DUNLOP SRIXON(ダンロップ スリクソン)ZXi ドライバー をじっくりと試打しました。
面白いようにナイスショットが連発する。文句なしの打ちやすさです。
引っ掛からない程度にしっかりつかまり、高弾道のキャリーで、平均的にぶっ飛んでくれる。
オフセンターのロスの改善には目を見張るものがあります。
前作(ZX5 MK2 ドライバー)と比べるとさらにミスが出にくくなった印象です。打感もアップして、顔もいい。標準シャフトもいい。
何よりも、「打ちやすさ」こそが最もお勧めしたいポイントです。
2か所の可変ウエイトで弾道調節ができるのもおすすめポイントです。
アベレージゴルファーからアスリートまで幅広い層に適合するドライバー。
18ホールを通して安定したティーショットが打てそうなやさしさがあります。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
DUNLOP SRIXON (ダンロップ スリクソン)
ZXi ドライバー
/2024年11月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト】
・Diamana ZXi 50 (S)(SR) 中調子/¥85,800(税込)
・VENTUS ZXi 5 (S) 中手元調子/¥85,800(税込)
・VENTUS ZXi 6 (S) 中手元調子/¥85,800(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- オフセンターでも高弾道のキャリーでぶっ飛ぶ
- よくつかまり、方向がブレにくい
- 全項目が総合的に素晴らしい
気になった点もあります
- フェードが逆球に
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スリクソン ZXi ドライバー の評価【9.5/10】
【構えやすさ】9.5
クラウンの外周のプリント柄が無くなり、スッキリしたきれいな丸形です。スクエアに構えやすい顔。
どっしり感もあり、安心して構えられます。
【距離性能】10.0
「10.5°× Diamana ZXi 50 (S) 」を使用して 43m/sぐらいで振った時の測定値です。
一発のぶっ飛びよりも、安定した飛距離が手に入る。その観点では最高レベルの飛距離性能。
下記の表は 「9°× VENTUS ZXi 6 (S) 」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
ZXi ドライバー | 9°×VENTUS ZXi 6 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 46.4m/s |
ボール初速 | 67.4m/s |
キャリー | 250.4y |
トータル | 272.2y |
打ち出し角 | 13.9° |
バックスピン | 2,897rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.45 |
試打データから解った事は
①初速が速い
②ややドロー回転が掛かりやすい
③フェースの広範囲で反発力が強い
④スピンは平均レベル
⑤飛距離性能はトップレベル
ミスに寛容で平均キャリーの数値が高かった。一発のぶっ飛びはそれほどでもないが、平均飛距離の性能はトップレベルです。
【弾道の高さ】9.5
高弾道です。
10.5°はもっとロフトがあるような上がり方。スピンが多めでキャリーが出てくれます。9°でも上がりにくさは感じない。
【つかまり】9.5
ライ角を前作(ZX5 MK2 ドライバー)と比べると0.5°アップライトになった。
打った瞬間にフェースに乗りやすくてしっかりつかまり、ドロー回転が掛かりやすくなった。重心角も上がったような感覚です。
ソール後方のウエイトが2か所に増えた。入れ替えることでつかまり具合が調節できる。
【操作性】8.5
安定感優先ですが、小幅の範囲で安全に操作できます。
【打感】9.5
「i-FLEX」構造によってフェースがよくたわんで、接触時間が長く感じる心地いい感触。オフセンターでも悪くない。
【やさしさ】9.5
まあ、打ちやすさ、やさしさ、これは文句なしです。
本当にやさしくて打ちやすい。
これ以上つかまらなくていい。これ以上高く上がらなくていい。っていうレベルに味付けされている。
そして、オフセンターのロスの改善には目を見張るものがあります。
「慣性モーメントが高くて、ミスに強いドライバーは、重心距離が長いからプッシュが出やすいものだ」
という時代が長く続いたが、そういうイライラする時代の終わりを感じさせてくれる。
面白いように真っ直ぐに飛んでくれる。面白いようによくつかまる。
試打を重ねるとドライバー名人になったような勘違いをさせてくれる。今すぐにこれでラウンドしても不安は1ミリもありません。
