DUNLOP SRIXON(ダンロップ スリクソン)ZXi7 アイアンをじっくりと試打しました。
抜けの良さと操作性で思い通りのショットが打てるから、上級者がやさしく狙えるアイアンです。
ビトイーンの距離が合わせやすい。ライン出しもしやすい。スピン性能もいい。右のミスが出にくくなった。
マッスルバックほどシビアではなく、ある程度のミスなら許してくれます。
ダウンブローに打ち込むタイプにこのアイアンの良さを味わって欲しい。
そして、新採用の軟鉄素材「S15C」は、とろけるように柔らかくて、フェースに吸い付く心地よさ。そのうえ芯の分厚さもあり、この打感は圧巻です。
前作(ZX7 MKⅡ アイアン)から性能面での大きな進化はありませんが、アスリートの心を揺さぶる魅力的度がアップしています。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
DUNLOP SRIXON (ダンロップ スリクソン)
ZXi7 アイアン
/2024年11月発売モデル
【番手/ロフト】
・5番/25°
・7番/32°
【シャフト/価格・6本セット(5-PW)】
・Modus3 Tour 105 (S) 手元調子/¥151,800(税込)
・Modus3 Tour 120 (S) 中手元調子/¥151,800(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 打ち込んだ時の抜けがいい
- 意思が伝わりやすくて素晴らしい操作性
- 吸い付くような心地いい打感
気になった点もあります
- 外観デザインが、、、
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スリクソン ZXi7 アイアン の評価【9.1/10】
【構えやすさ】9.5
ペラペラってほど薄くなくて安心感のあるトップブレードにストレートネックのセミ・コンパクトフェース。小さ過ぎないサイズ感。やさしさも感じさせる。ピンを刺しやすい、狙いやすい顔。
中心部の盛り上がりが特徴的なバックフェースデザイン。
【距離性能】8.5
「7番× Modus3 Tour 105 (S) 」でドライバーのヘッドスピードが43~45m/sぐらいをイメージして振った時の測定値です。
飛ばそうとすればよく飛びます。このクラスのアスリートモデルとしては、まあまあの飛距離です。
下記の表は 「7番×Modus3 Tour 120 (S)」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
ZXi7 アイアン | 7番(32°)×Modus3 Tour 120 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 38.0m/s |
ボール初速 | 52.5m/s |
キャリー | 166.3y |
トータル | 171.7y |
打ち出し角 | 19.8° |
バックスピン | 5,837rpm |
落下角度 | 49.4° |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.38 |
試打データから解った事は
①打ち込むとよく飛ぶ
②サイドスピン操作しやすい
③オフセンターのロスはそれなりにある
④スピンは多い
ヘッドスピードを上げると、フェードでも距離がよく出る。平均以上のパワーがあれば距離がしっかり出てくれるが、非力な人には距離が出にくい。
【弾道の高さ】8.5
高くもなく、低くもなく、狙いやすい丁度いい高さ。
V型のソール形状はおなじみの「TOUR V.T.SOLE」は、打ち込んだ時に抜けがいい。
【つかまり】9.0
前作(ZX7 MKⅡ アイアン)を所有してますが、交互に打ち比べると、少しつかまえやすくなっている。右もミスが出にくくなった。
【操作性】10.0
打ち手の意思が伝わりやすい。抜けがいいから思い通りに操作できます。
【打感】10.0
インパクト時間が長く感じる吸いつき感が一段階アップしている。芯で捉えた時の分厚い感触は実に心地いい。
【やさしさ】8.0
抜けの良さ、操作性の良さ。
この2点で思い通りのショットが打てるから、上級者的にはある意味やさしいアイアンです。
縦距離が合わせやすいし、ライン出しもしやすい。飛び過ぎのミスは出ない。スピンコントロールも抜群にいい。
抑え気味に打ちこむとピン筋に飛んでくれます。
マッスルバックほどシビアではなく、ある程度のミスなら許してくれるし、右にすっぽ抜けるミスが出にくい。
が、、ダウンブローに打ち込んでしっかりとターフを取る打ち方が出来ないと、このアイアンの良さは引き出せない。
