TaylorMade(テーラーメイド) r7 QUAD MINI(クアッド ミニ) ドライバー をじっくりと試打しました。
ナイスショットしか出ません。めちゃくちゃ打ちやすい!
シャフトが短い。重心距離が短い。
だから当然のようにプッシュ、スライスにならない。
Twist Face(ツイストフェース)の恩恵なのか、こんなに小さい顔なのに芯を外してもロスが少なくて曲がらない。
飛距離性能も進化している。飛距離はこれで十分。
直ドラも打ちやすい。
貫通型スピードポケットが、地べたからしっかり球が持ち上げてくれる。
前作(BRNR MINI ドライバー カッパー)よりも少しシャフトが長くなり、軽くなった。
操作性と寛容性のベストバランスが完成されている。
安定したティーショット、直ドラの打ちやすさ、操作性。
ミニドラに求めるものが全て手に入る。テーラーメイドのミニドラの歴史の積み重ねを感じます。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その試打評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
TaylorMade(テーラーメイド)
r7 QUAD MINI(クアッド ミニ)ドライバー
/2025年6月発売モデル
【ロフト】
・11.5°
・13.5°
【シャフト/価格】
・2025 r7QMD Diamana SILVER TM55 (S)中元調子/¥88,000(税込)
試打を体感した率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 方向性がアップした
- 十分な飛距離性能
- 多彩な弾道調節が可能

気になった点もあります
- シャフトがちょっと長くなった

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r7 QUAD MINI ドライバー の試打評価【9.4/10】
【構えやすさ】9.5
ブラック単色のクラウン。前作(BRNR MINI ドライバー カッパー)とサイズはほとんど変わらないがフェース寄りのブロンズ色が無くなったから大きく見える。とは言っても305ccの小顔。
この顔に慣れてくると、なぜか丁度いい大きさに感じる。460ccが異様に大きく見えてくる。
ティーショットでも直ドラでも構えやすい。個人的にはミニドライバーの中では最も構えやすい顔です。
↓同時期に発売になった3モデルはかなり大きさが違います。
↑左から
①タイトリスト GT280 MINI ドライバー(280cc)
②テーラーメイド r7 QUAD MINI ドライバー(305cc)
③キャロウェイ ELYTE MINI ドライバー(340cc)
【飛距離】9.0
試打1日目に「13.5°× 2025 r7QMD Diamana SILVER TM55 (S)シャフト」を使用した時の平均的な測定値です。
マイクラブで交互に打ち比べたら、前作(BRNR MINIドライバー Copper)よりも飛びます。
ドライバーとしてはこの飛距離で十分。問題ない。
下記の表は、2日目に 、トラックマンで測定した平均値です。
r7 QUAD MINI ドライバー | 11.5°×2025 r7QMD Diamana SILVER TM55 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 46.1/s |
ボール初速 | 66.0m/s |
キャリー | 246.3y |
トータル | 266.9y |
打ち出し角 | 14.3° |
バックスピン | 2,476rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.43 |
試打データから解った事は
①ややドローバイアス
②出球が高い
③スピン量はやや少なめ
④オフセンターのロスが意外に少ない
⑤ライバルと比べてもトップレベルの飛び
通常のドライバーと比較しても遜色ない飛距離性能。シャフトが短い事のネガは感じない。
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【弾道の高さ】9.0
11.5°は中高弾道、13.5°は高弾道。どちらも上がりやすい。強い球筋。
4 つの可変式ウェイト(13g x 2個+4g x2個)を搭載。重心位置を変更することで、低スピン、中スピン、ドロー、フェード、など6通りの球筋が可能。
直ドラは?
可変ウエイトで打ちやすさが変わるが、3Wが打てる人なら問題ない。
11.5°は平均以下のヘッドスピードでは球が上がりにくい。
直ドラは前作よりも打ちやすくなった。
【つかまり】9.0
11.5°はストレート弾道、13.5°はセミドロー。
前作よりもターンが大人しくなったが重心距離が短いから右プッシュ、コスリ、スライスは出ません。
4 つの可変式ウェイトでつかまえやすさが調節できる。
相変わらず、460ccと比べて2倍ぐらいつかまえやすく感じます。
【操作性】10.0
意思が伝わりやすくて操作性は素晴らしい。
【打感】9.5
よくたわみ、フェースに2倍ぐらい長い時間乗ってる感触。実に心地いい。
【やさしさ】9.0
最初の1発目からナイスショットしか出ない。めちゃくちゃ打ちやすい!
シャフトが短いから振り遅れない。
重心距離が短いから自然にターンしてくれる。
当然のようにこの二点のおかげでプッシュ、スライスにならない。
こんなに小さい顔なのに、いとも簡単に芯でヒットできる。Twist Face(ツイストフェース)の恩恵なのか、芯を外してもロスが少なくて曲がらない。
飛距離性能も進化している。
着弾点を見ると
「あれっ?」
45インチ以上のドライバーを軽く振った時ぐらいの飛距離。飛距離はこれで十分。
弾道を見ると、「いいスイングが出来た!」と嬉しくなる。
いや、これってクラブのおかげなのに、、それぐらい振りやすい。5Wをティーアップして打つぐらいのやさしさがある。
直ドラは全く問題ない。
地べたからしっかり球が持ち上がってくれる。貫通型スピードポケットが、通常のフェアウェイウッドよりも効果が1.5倍ぐらいあるのかな。そんな印象を受けるぐらい打ちやすい。
13.5°をチョイスすれば15°のFWよりも安定感がある。
前作よりも少しシャフトが長くなり、軽くなった。
操作性と寛容性のベストバランスが完成されている。
ELYTEミニドライバー は、安定したティーショットが持ち味。
GT280ミニドライバー は、直ドラの打ちやすさと操作性が持ち味。
その両者のいいとこ取りって感じです。
「打ちやすさ」という数値に表せない部分が大きく進化している。ライバルモデルの中でも際立っている。テーラーメイドのミニドラの歴史の積み重ねを感じます。
クラブ重量が43.75インチで318gというのはクラブセッティングをする上で実用的な重さ。これが最も評価したい点である。
前作も前々作も331gだったので、43.5インチでこの重量となると、5Wのシャフトは70g~80g台を挿入しないと重量フローが成立しない。すると、アイアンのシャフトはDynamic Goldが選択肢の中心になってくる。
その点、この新作は、一般的な50g~60g台のシャフトの5Wとスムーズなセッティングが成立する。アイアンは105g、95gの売れ筋シャフトとマッチングがいい。
他メーカーのライバルモデルも概ね330gレベルだから、「ミニドラだけ飛び抜けて重たくて、他のクラブが軽い」という歪(いびつ)なクラブセッティングになりかねない。他メーカーを選ぶならそこはちゃんとケアした方がいいだろう。
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【総合評価】9.7/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】9.5
【弾道の高さ】9.0
【つかまり】9.5
【操作性】10.0
【打感】9.5
【やさしさ】9.0

