PING (ピン) G440 MAX (マックス)ドライバー をじっくりと試打しました。
ついにカーボン・クラウンが初採用。
その恩恵がそのまま反映され、低スピンの強弾道に。殻を打ち破ったようなぶっ飛び性能です。
カーボンによるネガティブ要素は全くありません。
一方、どこまでも曲がらないやさしさは、ちゃんと引き継がれている。
直進性、安定感、やさしさ、打ちやすさ、これらすべてがトップレベル。
これだけ中身がガラリと変わっているのに、紛れもないピン・ドライバーのコアモデルの味付けです。
ちょっと長くなった標準の「ALTA J CB BLUE シャフト(46インチ)」は、ゆったりと軽~く振り抜くと、ビューンと鋭い球質でぶっ飛んでくれる。
「PING TOUR 2.0 CROME 」、「PING TOUR 2.0 BLACK」 は従来と同じ45.25インチのまま。これがまた打ちやすい。普通に叩くとLSTのような爽快なぶっ飛びになる。
カーボンクラウンの新採用で、いい事尽くめです。かなりターゲット層が広いモデルに仕上がっています。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
PING(ピン)
G440 MAX (マックス) ドライバー
/2025年2月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
・12°
【シャフト/価格】
・ALTA J CB BLUE (S 中調子)(SR 中先調子)(R 先調子) 46″
・PING TOUR 2.0 CROME 65 (S 中元調子) 45.25″
・PING TOUR 2.0 BLACK 65 (S 中元調子) 45.25″
・FUJIKURA SPEEDER NX GREY 40 (先中調子) 46″
【価格】
¥107,800(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- ミートしやすい、打ちやすい、曲がらない
- 低スピンの強弾道が打てる
- 打点のブレに強い

カーボンクラウン新採用の効果が大きいのかな。弾道が強いです。前作(G430 MAXドライバー)と比べると球の質がガラリと変わった印象です。
気になった点もあります
- 価格が随分上がった

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G440 MAX ドライバー の評価【9.6/10】
【構えやすさ】9.0
お馴染みの空気抵抗を抑える「タービュレーター」は継承されたが、カーボンとチタンのツートンデザインが最新モデルの特徴になる。
G430 MAX 10Kドライバー の顔に似ているが、クラウン中央に凹凸がない。新鮮さとスッキリ感があり、構えやすい顔です。
ピンのユーザーはもちろん、他メーカーから買い替えやすい顔に仕上がっている。
カーボンとチタンの切れ目が直線的ではなく、丸みがあり斜めになっている。私個人としては、これがバックスイングの方向を先導して打ちやすいが、賛否が割れるかも。
【飛距離性能】10.0
試打1日目に「10.5°× ALTA J CB BLUE (S)」を使用した時の平均的な測定値です。
一発の飛びもあるが、平均的にぶっ飛んでなかなかミスが出ない。飛距離の安定感はこのクラスでは1歩抜けてる感じ。
下記の表は 「9°×PING TOUR 2.0 CROME 65 (S) 」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
G440 MAX ドライバー | 9°×PING TOUR 2.0 CROME 65 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 45.7m/s |
ボール初速 | 67.5m/s |
キャリー | 251.9y |
トータル | 268.6y |
打ち出し角 | 14.1° |
バックスピン | 2,302rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.48 |
試打データから解った事
①ぶっ飛ぶ
②サイドスピンが少ない
③低スピン
④オフセンターのロスが圧倒的に少ない
⑤出球は高いが高く上がり過ぎない
方向性と飛距離の安定感は期待通り。前作よりもスピンが少ない。叩いたときに吹け上がらなくなった。
安い!
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【弾道の高さ】9.0
上がり過ぎない程度の高弾道。
打った瞬間は球がよく持ち上がるが、そこから前へ前へとグイグイ伸びる。飛距離を稼ぐには丁度いい高さ。
9°はヘッドスピードが遅めの人には厳しいかも。
【つかまり】9.0
フェースのターンは控えめ。ニュートラルなつかまり具合。自然にドローが打てる味付けではない。
下からヘッドが入るとプッシュになりやすいが、可変式高比重ウエイトをドローポジションにすると、フェースの開きが抑えられプッシュが出にくくなる。
【操作性】8.5
安定感優先だが、安全な範囲で操作できます。
【打感】9.5
フェースが薄くてよくたわみ、心地よく弾き返す。硬さは感じない。音もいい。
【やさしさ】9.5
長年、チタンにこだわり続けた人気モデルが、ついにカーボン・クラウンになった。
「新カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」と新設計の軽量化された「フリーホーゼルデザイン」はその恩恵が球の質にそのまま反映され、低スピンの高弾道でぶっ飛びます。
カーボンによるネガティブ要素は全く見当たらなかった。
一方、どこまでも曲がらないやさしさは、ちゃんと引き継がれている。
直進性、安定感、やさしさ、打ちやすさ、これらすべてがトップレベル。
これだけ中身がガラリと変わっているのに、紛れもないピン・ドライバーのコアモデルの味付けです。
これが料理なら、目をつぶって食べても舌が「これはG430 MAX ドライバーの後継モデルだ」と脳に伝えるだろう。
一足先に、カーボン・クラウンの G430 MAX 10Kドライバー を世に出して、きっといろんなフィードバックがあったに違いない。そこに調味料を少し足してさらに美味しく仕上げた感じ。
少し気になったのは、シャフトの長さ。
ヘッドが重たく感じるのは「ALTA J CB BLUE シャフト」が長い(46インチ)からなのか、それともヘッド自体が重たいのか、強引に叩こうとすると振り遅れてフェースが開く。
ゆったりと大きいスイングアークを意識して軽~く振り抜くと、ビューンと鋭い球質でぶっ飛ぶ。このタイミングをつかむと、「こんな力感のない打ち方でぶっ飛ぶのか」と驚き。うーん、いい感じ。
ところが、「PING TOUR 2.0 CROME 」、「PING TOUR 2.0 BLACK」 は従来と同じ45.25インチのまま。これがまた打ちやすい。普通に叩くとLSTのような爽快なぶっ飛びになる。
カーボンクラウンの新採用で、いい事尽くめ。かなりターゲット層が広いモデルに仕上がっています。
【総合評価】9.6/10
【構えやすさ】9.0
【飛距離】10.0
【弾道の高さ】9.0
【つかまり】9.0
【操作性】8.5
【打感】9.5
【やさしさ】9.5

