトは
シャフトは「赤egg専用 オリジナルシャフト」のみの設定です。
これは軽くてトルクが多めだが、シャフト全体で弾く感じなのでとっても合わせやすい。振り遅れそうになるとビュンっと走ってつかまえてくれる。他社のこのカテゴリーは、先だけがよく走るシャフトが多いが、これは全くクセがないので、想定外のミスになりません。
M-43(S)は、軽めのシャフトが好みのセミアスリートにピッタリかも。42〜45m/sぐらいです。
M-40(SR)は、39〜43m/sぐらい。
フレックスは4種類(M-43(S)、M-40(SR)、M-37(R)、M-35(R2))ある。
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まとめ
PRGR「赤egg ドライバー」2017年モデル は、大きなフェースが大きく弾いて、高弾道でぶっ飛びます。
・よくつかまる
・ミスに強い
・振りやすい
・高弾道
・低スピン
・安定感がある
このドライバーはアベーレージゴルファーの欠点を補ってくれる。飛距離、方向性、ミート率が上がります。
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 3.5
打感 3.5