ぶっ叩いたときにちょっとスピン量が増えてしまうのが唯一のネガ要素だが、パワーがある人には兄弟モデルの「LSタイプ」があるので住み分けがはっきりしています。
18ホールを通して安定したティーショットが打てそうなやさしさです。
【総合評価】9.5/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】10.0
【弾道の高さ】9.5
【つかまり】9.5
【操作性】8.5
【打感】9.5
【やさしさ】9.5
標準シャフトは2種類
標準仕様のシャフトは3種類のカーボン
・Diamana ZXi 50 (S)(SR)(R) 中調子/¥85,800(税込)
・VENTUS ZXi 5 (S)(R) 中手元調子/¥85,800(税込)
・VENTUS ZXi 6 (S)(SR) 中手元調子/¥85,800(税込)
カーボンシャフトの印象は
・Diamana ZXi 50 は、全体的にしなやかにしなり、先が暴れずよくつかまる、やさしいシャフトです。(S)でヘッドスピードが41~44m/sぐらい。(SR)で38~42m/sぐらい。
・VENTUS ZXi 5 は、中心付近から手元にかけてよくしなり、球が上がりやすいシャフト。想像以上に柔らかく感じる。(S)で41~44m/sぐらい。
・VENTUS ZXi 6 は、中から上あたりがクイックにしなり、先が硬めで叩きやすいシャフトです。(S)で43~47m/sぐらい。
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- ある程度のスピンを確保して高い弾道が打ちたい
- キャリーで飛ばしたい
- 方向を安定させたい
- ヘッドスピードは平均ぐらいまたはちょっと遅め
こんな人にはデメリットも
- 操作性を重視する
- 低スピンで飛ばしたい
- ヘッドスピードが極端に遅い
- ハードヒッター
ZXi ドライバー の競合モデルは
競合が多いですが、これらのモデルが比較対象になります。
DUNLOP SRIXON(ダンロップ スリクソン)ZXi LS ドライバー をじっくりと試打しました。低スピンでぶっ飛んで、つかまるLSタイプ。これは欲しい。よくつかまり、よく上がり、左右にブレません。オフセンターでもよく[…]
前作との違い・進化した点
前作(ZX5 MK2 ドライバー)の後継モデルになります。比較すると、
・ライ角が0.5°アップライトに
・チューニングウエイトが2か所に
・シャフトバリエーションが1→3に増えた
・球が上がりやすい
・つかまる
・打感が改善された
スリクソン ZXi ドライバー の口コミ
弾道がちょっと高めでやさしいです。右のミスが出ませんでした。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
ショットが安定します。よくつかまりますね。プッシュやスライスのミスは出ませんでした。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
ミスに強いのでほとんど真っ直ぐに飛びます。9°でも十分上がりますね。「LSタイプ」とはずいぶん違いますね。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報(スペック)
メーカー | DUNLOP (ダンロップ) |
商品名 | SRIXON (スリクソン) ZXi ドライバー |
ロフト |
|
ライ角 | 59° |
体積 | 460㎤ |
ヘッド素材 | [フェース]チタン(Ti72S) [ボディ]Ti-811 Plus [チューニングウエイト]ステンレス(10g)、アルミニウム(4g) |
ヘッド製法 | [フェース]鍛造 [ボディ]真空精密鋳造 |
仕上げ | IP+ミラー+サテン+レーザー |
グリップ | ツアーベルベットラバー360グリップ (バックラインなし、Golf Prideロゴ入り)〈50g/口径60〉 |
シャフト/価格 | ・Diamana ZXi 50 (S)(SR)(R) 中調子/¥85,800(税込) ・VENTUS ZXi 5 (S)(R) 中手元調子/¥85,800(税込) ・VENTUS ZXi 6 (S)(SR) 中手元調子/¥85,800(税込) |
まとめ
スリクソン ZXi ドライバーは、ナイスショットが連発する。文句なしの打ちやすさです。
しっかりつかまり、高弾道のキャリーで平均飛距離がアップする優れた飛距離性能があります。
打感もアップして、顔もいい。標準シャフトもいい。
アベレージゴルファーからアスリートまで幅広い層が安定したティーショットが打てそうなやさしさがあります。
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