標準シャフトは
標準シャフトは4種類。
- ALTA J CB BLUE (S 中調子)(SR 中先調子)(R 先調子) 46″
- PING TOUR 2.0 CROME 65/75 (S 中元調子)(SR 中先調子)(R 先調子) 45.25″
- PING TOUR 2.0 BLACK 65/75 (S 中元調子)(SR 中先調子)(R 先調子) 45.25″
- FUJIKURA SPEEDER NX GREY 35 (先調子)/40 (先中調子) 46″
オリジナルカーボンシャフトの印象は、
・「ALTA J CB BLUE」は、よく走り、よくつかまり、球が持ち上がる。軽く振り抜いてもヘッドスピードが速い。46インチの長尺になったが、長さが気にならなくてコンタクトしやすい。(S)で41~44m/s、(SR)で38~41m/s、(R)で36~39ぐらい。
・「PING TOUR 2.0 CHROME」は適度なしなりがあり、振り抜きやすさがある。つかまえやすいシャフト。65は(S)で43〜47m/s、(R)で40〜44m/sぐらい。
・「PING TOUR 2.0 BLACK 」は、叩きたい人、弾道を抑えたい人向け。粘りもあるからすっぽ抜けになりにくい。65は(S)で44〜48m/sぐらい。
・「FUJIKURA SPEEDER NX GREY」は、先端が鞭のようにしなり、ヘッドが走る。コンパクトに振り抜くよりもゆったりと大きな弧を描くとキャリーが出しやすくてよく飛ぶ。非力なゴルファーには、なかなかの飛距離性能。46インチ、1フレックス。重さは「35」と「40」の2種類。34~38m/sぐらい
豊富なシャフトが魅力!
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- ミスに強いドライバーで低スピンで飛ばしたい
- 安定感が欲しい
- 右のミスは特別多くは無い
- ヘッドスピードは極端に遅くはない
- 可変ウエイトが欲しい
こんな人にはデメリットもあります
- しっかり捕まえたい、しっかり球を上げたい人は、「G440 SFT ドライバー」の方がいい
- スピン量はある程度あった方が球が上がりやすく感じる人
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G440 MAXドライバーの競合モデルは
競合するモデルが多いですが、これらのモデルがよく似た性能です。
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前作との違い・進化した点
G430 MAX ドライバー の後継モデルになります。比較すると、
・カーボンクラウンを初採用
・球が上がりやすい
・バックスピンが少ない
・さらにミスに寛容になった
・標準のALTA J CB シャフト仕様が0.25長くなった
G440 MAX ドライバー の口コミ
シャフトが長いからかな、打ち急ぐとプッシュになりましたが当たると飛びます。SRで丁度いいです。慣れれば問題ないかもしれません。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
よくつかまって、打ちやすいです。長さは気になりません。飛びが進化してますね。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
スピン量が少なくて球が強いですね。ミスが出ません。打感がいいです。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
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商品情報 (スペック)
メーカー | PING (ピン) |
商品名 | G440 MAX ドライバー |
ロフト |
|
ライ角(調節可能範囲) | 59.5° |
体積 | 460cm3 |
ヘッド素材 | FORGED T9S+チタン(フェース) 8-1-1チタン(ボディ) カーボン(クラウン) |
シャフト/長さ |
|
グリップ | GP 360 LITE TOUR VELVET ROUND (バックライン無し) |
価格 | ¥107,800(税込) |

まとめ
PING G440 MAXドライバー は、カーボン・クラウンの効果で、低スピンの強弾道でぶっ飛びます。
どこまでも曲がらないやさしさは、ちゃんと引き継がれている。
直進性、安定感、やさしさ、打ちやすさ、飛距離、これらすべてがトップレベル。
カーボンクラウンの新採用で、いい事尽くめ。かなりターゲット層が広いモデルに仕上がっています。
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