MIZUNO(ミズノ) JPX 925 HOT METAL HL(ホットメタルHL) アイアン 2024年モデル をじっくりと試打しました。
ヘッドスピードが遅めでも、フェース下部でも、高く上がる。
よくつかまって、気持ちいい高弾道になります。
ロフトは立っていないが、球が上がりやすいから、結果としてよく飛んでくれる。
球が上がりやすいから、とにかくやさしい。
非力なゴルファーが打つと、飛び系アイアンよりも平均飛距離がアップするかも。
アイアンが上手くなったような気分にさせてくれるアイアンです。
ヘッドスピードが平均ぐらい、又はそれ以下の人で、払い打ちするタイプにピッタリです。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
MIZUNO(ミズノ)
JPX 925 HOT METAL HL(ホットメタルHL) アイアン
/2024年9月発売モデル
【番手/ロフト】
・7番/31°
【シャフト/価格(5本セット:6~PW)】
・N.S.PRO 950GH neo (S)
・22 MFUSION i (R) 中調子 /¥121,000(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 非力でも球が上がる
- オフセンターのロスが少ない
- トップレベルのやさしさ

気になった点もあります
- スチールシャフトも欲しい

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JPX925 HOT METAL HL アイアンの評価【9.4/10】
【構えやすさ】9.5
大きめのフェース面、グースネック、分厚いトップライン。
いかにも球が上がりそうな安心感がある。構えやすい顔です。
【飛距離性能】9.0
「7番× 22 MFUSION i (R) 」でドライバーのヘッドスピードが36~38m/sぐらいをイメージして振った時の測定値です。
このヘッドスピードでこれだけ飛べば大満足です。大きなキャリーでよく飛びます!
下記の表は 「7番×N.S.PRO 950GH neo (S)」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
JPX 925 HOT METAL HL アイアン(2024) | 7番(31°)×N.S.PRO 950GH neo (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 37.5m/s |
ボール初速 | 51.1m/s |
キャリー | 158.8y |
トータル | 165.1y |
打ち出し角 | 21.2° |
バックスピン | 5,776rpm |
落下角度 | 51.9° |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.36 |
試打データから解った事
①フェース下部でも球が上がりやすい
②キャリーの着弾地点が揃いやすい
③左右に曲がらない
④スピンは標準レベル
⑤サイドスピンが少ない
芯を外しても高弾道。キャリーに安定感がある。
【弾道の高さ】10.0
フェース下部でも高弾道に。7番で31°のロフト通りに、いや、それ以上の高さにしっかりと上がります。
5~7番はポケットキャビティにタングステンウエイトが内蔵され、ソール下部の部分が空洞になっている。
前作よりも払い打ちでの上がりやすさがアップした。フェース下部の反発力が上がっている。
【つかまり】9.5
ロフトがあるからなのか、レギュラーモデル(JPX925 HOT METALアイアン)よりもよくつかまります。ナチュラルにドローが掛かってくれます。
【操作性】7.5
安定感優先です。
【打感】8.5
フェース全体が軽快に弾く弾く。全力で弾いてくれる有難みを感じる感触。芯を外しても感触の差が少ない。
【やさしさ】10.0
簡単に球が上がるから、とにかくやさしい。
アイアンが上手くなったような気分になります。
軽く振っても、払い打ちでも、薄めのヒットでも、高く上がる。
ロフトがあるからよくつかまる。
結果として、ミスに寛容で、よく飛んでくれる。
非力なゴルファーが打つと、飛び系アイアンよりも平均飛距離がアップするかも。
ただし、ヘッドスピードが速い人が打つと、ちょっと上がり過ぎて、飛ぶアイアンではない。
ターゲット層が分かりやすいです。
ヘッドスピードが平均ぐらい、又はそれ以下の人で、球を上げたいと思ってる人にピッタリです。
国内モデルの標準シャフトが非力なゴルファー向けのカーボンのみ。
今回の試打で、950GH neo で打ってみたが、これがなかなか打ちやすかった。
USモデルの標準シャフトにはダイナミックゴールド95があるから、平均ぐらいのパワーがあるなら、そちらもおすすめです。
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【総合評価】9.4/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】9.0
【弾道の高さ】10.0
【つかまり】9.5
【操作性】7.5
【打感】8.5
【やさしさ】10.0

標準シャフトは
標準シャフトは2種類のカーボン
- 22 MFUSION i (R)
- AIR SPEEDER
オリジナル カーボンシャフトの印象は
22 MFUSION i (R) は、中ほどを中心によくしなり、球が上がりやすい軽量カーボンです。
ドライバーのヘッドスピードが36~39m/sぐらい。
AIR SPEEDER は、軽くてよくつかまる非力なゴルファー向けの超軽量カーボンです。
ドライバーのヘッドスピードが34~37m/sぐらい。
「USモデル」が急な円高で安くなりました!
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメッリットがあります
- 球が上がらない悩みを解消したい
- 払い打ちするタイプ
- 操作性よりも安定感を重視する
- ヘッドスピードは平均以下
- 打感は気にしない
こんな人にはデメリットも
- 球の高さを抑えたい
- ヘッドスピードが平均以上
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JPX925 HOT METAL HL アイアンの競合モデルは
これらのモデルが比較対象になります。
MIZUNO(ミズノ) JPX 925 HOT METAL (ホットメタル) アイアン 2024年モデル をじっくりと試打しました。払い打ちでも高く上がり、キャリーで距離が出る。オフセンターのロスが少なくて曲がらない。つかま[…]
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前作との違い・進化した点
JPX923 HOT METAL HL アイアンの後継モデルになります。比較すると、
・オフセンターの寛容性が一段階アップした
・タングステンウエイトが内蔵された(5~7番)
・さらに球が上がりやすくなった
・フェース最薄部は、前作と比べて約30%(0.55mm)薄肉化された
JPX925 ホットメタルHL アイアン の口コミ
球が上がりやすくて打ちやすいです。850GH neoぐらいのスチールが標準で欲しいです。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
今回のJPX925シリーズの中で一番やさしいです。よく弾く打感も好感が持てました。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
球が上がるってことは何よりやさしいですね。これなら非力なゴルファーが楽にプレーできますね。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報 (スペック)
引用:ミズノ 公式ホームページ
メーカー | MIZUNO (ミズノ) |
商品名 | JPX 925 HOT METAL HL(ホットメタルHL) アイアン |
番手(ロフト/ライ角/長さ) |
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ヘッド素材 /製法 | 【5~7】 本体:ニッケル・クロムモリブデン鋼 /精密鋳造 キャビティ部:タングステンウエイト 【8~SW】 ニッケル・クロムモリブデン鋼 /精密鋳造 |
仕上げ | ニッケルクロムメッキ・ホワイトサテンブラッシュ・ミラー仕上げ EF・TPE 複合バッジ(5~8) EF・ABS複合バッジ(9~SW) |
グリップ | ゴルフプライド ライトラバーグリップ |
シャフト/価格 |
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まとめ
ミズノ JPX 925 HOT METAL HLアイアン 2024年モデルは、ヘッドスピードが遅めでも、よくつかまって、気持ちいい高弾道になります。
ロフトは立っていないが、球が上がりやすいから、とにかくやさしい。
非力なゴルファーが打つと、飛び系アイアンよりも平均飛距離がアップするかも。
アイアンが上手くなったような気分にさせてくれる実に打ちやすいアイアンです。
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