Titleist (タイトリスト) GT4 ドライバー 2024年モデル をじっくりと試打しました。
分厚くて心地いい極上の打感。
芯で捉えればトップレベルの飛び。
操作性は文句なし。
そして、よりコンパクトヘッドのメリットが感じやすくなっている。
430ccじゃなきゃ味わえない気持ちいいターンでしっかり捕まえられる。
前作(TSR3ドライバー)よりも小顔のメリットを感じさせてくれる味付けが濃くなっていました。
とにかく小顔で叩きたい。重心距離の短いコンパクトなヘッドが好きな上級者におすすめです。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その試打評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
GT4ドライバー
/2024年8月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10°
【シャフト/価格】
・TENSEI 1K BLACK 65 (S) 45.5インチ/¥107,800(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 芯の分厚さを感じさせる極上の打感
- 小顔ならではの動きやすさ
- 芯でヒットすればぶっ飛ぶ
気になった点もあります
- シャフトが1種類のみ
安い!
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GT4ドライバー の評価【9.1/10】
【構えやすさ】9.0
430ccのコンパクトヘッド。トゥ側後方にボリュームがあり、洋梨っぽい造形。フェースのバルジもしっかり確認できる。
どんな弾道を打つのか、イメージしやすい顔です。
コントロールしながらピンポジに対して攻めやすい位置に第一打を運びたくなるトップアスリート好みの顔です。
【飛距離性能】9.0
試打1日目に「10°× TENSEI 1K BLACK 65 (S)シャフト」を使用した時の平均的な測定値です。
芯でヒットするとぶっ飛びます。ドローボールが超低スピンになり、トップクラスの飛距離に。
芯を外した時のロスはある。ミスがミスになりがち。平均値はちょっと下がります。
下記の表は、試打の2日目に 9°×TENSEI 1K BLACK 65 (S)シャフトを使用して、トラックマンで測定した平均値です。
GT4 ドライバー | 9°×TENSEI 1K BLACK 65 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 47.1m/s |
ボール初速 | 66.7m/s |
キャリー | 243.4y |
トータル | 265.3y |
打ち出し角 | 12.0° |
バックスピン | 1,939rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.42 |
試打データから解った事
①超低スピン
②一発の飛びはGT3と変わらない
③叩いたら叩いただけ距離が上がる
④オフセンターのロスはある
⑤操作性がいい
芯で捉えればぶっ飛ぶが、オフセンターのロスがある。高い確率で芯で捉える腕が欲しい。
ピードリング VFTフェース
センターヒット時のボールスピードを最大化させ、オフセンターヒット時においても飛距離ロスを最小限にします。
次世代のエアロダイナミクス
空気力学によるヘッド形状が、空気の流れを最適化。ヘッドスピードを向上させます。
豊富なシャフトでカスタム
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【弾道の高さ】8.0
低スピンの中弾道。
出球は低めだが、ドロップするほどの手強さではない。10°なら平均ぐらいのパワーがあれば上がります。ただし9°は結構低め。
デュアル スピン コントロール設定
GT4 のSureFit®️ CGウェイトは、ソールの前方と後方の2か所に設置。ウエイトの変更で弾道の高さとバックスピン量が調節できます。
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【つかまり】9.0
思い通りにターンするからつかまえたい時にはしっかりつかまる。
前作よりもローテーションがスムーズになった印象。
ただし、ちゃんと前傾姿勢が保てる上級者レベルのスイングが必要になる。
身体が起き上るとプッシュになりやすい。
【操作性】10.0
自分の意思が伝わりやすい。フェースの動きが操作しやすい。
【打感】10.0
よくたわみ、芯の分厚さが感じられる極上の打感。
打点やスピンの入り方などの情報が手に伝わるから、ミスショットの分析がしやすい。
【やさしさ】7.5
私は、前シリーズのTSR3を購入した時にTSR4とどちらを買うのかで迷ったが、今回は、ターゲット層がしっかりと分けられた印象。
小顔のメリットを活かしながらのコントローラブルな味が濃くなった。
よりコンパクトヘッドのメリットを感じやすくなっている。
GT3ドライバーが完璧なまでに進化した。となると、小顔でしか味わえない部分を前面に出すしかない、そんな意図を感じます。
寛容性が無い訳ではないが、そんなことは期待せず、フェースローテーションさせながらつかまえて飛ばしたい。そんな層が意外に多い。
どっちつかずではなく、キャラの違いが鮮明になった。
圧倒的にGT3の方が使い勝手がいいだろうが、小顔好きに対する満足度が一段階上がっている。とにかく小顔で叩きたい、重心距離の短いヘッドが好きなゴルファーに絞られている。
小顔が好きなパワーがある上級者におすすめです。
【総合評価】9.1/10
【構えやすさ】9.0
【飛距離】9.0
【弾道の高さ】8.0
【つかまり】9.0
【操作性】10.0
【打感】10.0
【やさしさ】7.5
カーボンシャフトの印象は
TENSEI 1K BLACK 65 (S)
重量感があり、先の動きが抑えられ、手元側の粘りでしっかり叩ける。低スピンの高初速。
(S)で44m/s~ぐらい。
円高で安い!
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GT4ドライバー をオススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- コントロール性を重視する
- 思い通りにフェースローテーションさせたい
- 低スピンで飛ばしたい
- ヘッドスピードが速い
- 上級者
こんな人にはデメリットも
- ミスに寛容なドライバーが欲しい
- 平均以下のヘッドスピード
- 中級以下
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Titleist (タイトリスト) GT3 ドライバー 2024年モデル をじっくりと試打しました。ヘッドが走り、フェースが強烈に反発する。気持ちいいターンがボールをしっかりつかまえて、ビッグドライブになります。私は前作[…]
GT4 ドライバー の競合モデルは
これらのモデルが比較対象になります。
- キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE ♦♦♦ S ドライバー
- ヤマハ RMX VD/R ドライバー
- ブリヂストン B-Limited 415 ドライバー
前作との違い・進化した点
・先代モデル(TSR4ドライバー)と比較すると、さらに低スピンになった
・打感が改善された
・操作性がアップした
・オリジナルカーボンシャフトが廃止された
タイトリスト GT4ドライバー の口コミ
全然当たりません。私のレベルではムリでした。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
ターンしやすくてドローが掛かりやすいですが、ミスに寛容ではありません。テンセイ・ブラックは私にはハードです。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
芯でヒットした時の飛距離はGT3と変わりません。なんと言っても特徴は操作しやすい小顔です。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
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商品情報 (スペック)
メーカー | Titleist (タイトリスト) |
商品名 | GT4 ドライバー |
ロフト |
|
ライ角 | 58.5° |
体積 | 430cm3 |
素材 | チタン |
製法 | 鋳造 |
シャフト/価格 | TENSEI BLACK 1K 65 (S)/¥107,800(税込) |
グリップ | Titleist Universal 360 |
まとめ
タイトリスト GT4 ドライバー 2024年モデルは、極上の打感と最高の操作性があり、芯で捉えればトップレベルのぶっ飛び性能があります。
気持ちいいターンでしっかり捕まえられ、小顔のメリットを感じさせてくれる味付けが濃くなっていました。
とにかく小顔で叩きたい。重心距離の短いコンパクトなヘッドが好きな上級者におすすめです。
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