TaylorMade(テーラーメイド) Qi MAX LITE(マックス ライト) アイアン をじっくりと試打しました。
軽くて振り抜きやすいアイアンの中では最強モデル誕生かも。
かなりのストロングロフトだが、ノーマルロフト並みに高く上がってくれます。
飛距離は2番手以上のぶっ飛び。
右のミスも左のミスも出ない、トップレベルの寛容性。
軽さがやさしさに貢献しているのは間違いない。楽に振れて、楽に上がって、楽にぶっ飛ばせる。
一方、軽さによるネガ要素は感じません。
このアイアン、極限までやさしい。
軽量アイアンもここまで来たのか。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
TaylorMade(テーラーメイド)
MAX LITE (マックスライト) アイアン
/2025年2月発売モデル
【番手/ロフト】
・5番/20°
・7番/26.5°
・PW/42°
【シャフト/価格(5本セット)】
・N.S.PRO 790GH (S) 先中調子/¥126,500(税込)
・2025 AIR SPEEDER TM(SR)(R) 先中調子/¥143,000(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 軽くて振り抜きやすい
- ミスに寛容、優れた直進性
- 高弾道で驚きの飛距離性能

気になった点もあります
- 6番(23°)抜きの4本セットがベター

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Qi MAX LITE アイアンの評価【9.6/10】
【構えやすさ】9.0
ロフトが立ってるが、Qiアイアンによく似ている。まっすぐに構えやすい顔。
大きめのフェース、少しグース、分厚いトップブレード、安心して構えられます。
【飛距離性能】10.0
「7番× 2025 AIR SPEEDER TM(SR)」でドライバーのヘッドスピードが38m/sぐらいをイメージして振った時の測定値です。
7番で26.5°のロフトだが、それ以上に飛ぶ凄まじい飛距離。
こんなにゆっくり振っても高弾道でぶっ飛びます。
下記の表は 「7番×N.S.PRO 790GH (S)」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
Qi MAX LITE アイアン | 7番(26.5°)×N.S.PRO 790GH (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 37.9m/s |
ボール初速 | 53.5m/s |
キャリー | 166.0y |
トータル | 175.2y |
打ち出し角 | 20.1° |
バックスピン | 4,829rpm |
落下角度 | 46.8° |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.42 |
試打データから解った事
①高初速の高弾道でぶっ飛ぶ
②方向性が極めて優れている
③フェースの下部での反発力が強い
④スピンは平均よりも少ない
⑤ミスに強い飛距離性能
ミート率が高い。飛距離の安定感、方向性、ぶっ飛び、すべてがトップレベル。
【弾道の高さ】10.0
弾道が高い。7番で26.5°、5番で20°、一般的には球が上がりにくいロフトだが、ノーマルロフトぐらいの高さになる。2番手分ぐらい高いです。
フェース下部でも高弾道に。貫通型スピードポケットが球をしっかり持ち上げてくれる。
【つかまり】9.5
右にも左にも行かない。直進方向に真っ直ぐ飛ぶようにつかまる感じ。
【操作性】6.0
安定感優先。
【打感】9.0
中空っぽいフェースの弾きが、妙に心地いい。いいショットを打った満足感を感じさせてくれる。
オフセンターの不快な振動はほとんどない。
【やさしさ】10.0
軽くて振り抜きやすい。ミスに強くて、オフセンターでもぶっ飛びます。
フェースの広範囲でよく弾き、トップ気味でも高弾道に。
かなりのストロングロフトだが、ノーマルロフト並みの高弾道になり、2番手以上のぶっ飛び。
右のミスも出ないが、左のミスも出ない。しっかり直進方向につかまえてくれる。
軽さがどれだけやさしさに貢献しているのか。
軽さによるネガティブ要素は感じない。むしろ、軽さを味方にするとこんなにショットが変わるのかとカルチャーショック。
このアイアン、極限までやさしい。
兄弟モデルの Qi HL アイアン を試打した時はロフトが大きい方がやさしいと感じたが、こんなにロフトが立ってるのになぜここまでやさしいのか、頭が混乱です。
軽さが上手く作用しているとしか考えられない。
「アイアンは重たい方がいい。自分が振れる上限の重さがいい。」などと、とんちんかんな理屈を言ってる昭和の人がいたら無視した方がいい。
もうそういう時代じゃない。
理屈はどうあれ、こんなに打ちやすいアイアンは中々ない。
軽量化するならとことんやった方がいい。となればカーボンシャフトがオススメだが、790GHとのコンビネーションも捨てがたい。
軽量アイアンもここまで来たのか。実に収穫のある試打でした。
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【総合評価】9.6/10
【構えやすさ】9.0
【飛距離】10.0
【弾道の高さ】10.0
【つかまり】9.5
【操作性】6.0
【打感】9.0
【やさしさ】10.0

標準シャフトは2種類
標準シャフトは2種類
- N.S.PRO 790GH (S) 先中調子
- 2025 AIR SPEEDER TM(SR)(R) 先中調子
カーボンシャフトの印象は
2025 AIR SPEEDER TM は、ヘッドを走らせながら適度なトルクがターンを促進してつかまえやすい。しっかり振り抜ける軽量シャフトです。(SR)でドライバーのヘッドスピードが37~40m/sぐらい、(R)で34~37m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメッリットがあります
- 高い弾道でぶっ飛ばしたい
- 軽いクラブでしっかり振り抜きたい
- 方向を安定させたい
- ヘッドスピードは平均以下
こんな人にはデメリットも
- 操作性を重視する
- 重たい方が安心できる
- ヘッドスピードが速い
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Qi MAX LITE アイアンの競合モデルは
競合が多いカテゴリーですが、これらのモデルがよく似た性能です。
- キャロウェイ ELYTE MAX FAST アイアン
- ピン G730 アイアン
- ブリヂストン 245MAX アイアン
- タイトリスト T400 アイアン 2022
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前作との違い・進化した点
何かの後継モデルとしての直系に該当するモデルはありません。対象ゴルファーとしては STEALTH グローレ アイアン の後継的な位置付けになります。
比較すると、
・方向性がいい
・つかまるがつかまり過ぎない
・振り抜きやすい
・わずかにストロングロフトだがそれ以上に飛距離性能が優れている
・高さが出しやすい
Qi マックス ライト アイアン の口コミ
ストロングロフトでこんなに高く上がるアイアンは初めてです。すごいですね。ゼクシオよりもやさしくてよく飛びます。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
ロフトが立ってるのに球が高いですね。軽いけど合わせやすいのでこれなら使えそうな感じです。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
ビックリするぐらい飛びます。5番アイアンはそのままUTとして使えそうな感じです。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報 (スペック)
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 | Qi MAX LITE IRON (マックス ライト アイアン) |
番手(ロフト/ライ角/長さ) |
|
ヘッド素材 / フェース素材(製法) | [5,6,7,8]ステンレススチール [450SS] (鋳造) [9,PW,AW,SW]ステンレススチール [431SS] (鋳造) |
シャフト/価格 5本セット(6-PW),単品(5,AW,SW) |
|
グリップ | TM 2025 LK CL360(径60/38.5g) |

まとめ
テーラーメイド Qi MAX LITE(マックス ライト) アイアン は、楽に振れて、楽に上がって、楽にぶっ飛ばせる軽量モデル。
かなりのストロングロフトなのに高く上がり、飛距離は2番手以上のぶっ飛び。
右のミスも左のミスも出ない、トップレベルの寛容性。
軽さによるネガ要素は感じませんでした。極限までやさしい軽量アイアンの誕生です。
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