ミズノ プロ (Mizuno Pro) 920 アイアンを試打しました。
振り抜きやすく払い打ちでもミートしやすい。
軟鉄鍛造アイアンでこのレベルの寛容さを実現していることに驚きました。
鋳造の打感が苦手なゴルファーに絶対的にオススメです。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
Mizuno Pro
ミズノプロ 920 アイアン/2019年9月発売モデル
【番手 (ロフト)】
・7番 (30°)
【シャフト】
・N.S.PRO 950GH neo (S)
・Modus3 Tour120 (S)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のおすすめポイント
- やさしい
- オフセンターのロスが少ない
- 打感がいい
気になった点もあります
- ストロング化されたロフト角
ミズノプロ 920アイアン の評価
【構えやすさ】9.0
トップラインが薄くなって引き締まった印象です。やや大きめのフェースとセミグースネックで安心感がある一方、アスリート感も感じられる。誰もが構えやすい顔です。
【飛距離】9.0
7番で30度のセミストロングの飛び。それ以上のぶっ飛び感はないがノーマルロフトのアイアンと比べると、確実に1番手のアドバンテージがあります。オフセンターのロスがかなり少ない。軟鉄鍛造でこのやさしさには驚きです。
【弾道の高さ】9.0
ロフト以上に高く上がる。薄めにヒットしてもよく上がります。スピン量も安定しています。
【つかまり】9.0
フェース長が長いのによくターンします。つかまり過ぎない程度によくつかまります。プッシュ系は出にくい印象です。
【操作性】8.0
ラインは出しやすく操作性は標準レベル。直進性がいいクラブです。
【打感】9.0
よくたわんで柔らかくて心地いい感触。オフセンターでも手に響く振動が小さい。
【やさしさ】9.0
振り抜きやすく払い打ちでもミートしやすくてポケットキャビティの効果がしっかりと感じられる。
トゥやヒールやトップ気味でヒットしてもロスしないだけじゃなく、フェースの上部でヒットしてもほとんどロスしないから、距離の安定感が素晴らしい。しかも抜けがいいからダフってもそこそこ飛んでくれます。
軟鉄鍛造アイアンでこのレベルの寛容さを実現していることが驚きです。どうしても鋳造の打感が苦手なゴルファーに絶対的にオススメです。
【総合評価 9.0】
構えやすさ 9.0
飛距離 9.0
弾道の高さ 9.0
つかまり 9.0
操作性 8.0
打感 9.0
やさしさ 9.0
シャフトは
カスタムオーダー専用モデル。様々なシャフトが用意されています。
オススメしたいゴルファーは
- アイアンの飛距離が欲しい。
- ミスに強いアイアンが欲しい。
- 軟鉄鍛造にこだわりたい
商品情報
番手(ロフト) | 4(20°) 5(23°) 6(26°) 7(30°) 8(34°) 9(39°) P(44°) |
ライ角 | 5(60.5°) 7(61.5°) |
素材 | マイルドスチール(S25C)ボロン鋼 |
製法 | 精密鍛造/1025 BORON |
仕上げ | ニッケルクロム銅下メッキ・ミラー&サテン仕上げ ステンレススチールプレート |
シャフト | カスタムオーダー |
長さ | 5I/37.75″、7I/36.75″ |
価格 | モーダス3、950GH NEO等 ¥22,000(税込)/本 ダイナミックゴールド ¥20,900(税込)/本 |
まとめ
ミズノプロ 920 アイアンは、顔がシャープになったがやさしくなった。
オフセンター時のロスが極めて少ない。振り抜きやすく払い打ちでもミートしやすい。
軟鉄鍛造アイアンでこのレベルの寛容さを実現していることに驚き。
鋳造の打感が苦手なゴルファーがやさしと飛びを手に入れたいなら絶対オススメです。
やさしく狙える軟鉄鍛造アイアンです。