PRGR(プロギア) RSXシリーズ RS ユーティリティ 2024年モデル をじっくりと試打しました。
ヘッドが大きくなって、シャローな形状になった。
当然のようによく拾って高く上がってくれます。
払い打てば高弾道になり、縦にも横にもブレません。
高さとスピンで止められるから、
アイアンでは狙えないようなシチュエーションピンでも、これならやさしく狙えます。
想定外の大きなミスが出にくい。
引っ掛かるような気持ち悪さがないし、振り遅れてもプッシュにならない。
こんなユーティリティが欲しかったと思うかも。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その試打評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
(プロギア RSXシリーズ RS ユーティリティ)
/2024年7月発売モデル
【番手(ロフト)】
・4UT(22°)
【シャフト/価格】
・TENSEI for PRGR (S) 中元調子/¥44,000(税込)
・Diamana for PRGR (SR) 中調子/¥44,000(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- よく似た弾道に揃ってくれる
- 直進性が素晴らしい
- 芝の上から球が上がりやすい
気になった点もあります
- ターンが控えめ
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RSX RSユーティリティ の評価【9.4/10】
【構えやすさ】9.5
前作(プロギア RS ユーティリティ 2022)と比べて1割ほど体積が大きくなった。
いかにも拾ってくれそうな顔。安心して構えられます。
【飛距離性能】9.5
試打1日目に「4UT(22°)× Diamana FOR PRGR(SR)シャフト」を使用して、ドライバーのヘッドスピードが43m/sぐらいで振った時の平均的な測定値です。
弾道が高くて捻じれないストレートの球筋でグイグイ伸びます。トップクラスの飛距離性能。
下記の表は、試打の2日目に TENSEI FOR PRGR (S)シャフトを装着して、トラックマンで測定した平均値です。
PRGR RS X RSユーティリティ | 4UT(22°)×TENSEI FOR PRGR (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 40.1m/s |
ボール初速 | 57.7m/s |
キャリー | 196.4y |
トータル | 209.0y |
打ち出し角 | 14.4° |
バックスピン | 3,874rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.44 |
試打データから解った事
①初速が速くてよく飛ぶ
②サイドスピンが少ないストレート弾道
③スピンは多め
④キャリーが出しやすい
⑤打ち出し角度が高い
トップ気味でも球が高く持ち上がり、よく飛ぶ。キャリーの安定感がある。
【弾道の高さ】9.5
芝の上から上がりやすい。1番手分ぐらい楽に上がってくれる印象。スピンがしっかり掛かって、よく持ち上がます。
前作(プロギア RS ユーティリティ 2022)よりもシャローフェースになった。今回は球の上がりやすさを追求している。
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【つかまり】8.5
重心距離が長く感じる。左のミスを消しながら安全につかまります。
ターンは控えめ。フェースローテーションでつかまえたい人には向かないかも。
【操作性】9.0
安全な範囲で操作しやすい。
【打感】9.5
たわみよりも弾きが優先だが、ミートしてる満足度になり、なかなか心地いい感触。
【やさしさ】9.0
とにかくよく拾ってくれる。
払い打てばミドルアイアン以上の高さでキャリーになる。出球が高くて、着弾地点が縦にも横にもブレません。
高さとスピンで止められるから4番アイアンや5番アイアンでは狙えないピン位置でも、これならデッドに狙いたくなります。
また、想定外の大きなミスが出にくいのが有難い。
力んだ時に引っ掛かるような気持ち悪さがない。振り遅れてもプッシュにならない。
球が高いと言っても吹け上るほどの高さにはならないし、アゲンストでも球が捻じれない。
ただし、
非力なゴルファーや初級者にはちょっと難しい。
ゼクシオのようなやさしさではありません。ある程度のパワーとスイングの安定感がないと、長所が引き出せない。
ヘッドスピードが平均以上の中級以上の人が打つと、こんなユーティリティが欲しかったと思うかも。
やさしく狙えるユーティリティです。
【総合評価】9.4/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】9.5
【弾道の高さ】9.5
【つかまり】8.5
【操作性】9.0
【打感】9.5
【やさしさ】9.0
オリジナルカーボンシャフトの印象は
- TENSEI for PRGR S(M-43),SR(M-40) 中元調子
中から先がしっかりして、叩いても方向がブレにくい。吹け上がらず、前に飛んでくれる。
(S)でドライバーのヘッドスピードが43〜47m/s、(SR)で40〜44m/sぐらい。 - Diamana for PRGR S(M-43),SR(M-40),R(M-37) 中調子
軽量で振り抜きやすくて、よく拾いよくつかまる。先が暴れないからミートしやすい。
(S)でドライバーのヘッドスピードが41〜45m/s、(SR)で38〜41m/sぐらい。
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RS X RS ユーティリティ をオススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- キャリーのバラツキを減らしたい
- 芝の上からしっかり球を上げたい
- ヘッドスピードは特別に遅い方ではない
- ある程度フォームが安定している
こんな人にはデメリットも
- ターンさせてつかまえたい
- 非力なゴルファー
- 初級者
RSX RS ユーティリティの競合モデルは
これらのモデルが比較対象になります。
前作との違い・進化した点
・先代モデル(プロギア RS ユーティリティ 2022)と比較すると、ヘッドが一回り大きくなった
・左のミスが出にくくなった
・球が上がりやすくなった
・打感が改善された
・シャフトバリエーションが3種類になった
プロギア RS X RSユーティリティ の口コミ
右プッシュになりやすくてつかまりません。TENSEIはかなりハードです。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
重心距離が長い感じがします。上手くヒットできません。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
薄めにヒットしても球が上がってくれます。左足下がりからでも高弾道になりそうなやさしさがあります。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
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商品情報 (スペック)
メーカー | PRGR (プロギア) |
商品名 | RS Xシリーズ RSユーティリティ 2024年モデル |
番手(ロフト・ライ角・体積) | ・3UT (19°・58°・129cc) ・4UT (22°・58°・125cc) ・5UT (25°・58.5°・122cc) |
ヘッド素材 | フェース:マレージング鋼(MAS1C) ボディ:マレージング鋼(HS1400) |
製法 | フェース:CNC加工 ボディ:精密鋳造 |
グリップ | 重量50 径59 コード無 バックライン無 |
長さ | ・3UT :40.25″ |
シャフト |
|
価格 | ¥44,000(税込) |
まとめ
プロギア RSXシリーズ RSユーティリティ 2024年モデルは、地べたから高弾道のキャリーが打ちやすい。
大きくてシャローな形状のヘッドはよく拾って高く上がってくれます。
払い打てば高弾道になり、縦にも横にもブレません。
アイアンでは狙えないようなシチュエーションピンでも、高さとスピンで狙えます。
中級以上のゴルファーはこんなユーティリティが欲しかったと思うかも。
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