Titleist (タイトリスト) GT2 Fairway Metal フェアウェイメタル(フェアウェイウッド)をじっくりと試打しました。
芝の上から打ちやすい。
よくつかまり、方向性が素晴らしい。
新採用のLカップフェースはフェース下部でよく反発してオフセンターのロスが軽減されているのが最大のポイント。
トップクラスの飛距離性能、シャープな顔、心地いい打感。伝統がしっかりと引き継がれている。
抜群の安定感があり、やさしく狙えるフェアウェイウッドです。前作(TSR2フェアウェイウッド)は進化が乏しかったが今回はしっかり進化しています。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その試打評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
GT2 Fairway Metal(フェアウェイ メタル)
/2024年8月発売モデル
【ロフト】
・15°
・16.5°
・18°
【シャフト/価格】
・TENSEI 1K BLUE 55 (S) /¥66,000(税込)
・Project X Denali Red 50 (5.5)(5.0) /¥66,000(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 地面から上がりやすい
- トップクラスの飛距離性能
- 方向性がいい
気になった点もあります
- 価格が大幅にアップした
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GT2フェアウェイウッド の評価【9.3/10】
【構えやすさ】9.5
伝統を受け継いだ癖のない見事なまでに美しい顔。
15°、16.5°は地べたから上がってくれそうな安心感がある。18°はコンパクトでシャープな顔立ち。
【飛距離性能】9.5
試打1日目に「18°× Project X Denali Red 50 (5.5)シャフト」を使用して、ドライバーのヘッドスピードが43~44m/sぐらいをイメージして振った時の測定値です。
上空でグイグイ伸びて、打った感触よりもよく飛んでくれる印象。キャリーが予想よりも5~10ヤードぐらい先に着弾する。
下記の表は、試打の2日目に TENSEI BLUE 1K 55 (S)シャフトを装着して、トラックマンで測定した平均値です。
GT2 フェアウェイメタル | 18°×TENSEI BLUE 1K 55 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 41.0m/s |
ボール初速 | 59.9m/s |
キャリー | 208.1y |
トータル | 222.2y |
打ち出し角 | 14.5° |
バックスピン | 3,834rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.46 |
試打データから解った事
①高初速でよく飛ぶ
②フェース下部の反発が強い
③打ち出し角が高い
④スピン量は標準レベル
⑤出球の方向に安定感がある
トップ気味でもキャリーが出てくれる。直進性が高くて同じようなエリアに着弾する。
鍛造 Lカップ フェース
弾力性の高い鍛造465ステンレススチールの採用でより速いボールスピードを実現し、オフセンターヒット時でのボールスピード低減も抑制する。
豊富なシャフト
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【弾道の高さ】9.0
芯を喰ってもそこまで高く上がらないが、トップ気味でもナイスショットと変わらない高さになる。
安定感のある高さです。
15°、16.5°は平ぺったい構造。地べたから打ちやすい。
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【つかまり】9.0
スイングのタイプによってつかまり具合が変わる。
ターンは控えめ。ローテーションさせなくても、上げて下ろすだけで直進方向にオートマチックにつかまえてくれる。
インサイドアウトに振るとフェースが戻らずにプッシュになりやすい。
【操作性】9.0
曲がり過ぎない範囲で安全に操作できます。
【打感】9.5
音も打感も素晴らしい。
やや弾き感があるが、それも悪くない。たわみも感じられる。
【やさしさ】9.0
13.5°、15°、16.5 °は投影面積が大きい平ぺったいヘッドで低スピンの強弾道になる。
18°、21°は投影面積が小さめのヘッドでスピンが掛かりやすくてキャリーでグリーンが狙える。
役割分担がしっかりと出来ています。
ただし、どの番手も共通しているのは、Lカップフェースのフェース下部でよく反発して、地べたから打ちやすい。
そして、つかまり過ぎない範囲でしっかり捕まえて、方向性が素晴らしい。
前作と比べるとオフセンターのロスが随分軽減された印象を受ける。
方向も、距離も、大体同じような結果になってくれます。大きなミスが出にくい。
前作(TSR2フェアウェイウッド)と比べるとフェースの広範囲で弾きます。
試打の感想を単純に表現すると、「ずいぶん楽になったな」って感じ。純粋に打ちやすいです。
歴代モデルの延長線上にあるのは間違いない。前作は進化が乏しかったが今回はちゃんと進化が確認できた。良くも悪くもタイトリストというブランド力が、難しそうに感じさせてしまうが、これは本当に打ちやすいです。
【総合評価】9.3/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】9.5
【弾道の高さ】9.0
【つかまり】9.0
【操作性】9.0
【打感】9.5
【やさしさ】9.0
カーボンシャフトの印象は
今回のGTシリーズにはタイトリストとしてのオリジナルのカーボンシャフトがありません。
2種類のベースシャフトはどちらも打ちやすい。ドライバーの重量やヘッドスピードなどに合わせて選ぶだけでいい。
- TENSEI 1K BLUE 55 (S)
先がしっかりして暴れない。吹け上がらず、弾道が強い。コンタクトしやすいシャフト。
(S)でドライバーのヘッドスピードが42〜47m/sぐらい。 - Project X Denali Red 50(5.5),50(5.0)
中から先にかけて適度なトルクがあり、ミートしやすくてつかまえやすい。地べたから球が上がりやすい。
50(5.5)でドライバーのヘッドスピードが41〜45m/s、50(5.0)で39〜42m/sぐらい。 - TOUR AD DI-6(S)
- TOUR AD VF-6(S)
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GT2フェアウェイウッド をオススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 弾道のバラツキを減らしたい
- フェース下部でも上がって欲しい
- ある程度スイングが安定している
- ヘッドスピードは平均前後、またはそれ以上
こんな人にはデメリットも
- 積極的にヘッドをターンするタイプ
- 非力なゴルファー
- 初級者
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GT2 フェアウェイウッド の競合モデルは
これらのモデルが比較対象になります。
- テーラーメイド Qi10 フェアウェイウッド
- コブラ DARKSPEED X フェアウェイウッド
- キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE MAX フェアウェイウッド
- ピン G430 MAX フェアウェイウッド
前作との違い・進化した点
・先代モデル(TSR2フェアウェイメタル)と比較すると、オフセンターのロスが軽減された
・Lカップフェースが採用された(フェース下部の反発が上がった)
・飛距離性能が上がった
・オリジナルカーボンシャフトが廃止された
タイトリスト GT2フェアウェイウッド の口コミ
5Wは顔が小さいので不安でしたが、打ってみると打ちやすいです。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
特にやさしい感じはしません。つかまりにくくて右のミスが多かったです。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
5Wはスピンが掛かかります。3Wはしっかりつかまって球が強いからよく飛びます。2本欲しいです。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
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商品情報 (スペック)
メーカー | Titleist (タイトリスト) |
商品名 | GT2 Fairway Metal(フェアウェイ メタル) |
[ロフト] ライ角/体積/シャフト長 |
|
素材 | ステンレス |
製法 | 鋳造 |
シャフト/価格 |
|
グリップ |
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まとめ
タイトリスト GT2 フェアウェイメタル(フェアウェイウッド) は、トップクラスの飛距離性能があり、芝の上から打ちやすくて、方向性が素晴らしい。
フェース下部でよく反発してオフセンターのロスが軽減されているのが最大の改善ポイント。
シャープな顔、心地いい打感などの伝統がしっかりと引き継がれている。
抜群の安定感があり、やさしく狙えるフェアウェイウッドです。
安い!
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