払い打ちでもいい球が打てるZXi5アイアンとは、しっかりと線引きされています。
寛容性は全然違うレベルと言っていい。
前作(ZX7 MKⅡ アイアン)も同じことを感じたが「やさしさ」ではなく「上級者がやさしく狙える」という表現の方が適切かもしれない。
前作のユーザーとして、「買い替えたいか?」と聞かれたら、「財布に余裕があれば」という答えになる。
新素材の軟鉄素材「S15C」の打感は興味があります。ラウンドを重ねるとどんな感触が手に残るのか、ナイスショットの満足度はどんな感じなのか、非常に興味があります。
大きな進化はありませんが、アスリートの心を揺さぶる魅力的なアイアンです。
【総合評価】9.1/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】8.5
【弾道の高さ】8.5
【つかまり】9.0
【操作性】10.0
【打感】10.0
【やさしさ】8.0
標準シャフトは3種類
標準仕様のシャフトは3種類のスチール。
・Modus3 Tour 105 (S)(R) 手元調子
・Modus3 Tour 120 (X)(S) 中手元調子
・Dinamic Gold (X100)(S200) 手元調子
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 打感にこだわる
- 操作性重視
- 抜けの良さを求める
- 平均以上のヘッドスピード
- 上級者
こんな人にはデメリットも
- ミスに寛容なアイアンが欲しい人
- 払い打つタイプ
- 平均以下のヘッドスピード
ZXi7アイアンの競合モデルは
多くのモデルが比較対象になりますが一例です。
DUNLOP SRIXON(ダンロップ スリクソン)ZXi5 アイアンをじっくりと試打しました。7番で31°前後のセミアスリートモデルの中では最高に打ちやすい。飛距離もトップレベル。やさしく狙えるアイアンのトップランナーです。[…]
DUNLOP SRIXON(ダンロップ スリクソン)ZXi4 アイアンをじっくりと試打しました。トップ気味でも球が持ち上がり、芯を外してもしっかりキャリーが出てくれる。ミートしやすくてよくつかまり、方向性がいい。まるでユーティリ[…]
前作との違い・進化した点
前作(ZX7 MK2 アイアン)の後継モデルになります。比較すると、
・つかまえやすい
・右のミス出にくくなった
・軟鉄素材の「S15C」を初採用、とろけるような打感になった
・DSTシャフトの設定が無くなった
スリクソン ZXi7 アイアン の口コミ
やっぱり難しいです。球が上がりません。私には無理でした。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
よくつかまって打ちやすいですが、時々引っかけのミスが出ました。距離は普通でした。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
ドローもフェードも打ちやすいです。いいアイアンですね。打感は最高です。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報(スペック)
メーカー | DUNLOP (ダンロップ) |
商品名 | SRIXON (スリクソン) ZXi7 アイアン |
番手(ロフト/ライ角/シャフト長) |
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ヘッド素材 | フェース:クロムバナジウム鋼 (#3~7)軟鉄(S15C)+タングステンニッケル合金 (#8~SW)軟鉄(S15C) |
ヘッド製法 | 軟鉄鍛造(マイルド熱処理仕様) |
仕上げ | ミラー+サテン+フェースレーザー+メッキ |
グリップ | ツアーベルベットフルラバーグリップ |
シャフト・価格 | 【スチールシャフト】 6本セット(5-PW) ¥151,800(税込) 単品(3,4,AW,SW) ¥25,300(税込)
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まとめ
スリクソン ZXi7 アイアンは、打ち込んだ時の抜けの良さと素晴らしい操作性で上級者がやさしく狙えるアイアンです。マッスルほどシビアではなく、ある程度のミスなら許してくれます。
新採用の軟鉄素材「S15C」は、フェースに吸い付く心地よさと芯の分厚さもあり、この打感は圧巻です。
アスリートの心を揺さぶる魅力的度がアップしています。ダウンブローに打ち込むタイプにこのアイアンの良さを味わって欲しいです。
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