標準シャフトは
標準シャフトは1種類。
・2025 r7QMD Diamana SILVER TM55 (S)中元調子/43.75インチ
オリジナルカーボンシャフトの印象は
軽過ぎず、重過ぎず、中間的な重量感がヘッドを走らせながらつかまえてくれる。ミートしやすい。フレックスは(S)のみで41〜46m/sぐらい
USモデルは豊富なシャフト、豊富なグリップ!
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 小顔が好き
- 狭いコースでよくプレーする
- 平均レベル又はそれ以上のヘッドスピードがある
- 直ドラに挑戦したい
こんな人にはデメリットもあります
- 非力なゴルファー
- 中級以下
r7 QUAD ミニドライバーの競合モデルは
ズバリ、比較対象はコレです。
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前作との違い・進化した点
BRNR MINIドライバー Copperの後継モデルになります。比較すると、
・シャフトが0.25インチ長くなった
・弾道調整の幅が広がった(可変ウエイトが2個から4個に増えた)
・グリップが少し軽くなった
・シャフトが10gぐらい軽くなった
・全体重量がずいぶん軽くなった
・バックスピンが減った
・打感が向上した
・飛距離性能がアップした
r7 クアッド ミニドライバー の口コミ
いいショットも出ましたが、やっぱりちょっとハードな感じがします。 私にはミニドライバーは難しいかも。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
ライバル3モデルの中で、これが一番打ちやすいです。ドローヒッターはコレでしょう。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
ティーショットも直ドラの打ちやすさも文句なしです。かなり進化しましたね。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報 (スペック)
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 | r7 QUAD MINI Driver (R7 クワッド ミニドライバー) |
ロフト |
|
ライ角(調節可能範囲) | 57°(STD)-61°(UPRT) |
体積 | 301cm3 |
ヘッド素材 | チタンボディ [9-1-1 ti] + インフィニティカーボンクラウン + TASウェイト(13g x 2 / 4g x 2) |
フェース素材 | チタン [ZATECH] ツイストフェース |
グリップ | TM 2025 TV360 BK/BK 60R 47.5g (径60/47.5g) |
長さ | 43.75インチ |
シャフト/価格 | 2025 r7QMD Diamana SILVER TM55 (S)中元調子/¥88,000(税込) |

まとめ
テーラーメイド r7 QUAD ミニドライバーは、安定したティーショット、直ドラの打ちやすさ、操作性。ミニドラに求めるものが全て手に入ります。
シャフトが短い。重心距離が短い。プッシュ、スライスにならない。
芯を外してもロスが少なくて曲がらない。直ドラも打ちやすい。
飛距離性能も進化。飛距離はこれで十分です。
操作性と寛容性のベストバランスが完成されている。テーラーメイドのミニドラの歴史の積み重ねを感じます。
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