DUNLOP ダンロップ スリクソン Z765 アイアン を試打しました。過去のモデルと比べながら、どの様に進化したのか、評価と感想をレビューします。
結論は、フェードボールが打ちやすくて「完成度が高いなぁ〜」です。
試打クラブ
7番(32°)
5番(25°)
【シャフト】
N.S.PRO MODUS³ TOUR120(S)
N.S.PRO 980GH DST(S)
さらに美しくなったバックフェース
Z765 アイアンの中古クラブを検索
過去のZシリーズと比べると
新しいスリクソンのZシリーズアイアンは、毎回おなじみの3タイプが用意されています。展開モデルは「Z565」ポケットキャビティ、「Z765」ハーフキャビティ、「Z965」マッスルバック の3モデルです。
歴代のハーフキャビティ「Z7○5 アイアン」を振り返ってみると、、、
Z725 アイアン
Z745 アイアン
Z765 アイアン
3タイプを比べると、バックフェースの出っ張りが台形から三角形になり、さらにトゥ側に移動しているのが分かります。形状から想像すると、今回の進化で、つかまり過ぎない仕様になったのかな??早速、検証してみます。
構えてみると、
トップが、やや厚め。セミグース。セミラージ。最近のハーフキャビティの傾向です。従来のアスリート系と比べると、優しくなったな〜っていう顔つき。とっても安心感があります。
フェースは大きくなって丸くなりました。かなり大きくなった印象です。溝の断面積が前モデル比で5%拡大した事も大きな改良点です。ラフからのショット時でも安定したスピン性能を発揮します。
打ってみると、
構えた感じでは、つかまりのいいドロー系のボールが出るのかなって思いましたが、なんと、高弾道のストレートボールが続出。(ドローヒッターです)嬉しい!!つかまった感触なのに、ドロー回転になってません。逆に、パワーフェードが打ちやすい。バックフェースの形状の恩恵でしょうか。
打感はかなり柔らかいです。ミズノのMPアイアンに匹敵する柔らかさです。トップ気味に打っても、拾ってくれます。ずいぶん、やさしくなりました。でも、ミスした時は、それなりの感触が手に伝わってきますので、上を目指したいゴルファーには適してます。
ロフト角は、7Iで32°、5Iで25°。まあまあ高弾道で強い球筋。飛距離はアスリート系としては飛ぶ部類に入ると思います。ミスに強くなったので、安定した距離が出せます。
前モデルより、さらに削られたソール形状
NEW「Tour V.T.ソール」
V字型のソール「Tour V.T.ソール」も改良されています。バックサイドとヒール部分のソールが削られてますね。以前より抜けがいいので、複合ライでも打ちやすくなりました。
シャフトは、5種類のスチールから選べます
・ダイナミックゴールド DST
・ダイナミックゴールド(特注生産)
・ダイナミックゴールド TOUR ISSUE Design Tuning(特注生産)
・N.S.PRO 980GH DST
・N.S.PRO MODUS³ TOUR120(特注生産)
今回は、私が普段使用しているモーダスで打った方がレビューしやすいので、N.S.PRO 980GH DSTと両方を試打しました。相変わらず、このDSTというシャフトは打ちやすい。
これなら、最近ちょっとスチールシャフトが打てなくなってきたという悩みを解消してくれそうですよ。
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まとめ
・よく掴まるのに、フェードが打ちやすい。
・引っ掛けのフックボールが出にくい。
・打感は超柔らかい。
・芯を外しても安定した飛距離。
・デザインがカッコいい。
本当に完成度が高くて格好いい。アベレージゴルファーでも全然使えます。これから上達したいなら、このアイアンがオススメ。ローハンデのアスリートもちょい楽できますよ。
構えやすさ 4.5
デザイン 4.5
打ちやすさ 4
打感 5+